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おすすめのUSBオーディオインターフェースを教えてください
- パソコンで良い音で音楽を聴きたい方には、USBオーディオインターフェースがおすすめです。
- ノイズを無くし、ヘッドホンとマイク入力を1つずつ使用できるUSBオーディオインターフェースを探している方には、予算2万円前後の製品が適しています。
- 高品質な音楽再生を求める方には、数万円以上のUSBオーディオインターフェースがおすすめです。値段によって音質も変わります。
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>> 「原音に忠実で音質が良い」を条件で1~2万円前後のUSB DACでどれがお勧めですか? // なかなか難しい問題です。 回答No.3で書いた通り、いわゆるUSB DACの場合は「余計な部分をバイパスする仕組み」に対応していないものが少なくありません。Macの場合はあまり問題になりませんが、Windowsだと常に問題になります。バイパスしない場合は余計な処理が入るため、信号が変化してしまうという意味で、およそ「原音に忠実」ではなくなります。 具体的には、ASIOや(Windows Vista以降では)WASAPI排他モードというのが「バイパスする仕組み」です。RAL-2496HA1はOS標準ドライバで動作するため、ASIOは利用できませんが、ASIO4ALLというソフトを使えば擬似的にASIOを利用できます。ただ、安定性などの面でトラブルも少なくないようです。 もっとも、これも先述の通り、ソフト側も対応している必要があり、たとえばiTunesやWindows Media Playerなどは対応していません。この辺りが難しいところで、初心者には非常に敷居が高い状況です。 また、余計な処理が入ると言っても、聞くに堪えない音になるという訳ではありません。そういう意味では「知らない方が良かった」類いの話とも言えます。ですから、この点には目をつぶってRAL-2496HA1とiTunesを使う、という選択肢も十分にあり得ます。 >> 1~2万円前後のオーディオインターフェースよりも1~2万円前後のUSB DACの方が音質が良いのでしょうか? // これも難しい話です。 2万円程度のオーディオI/Fだと、プロがプライベートで曲のアイデアを録音したりするくらいなら「まあ許せるか」という音質のものもあります。客がプロや、それなりに良い音で録音したいと思っている素人なので、あまり誤魔化しがききません。しかし、安物の中にはかなりひどい音の製品もあります(まあ音質を期待するような値段でもないのですが)。 USB DACはオーディオ機器であると同時にパソコン周辺機器でもありますが、パソコンに関する知識・技術のないメーカーも少なくありません。そのため、家庭用ではこれまで蓄積してきたブランド力に物を言わせて売っているようなメーカーも少なくありません。しかし、この両面について深く追求した製品を出しているメーカーがあるのも事実です。 結局は、いずれにせよ「ものによる」というのが答えになってしまいます。 >> USB DACは余計な機能が付いていないので、オーディオインターフェースよりも安い値段で高音質なものが売られているのでしょうか? // 上で書いた通り、USB DACには「DTM用・業務用なら対応しているべきASIO」に対応していないものも少なくありません。そういう意味で、音質に決定的に影響する機能を備えていないとも言えます。しかし、同時に、「ASIO対応のデバイスならASIO対応のソフトで使わないと意味がない」という面もあるので、ユーザにとっては面倒が増える部分でもあります。 また、家庭用だとブランド料が無駄に高い(つまり値段の割に音が悪い)と思えてしまう製品も見かけます。 RAL-2496HA1は、300Ωなどのインピーダンスの高いヘッドフォンは苦しいですが、値段を考えると良い(ナチュラルな)音だと思いますし、技術的にももともとパソコン周辺機器の有名メーカーできちんとしているので、最初の1台としては良いと思いますよ。
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- Yorkminster
