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真空管アンプのトランスについて
- ボリュームのつまみ以外にもう一つつまみがあり、ダンピングファクターを調整するつまみとのこと。
- アンプには電源トランス、木枠と網で保護された謎のトランス、そしてチョークトランスと出力トランスが2個積まれている。
- 木枠と網で保護されたトランスの役割は不明で、電源トランスを2個使用している可能性がある。
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はじめまして♪ 電源系にトランスを複数用いる事。。。あり得なくは在りません。 一般的に、管球アンプでは2種から4種の電源が必用で、一つのトランスで複数の電源系回路を組める場合なら良いのですが、適した出力タプが無かったりする場合は複数のトランスで対処する事も少なく在りません。 また、多くの場合は主電源トランスの後で、整流平滑回路系に「チョーク」と呼ばれるトランスを用いて理想的な電源を構成する事が多いので、それなりに音質重視の場合は、1個で済むなら主電源のトランスが1個、チョークトランスが1個、出力段のアウトプットトランスが左右分で2個、合計4個という構成のステレオパワーアンプが一般的です。 この他に、初段管と次段管の間にトランスを用いている回路構成もあり得ます。 もしくはPP動作の為に、上下の信号分割反転にトランスを用いたり、あるいは信号入力にもトランス受けとしたり、、まぁ、とにかく、トランスを使おうと思えばいろんな部分に活用が可能ですし、いろんなケースがあると思います。 『木枠と網で保護された謎のトランス』って事は、絶縁性と防振性を考えた部分だと想像もできますので、高電圧が掛かっているけれどアースに落とせない、という中間トランスという考え方なのでは無いでしょうか? また、「ダンピングファクターを調整するつまみ」と説明された部分は、おそらくNFBの量を多少加減する部分でしょう。 楽器用のギターアンプやベースアンプなら「プレゼンス」という表記だったりするツマミだと想像出来ます。 ダンピングファクター値を低くすると、スピーカーの個性に任せっきりで、野方図に鳴らす。と言う方向に成ります。逆はアンプ側がスピーカーを制動して、在る程度スピーカーの個性を抑制する、という方向に成ります。 微妙な音の変化だと思いますので、どのように扱うかは聞いた人の判断次第でしょう。 (音量変化は大きく出ると思います、音の質的変化を感じられるかどうか、、こればかりは聞いた人の感性とか、組み合わせたスピーカー等で、大きな違いが感じられたり、変化をほとんど感じられなかったりしますので、、、) 推測出来る範囲では、私の知識では、この程度ですねぇ。 参考になれば良いのですが、、(汗)
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- adenak
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トランスが5個ですか。木枠と網で保護された謎のトランスが一個という事はインプットトランスでもないし段間(位相反転用)でもないですね。とするとヒータートランスか、出力管のスクリーン用電源(これは考え難いですが)、あるいはチョークトランスで2段フィルターにしている。又は固定バイアスならバイアス用の電源に使っている事も考えられます・・・私はこれぐらいしか思いつきません。 DF調整は昔LUX、テクニクスのAMPに採用されていたと思います。
お礼
回答ありがとうございます。
補足
ド素人の私に親切に回答をくださりありがというございます。 たぶん、どなたかの回路を参考につくっているはずですので、インターネットでいろいろと探していますが、似たものにたどりつけなかったのですが、「ヒータートランス 6BQ5プッシュプル」っと検索したら、アンプの中にヒータートランスが入っている場合もあるのですね・・・。しらなかったです。 それを外に出したのでしょうか・・・。
お礼
親切な回答ありがとうございます。
補足
作った人は、60代の人でオーディオショップのそばに住んでいる人だと言われました。 底板がないので、中身をじっくりみましたが、まぁ雑なハンダです・・・。これでよく売るなぁっという感じです。 トランスっていろいろ使われるのですね。 回路図がないのが、つらいところです・・・。 ダンピングファクターの可変っと言うのは、NFBの変化なんですね。スパークっといメーカーのとても小さい6BQ5プッシュプルアンプにもついていました。あれと同じものなのですね。 とても参考になりました!