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人命は地球より重い?

ダッカ日航機ハイジャック事件で福田首相が、「人命は地球より重い」と言って犯人の要求を受け入れたことは、結果的に人質を救出できたので、見事な政治判断ということになるのでしょうか。

質問者が選んだベストアンサー

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  • rmz100
  • ベストアンサー率32% (339/1047)
回答No.1

そうとは思いません。 確かにハイジャック事件にだけ限定すれば、人質の命を救えたので良かったとは言えるでしょう。 しかし、それ以降はどうなのでしょうか? ハイジャック犯達は「日本人を人質にすれば、どんな無茶な要求も通る」と考えるようになるのは明白です。 つまり、「今後日本人が人質として取られる可能性が高くなった」わけです。 国の長としては「誤った判断」としか思えません。

gtamiqa
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 >ハイジャック犯達は「日本人を人質にすれば、どんな無茶な要求も通る」と考えるようになるのは明白です。 そのような思考を、北朝鮮にも持たせてはいけないのかもしれないですね。

その他の回答 (6)

  • tauhon
  • ベストアンサー率24% (104/421)
回答No.7

こんにちは。 政治が結果責任が求められます。 また、「1000人を救うために10人を見殺しにする」判断が、時に政治家には求められてもいます。 そこで回答ですが、福田首相の決断は「ひとつの回答」です。後から判断するのは簡単です。結果としては「日本はテロリストに屈する国」という批判はありましたが。必要なのは「批判」ではなく「議論」でした。 「今後どうするのか」について国民的議論(そんなものがあればですが)が必要です。 「もし自分の家族が人質になっても、テロリストとは交渉の余地はない」と多くの国民が考えるなら、それでいいでしょう。しかしダッカ事件の当時は「人の命は重い」という考えが日本にはありました。何度も言いますが後から批判するのは簡単ですが、福田首相の決断は日本の世論を考えてのことだったです。それはそれで「正解」だったと私は考えます。

gtamiqa
質問者

お礼

回答ありがとうございます。

  • netcatme
  • ベストアンサー率20% (76/371)
回答No.6

 あの行為は、諸外国からの批判を浴びましたし、世界に対する責任として、もうテロとの取引は不可能でしょう。  基本的には、テロリストへの支援を行いテロを存続させるものとされています。  ペルー日本大使館人質事件もダッカ事件をまねて日本をターゲットにしたものと言われています。その証拠に米国、ドイツが動き始めるとすぐに米国とドイツの人質を真っ先に解放しています。どちらも特殊部隊による強攻策で有名ですから。  今回のイラク拉致事件でも、テロと日本が取引したと諸外国から思われないために、もう日本は手を引くという選択肢はなくしてしまったと考えてよいでしょう。

gtamiqa
質問者

お礼

回答ありがとうございます。

  • WizAsura
  • ベストアンサー率37% (29/77)
回答No.5

 えっと、最近はやりの「士郎正宗」さんが攻殻機動隊(1巻)というマンガの欄外説明で書かれていたことに、まったく同じ疑問がありました。  そこでは、「人命が星より重いというセリフは他の全生命体を無視したおごり高ぶった考え方である」と言った感じの内容が書かれていましたね(まあ、極論なんですが)。  結論から言えば、政治的な大失敗と思われます。ハイジャック犯は、その後テロ事件を起こして、死者が出ていたと記憶していますので。  つまり人質の命を救った代わりに、テロのリスクは案外低いという幻想をテロリストに持たせ、さらに別のテロを発生させて死者をだした事になりますからね。  現在のテロ対策では、「テロリストの要求は受け入れない」というのが常識になっていたと思います。ここら辺の話は、攻殻機動隊1やアップルシード(マンガ版)に詳しく載ってますよ。  あとは「砂漠の薔薇」というマンガは対テロリスト部隊の話ですから、それらのマンガを読んでみて、テロリストの要求を受け入れる事が「見事な政治的判断」と取れるのかを考えてみましょう。

gtamiqa
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 >つまり人質の命を救った代わりに、テロのリスクは案外低いという幻想をテロリストに持たせ、さらに別のテロを発生させて死者をだした事になりますからね。 人質救出のために犯人に見返りを与えるようなことは、いかなる状況下でも、決して行ってはいけないことのようですね。

  • K-1
  • ベストアンサー率21% (832/3844)
回答No.4

政治的判断という観点からでは失敗でしょうね。 これにより人質をとれば要求が通るという前例を作ってしまったことになります。 欧米はNOといっても日本ならOKとなれば、金目当てのテロリストは日本に大挙してくるでしょう。 現在、ハイジャックという手段はほとんど使われません。 それはやっても特殊部隊に殺されるのがオチとなってきたからです。 結果、ハイジャックという脅威が一つ減ったわけで、安全性が高まったといえましょう。 これも要求に屈せず戦ったからです。 当時の日本には、そういったことが出来る部隊はありませんでした。 だったらアメリカでもイギリスでもドイツでも救援を頼めばよかったのです。 悪党には弱みを見せると図に乗るというのはどこも同じです。 ダッカ事件で開放された連中が、次世代のテロリストを生むでしょう。

gtamiqa
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 >悪党には弱みを見せると図に乗るというのはどこも同じです。 ということは、北朝鮮に対しても、決して弱みを見せてはいけないということかも知れないですね。

回答No.3

結果が良かったから”見事な政治判断”だと言えるのかも知れませんね。 しかし、もし人質は解放されず、服役および拘留中だった日本赤軍のメンバーが犯行グループの手に渡ってしまったとしたら、法治国家の根底をも揺るがす大問題に発展していたでしょう。 それに、もしこれが欧米のトップでしたら「テロには屈せず」として犯行グループの要求には絶対応じなかったでしょうし、事実、福田赳夫元首相の判断は国際的にかなり非難されました。 とはいえ、世界で唯一の被爆国である日本、人命の尊さを知っている日本人だからこその判断であったと、ある意味誇りにも思います。

gtamiqa
質問者

お礼

回答ありがとうございます。

  • cse_ri2
  • ベストアンサー率25% (830/3286)
回答No.2

以前に回答した内容をコピペします。 『テロリストに屈してはいけない?』  http://www.okweb.ne.jp/kotaeru.php3?q=730178 >テロに屈した具体例として、日本赤軍を挙げてみます。 > >日本赤軍は、1970-1980年代にテロ活動を行っていますが、 >1974年のクアラルンプール米大使館占拠事件で日本政府は >彼らの要求に屈し、投獄中の赤軍メンバーを解放しています。 > >これに味をしめた彼らは、1977年にダッカ日航機ハイジャック事件 >を起こし、メンバーの解放に加え、600万ドルもの資金 >を手に入れています。 > >これ以前にも、1974年のハーグ事件もあります。 > >このように、一度テロリストの要求に屈すると、彼らは同様 >の事件を起こし、要求をさらに拡大させるのです。 >現在では、テロリストの要求はのまないというのが、各国 >政府の共通認識となっています。 > >最近では、ペルーの日本人大使館人質事件も、上記の原則 >どおりに、テロリストの要求に屈せずに事件を解決しました。 それから個人的な補足ですが、別質問では見解の異なる回答 をしています。 『拉致問題』  http://www.okweb.ne.jp/kotaeru.php3?q=864508 これから上記の質問の続きを回答するのですが、国家と国家 の交渉となので、高度な政治判断(私なりの)を含めて考察 しています。 原則論は『テロリストには妥協しない』で、OKでしょう。

gtamiqa
質問者

お礼

回答ありがとうございます

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