アドバイスにあたり、自分の状況説明から。
自分は質問者様とはちょっと違い、
教授からのパワハラでの不登校⇒大学中退
自主勉強⇒国立大学合格
現在は雑多に教育に関わるシゴトをしております。
結論から書きますと、
一人での高校受験は可能です。
>>私は中学2年生で不登校です。夏休みがあけたら、最低限隔離された状態での登校を希望しています。
>>自主勉強が基本になると思うで、効果的な勉強の仕方を教えて下さい。
効率良く……は後で考えてください。
ある程度勉強をしたら自分なりの効率の良い勉強の仕方が分かってくるはずです。
なので、効率はよくなくても勉強を量できるアドバイスです。
できるだけ、『サボれる』環境で勉強しないことです。
家などでは、TVや、PC、本など、誘惑が多いです。
隔離された環境でも、先生がいらっしゃるなら監視の目があるところで、できるだけ勉強をしてください。
監視の目がなくても、図書館などのとにかく勉強せざる得ない環境に自分を置くことで勉強はできるようになります。
最初は『勉強をする体力』がないので、続かないと思いますが、意識をして、少しずつ『体力』をつけていきましょう。
>>高校受験を受けるにあたり、各5教科のどの内容を押さえておくべきが知りたいです。
公立高校受験でしたら、各5教科すべて満遍なく内容を抑える必要があります。
なので、最善の参考書は、『学校の教科書』及び、『学校の教科書レベル』の問題集です。
学校の教科書では理解が進まない、もう少し詳しく知りたいなど興味が出てきてから他の問題集には手をつけて下さい。
参考書などは、書店でできるだけ自分が『完了』できそうなものを選ぶことをお勧めします。
分厚くて説明の濃いものは、超難関高を受験する人のものだと割り切った方が、偏差値60くらいまでの高校でしたら、全然問題ありません。
一人で勉強をするのはとても大変ですが、最初に書いたように不可能ではありません。
成功を祈っています。
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ここから下は人生の先輩として、教えるシゴトをしているものとしてのアドバイス。
直接質問の回答になっていません。
>>私は中学2年生で不登校です。夏休みがあけたら、最低限隔離された状態での登校を希望しています。
不登校の原因について、何かはお伺いしませんが、パワハラの体験を受けた自分としては、『不登校児』は単にガッツがないだけみたいな言い方をされると非常に腹が立ちます。
お前はダメだ。
お前みたいな奴が日本をダメにする。
私が見た中で最低の人間だ。
そういった言葉を私は毎日一ヶ月に渡って大学の教授から言われ続けました。
(私が退学したあと、その教授は内々に処分されたようですが、もう私には関係のない話です。)
無理をして学校に通い続けましたが、限界に達し、それからマイナス思考がとまりませんでした。
実際その何年か後に重度の鬱病だと判明しました。
不登校の原因は数あって、私の場合が単純に適応できるとは全然思っていませんが、そのとき自分が不登校になり、行かなくなってしまったことも人生にとって決してマイナスではないと思います。
私はその体験があったからこそ人に優しくできる自信があります。
人生にとってマイナスでなかったと実感できるのが何年後になるのかは分かりませんが。
また、金銭的・精神的に無理がなければ、是非下記の回答にあるようにチャレンジスクールや、不登校児童のサポート行っているNPO法人などを利用してください。
中学・高校時代に人と触れ合うことは、大人になり、人と関わっていく上で大切な経験となりますし、ひとりで頑張っていると、どうしてもつらくなる瞬間が何度もあります。
仲間が回りにいることで、一人でやるよりも『効率よく』勉強ができるチャンスが多くなります。
また高校も色々ありますので、質問者様の一番良い高校を是非チョイスして見てください。
長文になりましたが、貴方の人生にとって最良の選択をされるように祈っています。
お礼
回答者様、詳しいアドバイスとても参考になりました! 参考書はどれが自分に適当か、迷っていました。分厚い内容をやり遂げるのは、やはり困難ですよね。初めのうちは易しい本を選びとっていきます。 また、私の周囲は『サボれるもの』で溢れています…(汗。実は、皆様の助言もあり別室登校を両親と決定しました。学校では十分に勉強出来るように、せめて保健の先生に『監視の目』を付けてもらおうかなと思います。 また、勉強をする際も長く机に向かえるように意識していきます。 回答者様は『パワハラ』が不登校の原因でしたのですね…。苦しかったことを書いてまで、今後のアドバイスを頂き本当にありがとうございます。私の不登校の原因は、単純に『いじめ』でした。中学校の生徒達は、少しのすれ違いで関係が悪化していくのですね…。初めは耐えられたのですが、典型的に加速していき心が折れました。 でも、回答者様のようにだからこそ人に優しくできる人間になりたいです。また、人とも触れ合う機会を増やしていきます。 とても、心ある文で感動しました。今後に役立てていきます。他の回答者もありがとうごさいました。