※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:胃がん治療のESDについてお伺いします)
胃がん治療のESDについてお伺いします
このQ&Aのポイント
胃がん治療におけるESDとは何か、外科手術との違いは何かを教えてください。
幽門部のESDは難しいと聞きましたが、その理由や他の部位との難易度の違いについて教えてください。
ESDができない場合には手術をするしかないのか、そのような方便は存在するのでしょうか。
私は、5月末に毎年行っている自発的定期的内視鏡検診で潰瘍が見つかり生検の結果、幽門腺粘膜に「中分化の腺癌、潰瘍あり」と診断されました。昨年の検査からちょうど1年目です。大学病院の消化器外科へ行きCTをとりました。年齢は84歳で8年前に腹部大動脈瘤手術、4年前に気胸の胸腔鏡手術で全身麻酔手術を受けており、手術は嫌なので内視鏡治療を希望したところ、改めて内科医による内視鏡検査を受けました。複数の医師の協議の結果「外科手術が望ましいが、希望しなければ内視鏡切除でもできる」と言われ、ESDを7月初旬にやることが決まりました。ネットに色々情報がでていますが、例えば癌研のデータでは、ESDの成功率は85%で、残り15%は、癌部分を切除した後の病理検査で、癌が残っていたために手術が必要な例だと書いてあります。私の場合は、マーキングの範囲が3cmで潰瘍がありますが転移はないようです。そこでお伺いしたいのですが・・・
(1) ESDができるのに何故第一義的には外科手術を推奨と言うのでしょうか。
(2) 幽門部は取りにくいと言われましたが部位により難易度が違うのでしょうか。
(3) 本当はESDは無理だが、嫌だと言うのでESDを形だけやって、やっぱりだめだったからと手術を納 得させる方便にすることはないでしょうか。
(4) 84歳の男性が胃袋を3分の2も切除した場合、全身に対するダメージはどの程度あるのか、生き ている内に正常な食欲が戻るのでしょうか。
以上よろしくお願いいたします。 ***
お礼
Caf-caf様 ご丁寧な回答大変有難うございました。専門のお医者さんと拝察いたします。最近は、ネットに色々な情報が盛り沢山ですから、素人が生半可な知識を持つようになり、医師の皆さんはやりにくくなってきたのではないでしょうか。今回私がお世話になっている大学の付属病院も、医療訴訟が怖いと言う話を聞きました。ご回答に言われている、幽門近くの手術の難しさとか、術後瘢痕狭窄の件も、実際に治療に当たる医師から説明をうけました。しかし、対象が内視鏡治療拡大適応基準内に入っているのであれば、84歳の老人には上記のデメリットを考慮しても、胃袋3分の2を切る選択肢はないと思います。それに、医師の予定表には直近1,2か月でも予定がびっしりになっています。医師は、40代前半と見受けますが、これだけの症例をこなしている方なら経験は問題ないし、大学病院はスタッフもそろっています。最悪の場合の死亡率は2万人~10万人に1人との資料も見せて頂きました。この一人に当たったときは、それまでの寿命と思わなくてはいけないでしょう。ご親切ご回答有難うございました。(ratenfuan80)