こんにちは~。最近はちょっと推理小説から離れているので少し昔のものになりますが・・・
シャンティ教授シリーズ(シャーロット・マクラウド著,創元推理文庫)
『にぎやかな眠り』から始まる片田舎の大学都市を舞台としたシリーズ。主役の探偵役はパラグラヴァ大学で農業を教えるシャンディー教授とその婦人。そこここにユーモアが溢れる作品です。シリーズ中で一番好きなのは『蹄鉄ころんだ』かな?
クッキングママ・シリーズ(ダイアン・デヴィット著,集英社文庫)
1作目は『クッキング・ママは名探偵』で,10冊くらいが文庫化されています。デンバーでケータリング業を営むママさんが探偵役。(旦那様は警察官)でも,カッコイイ探偵ではなく,反抗期真っ盛りの子育て等に悩むところが普通の推理小説とは違ってる。また,1冊に3~4位の料理レシピが付いてるのが面白いです。
シャーロック・ホームズの愛弟子シリーズ(ローリー・キング著,集英社文庫)
引退して養蜂をしている老ホームズと,彼に鍛えられ名探偵へと成長していく15歳の少女のコンビ探偵もの。ホームズ好きならおもしろいんじゃないかな?
エラリィ・クイーン・シリーズ(エラリィ・クイーン著)
NY市警の警視を父親に持つ作家エラリィ・クイーンを探偵役に繰り広げるシリーズもの。またシリーズのなかでも「国名シリーズ」なんていうのもあります。著者は,フレデリック・ダネイとマンフレッド・リーの従兄弟同士合作のP.N。中でも好きなのは「フランス白粉の謎(=フランスデパート殺人事件)」「シャム双子の謎」「九尾の猫」あたり。
ヘンリー・メリヴェール卿シリーズ(カーター・ディクスン=ジョン・ディクスン・カー)
体重数百キロで,禿頭のメリヴェール卿の探偵話。口は悪いけど女性にはひたすら紳士の愛すべきキャラクター。
ピーター卿シリーズ(ドロシー・L・セイヤーズ著,東京創元社)
デンヴァー公爵家次男のピーター・ウィムジィが探偵役を務める19世紀の英国貴族の生活を垣間見ることのできる作品。もっとも嫡男ではなく,変わり者と言われるので貴族生活とはちょっと違うか?(笑)
と,こんなところでしょうか?
参考URLはいろいろなミステリーを詳しく紹介してくれるサイトです。主役探偵のプロフィールなんかもあるのでご一読あれ。
お礼
クッキングママシリーズ、気になっていたんですが、色物かなぁ~となかなか買う決心がつかなかったんです。今度は買います!URLも面白く参考になります。ありがとうございます。