為替の関係もあるので、単純比較は出来ないですね。一時期、1ユーロが100円近い時もありましたから、その時点で比べれば「ドイツ車って、現地でもそんなに高く無いのね」って話になります。対円(Yen)で価格を上下させているわけではありませんから、これがドイツでの一般的な価格って事になります。何もドイツの物価が全体的に高いわけではなく、あるものは高かったりある物は安かったりしますから、これもある単一のアイテムを取り出して「だからドイツの物価は高いんだ」って言うのは非常に危険ですね。例えばビール(もの凄い消費量がありますが)ですが、スーパーに行けば、日本で300円以上の物が1ユーロ以下で売ってます。これだけみたら「ドイツの物価って安いのね」ってなりますから、いかに単一アイテムでの比較が怪しいのか分かると思います。
で、ゴルフですが、、、決してドイツ人にとっても安い買い物じゃないですね。しかし、ゴルフが本当に大衆車かっていうと今ではそうでもなくてご指摘の通りあまり安い買い物でもありません。。ゴルフのブランド地位を上げようとしている節がありますね。日本のカローラやインプレッサの価格帯ですと今ではPOLOやUP、VWグループのシュコダ(SKODA)、OPELが当てはまると思います。いずれも、VWラインの廉価価格帯で売っている物ですね。ドイツに行くとわかりますが、これら廉価帯の車が相当走っています。
そんなわけで、決してドイツ人がお金持ちってわけではなく、貧乏で中古車ばかり買ってるわけでもなく。ちゃんと廉価価格帯の車が用意されているだけですね。