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>> マイクはスカイプなどで使用するくらいなので録音はしません。ただノイズが無くて良い音質で音楽を聴きたいだけなのです。 // ああ、なるほど。むしろオーディオ(リスニング)用途という訳ですね。 そうすると、けっこう話が変わってきます。 第1に、Skypeなどのチャット/TV会議向けのマイクは、エレクトレット型マイクというものが大半です。これは、レコーディングなどに使われるマイクとは全然別の種類で、これまで紹介してきたようなDTM用のオーディオI/Fでは使えないのが普通です。いいかえれば、 (1) すでにお持ちのマイクを使いたいのであれば、これが使える製品(一般的な家庭用の製品も含めて)を探す必要があります。そのため、マイクの種類(メーカーや型番)が問題になります。 (2) マイクも別途購入するのであれば、DTM用のオーディオI/Fに見合ったマイクを選ぶ必要があります。なお、チャット程度でも音質的にはこちらの方が良いですが、ちょっと仰々しいでしょう。 第2に、リスニング専用であれば、いわゆるUSB DACが簡便です。もっとも、2万円程度の価格帯だと本格的なものは多くありません。たとえばWindowsの場合、様々なソフトが発した音声は全てWindowsがいったん集約して、ミックスした後、デバイスに送り出します。この過程で変換が行われるため、音質が変わってしまいます。 つまり、Windowsをバイパスして、音声を扱うソフトとデバイスとを直結すれば音質向上が図れる訳です。そのためには、ソフトも、デバイスも、そういう「バイパスする仕組み」に対応していなければなりません。家庭向けの2万円程度のサウンドデバイスでは、こういった仕組みに対応していないことが少なくありません。 もっとも、だからノイズが乗るといったことはありません。比喩的に言えば、「下」から「並」にステップアップすることはできるけれども、「並」から「上」へと音質向上を追求しようと思ったときには越えられない壁がある、ということです。 そうすると、 (1) たとえば既存のマイクがエレクトレット型の場合、ONKYOのSE-U55SX2辺りが考えられます。ただし、エレクトレット型マイクにはプラグインパワーという仕組みが必要ですが、SE-U55SX2のマイク入力端子がこの仕組みを持っているかどうか、取扱説明書を見てもよく分かりません(いかにやる気がないか見えてしまいます...)。1世代前のSE-U55SXはプラグインパワーのようですが、メーカーに直接確認した方が良いでしょう。 あるいは、マイクはオンボード(パソコンに直挿し)で使うことにして、本気で音楽を聴きたいときだけUSB DACを使う、といった方法も考えられます。これであれば、たとえばRATOCのRAL-2496HA1なども良いでしょう。 (2) の場合だと、たとえばAUDIOGRAM 3(6である必要はないでしょう)と、マイクとしてBehringer XM8500辺りが考えられます。ただ、AUDIOGRAMシリーズもマイク入力の仕様が必ずしも明らかではありません(XM8500との組み合わせで十分な音量が得られるか不確か、ということ。たぶん大丈夫ですが)。安いところでは、ほかにTASCAM US-144Mk2などでも良いでしょう。
お礼
ありがとうございます。 恥ずかしながら今までUSB DACの存在を知りませんでした(笑) リスニング用途のみの場合もオーディオインターフェースを使用するのだと思っていました。 マイクの音質はこだわらないので、マイクはパソコンに直挿しにして、リスニング用途のみのUSB DACにします。 その場合、回答者様はRATOCのRAL-2496HA1をおすすめして下さりましたが、「原音に忠実で音質が良い」を条件で1~2万円前後のUSB DACでどれがお勧めですか? また、今まで紹介して下さった1~2万円前後のオーディオインターフェースよりも1~2万円前後のUSB DACの方が音質が良いのでしょうか? USB DACは余計な機能が付いていないので、オーディオインターフェースよりも安い値段で高音質なものが売られているのでしょうか?
