>花王やサンスターというメーカーの製品で、78円とか98円。
そういう製品は「戦略商品」という位置づけです。品質はそこそこで値段はうんと安くなっています。自社製品のシェアを拡大するための商品で、コスパは高いです。味、香りに不満が無ければ、そのような製品で十分だと考えていただいて結構です。安くなるのは最大公約数の顧客を想定し、大量生産しているからです。生産ラインを作って大量に生産すると、そのコストは限りなく原材料費に近づき、安くすることができます。
この様な「戦略商品」は歯磨きに限りません。家電製品、食品など幅広く存在します。今朝散歩してきたスーパーではレトルトカレーのカリー屋カレーが1個78円で売られていました。(今日は特に安いみたいで、普段は100円くらいです)ところが高いレトルトカレーですと1個500円以上します。食べ較べてみたことがありますが、高いものは香り、味が良く、肉もゴロゴロ入っています。しかし値段の開きだけ品質が良いと言えるかどうかは主観的なものです。栄養的には安いレトルトカレーと卵1個食べた方が良いくらいだと思います。
歯磨きに戻りますと、この安い「戦略商品」でも基本はちゃんと抑えています。歯磨きとしての機能はちゃんとあるとお考えください。歯磨きは高い安いよりちゃんと正しい磨き方をしているかどうかが大切です。高いものを使うかどうかは個人の好みです。お金には代えがたい魅力があれば高いものを使えば良いでしょう。
ということで、一度安いものと高いものを使い較べて自分で納得できるものを使うのが良いと思います。日本の大手メーカーの物であれば、安いから粗悪というわけではありません。
話が変わりますが、そもそも歯磨きペーストというのは使わなくても良いものらしいです。歯科医によっては使わないよう指導する人もいます。そんなことも念頭に置かれてはいかがでしょうか。
お礼
どうもありがとうございます。 大変よく解りました。