- Yorkminster
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>> AUDIOGRAM6は一番安価ですが、音質がいまいちそうなので // スペック的には16bit/48kHz止まりなので安物と変わりませんが、実際に音を聞く限りは悪くありませんよ。音響調整のされた部屋で、きちんとセッティングされたマイクなら差が出るかも知れませんが、素人が普通の部屋で録音するくらいだと、まず分からないでしょう。 >> ローランドのUA-55かTASCAMの新製品US-366にしようと思います。この2つはどちらが音質が良さそうかまだ分かりませんか? // US-366は未発売で、実機の音が分からないので、何とも言い兼ねます。 メーカーの一般的な印象ということで言うと、Rolandは何事につけて無難という感じです。良くも悪くもフツーの音なので、安心は安心ですが、一瞬聞いただけでは地味なのでインパクトには欠けるでしょう。xxx-CAPTURE世代になって、マイクプリを始めとする比較的大きな変更があって、従来よりもクリアな音になったと思いますが、それを誇張した感じがないのが美点でしょう。 TASCAMも日本の業務用音響機器の大手ですが、オーディオI/Fに関しては「安くてまあまあ使える」という感じでした。やや荒っぽくて薄っぺらい音、微妙に使いづらい操作性など難点がない訳ではない一方、価格が競合商品より安いので最初の1台として適していました。US-366(とUS-322)も1万円台でDSPミキサ/エフェクト搭載なので、かなり安いと言えます。 音を聞いてみないと分からない部分は多いですが、Rolandの方が扱いは楽でしょう。DSPミキサ/エフェクトは便利ですが、初心者には分かりにくい(つまずきやすい)部分でもあります。 ただ、Rolandの方はバンドルソフトがSONAR LEなので、Macでは使えません。TASCAMはCubase LEなので、WIndows、Macを問わずに使えます。この辺りも考慮要素にすると良いでしょう。
お礼
度々詳しく教えて下さってありがとうございますm(__)m マイクはスカイプなどで使用するくらいなので録音はしません。 ただノイズが無くて良い音質で音楽を聴きたいだけなのです。 AUDIOGRAM6もUA-55も大して音質は変わりませんか? それなら安いのでAUDIOGRAM6を買おうと思いますが。
補足
それと、AUDIOGRAM3とAUDIOGRAM6は音質は同じでしょうか? 何度もすみませんm(__)m教えてください。 音質が同じでしたら音楽を聴くためだけに使用するのでAUDIOGRAM3を買おうと思います。
- Yorkminster
- ベストアンサー率65% (1926/2935)
>> どこのメーカーが有名で優れているとかありますか? // 初心者であれば、Roland、TASCAM、YAMAHA (Steinberg) の3社でしょう。絶対的に良いという意味ではなくて、(1)国内メーカーなのでサポート体勢に不安がないこと、(2)ユーザが多いこと、(3)実用に堪える音質(悪くはないという意味であって必ずしも「良い」訳ではない)、(4)比較的低価格(特にTASCAM)といった理由で、初心者に適しています。 具体的に言うと、RolandであればQUAD-CAPTUREなら悪くないでしょう。TASCAMは新製品(US-322、US-366)が発表されたばかりで、間もなく発売になる予定なので、これ(のレビューなど)を待ってからでも良いでしょう。YAMAHAブランドならAUDIOGRAMシリーズ、SteinbergブランドならCIシリーズやURシリーズですね。 >> 値段によって何がどのくらい違うのかも教えてください。音質も全然変わりますか? // だいたい2万円台から上であれば、音質面で劇的な差はないといって良いでしょう。マイクの違いであったり、マイクセッティングのテクニックであったり、部屋の防音・反響対策であったり、といった部分の方が大きな問題になるくらい、オーディオI/F自体の音質の差は小さいと言えます。 価格の差は、主に、(1)入出力数の多さ、(2)DSPミキサやDSPエフェクトなどの機能面での差、(3)入出力端子の種類の豊富さなどによって生じます。もちろん、音質面で差がない訳ではありません。たとえば、Apogee Duet 2やFocusrite Forteなどは、入出力数では2万円台の製品にさえ劣りますが、マイクプリアンプの音質やAD/DAの品質などは10万円超の製品を上回ると言って良いでしょう。 >> ただ音楽を聴くのみに使用するもので、一番高品質なものの値段はどれくらいですか? // 録音のことを考慮しないなら、いわゆるUSB DAC(あるいはUSB DDC + 単品DAC)の方が適しています。ブランドバリュー(看板料)で(無駄に)高価な製品も少なくないので一概には言えませんが、20~30万円くらいで十分と言って良いでしょう。まあ、100万円の単品DACも確かに良いのですが、客観的なクオリティの差よりは好みの問題の方が大きくなりますから。 録音も含めてだと、Metric Halo ULN-8やPrism Sound Orpheusが60万円台というのが最高クラスでしょう。
お礼
ご親切に詳しくご丁寧にお教え頂き大変感謝いたしますm(__)m とても勉強になりました。 AUDIOGRAM6は一番安価ですが、音質がいまいちそうなので、 ローランドのUA-55かTASCAMの新製品US-366にしようと思います。 この2つはどちらが音質が良さそうかまだ分かりませんか?
お礼
windows7ですし、USB DACは初心者にはややこしくて面倒そうなので、やはりオーディオインターフェースにしようと思います・・・。 何度もご親切にありがとうございましたm(__)m