>ツイッター等で「授業参観での保護者の私語がうるさい」という発言をよく見かけます。
どのくらいの頻度なのでしょうか…。
もう、この数年、SNSの中でもTwitterは、その情報伝播力に反して、情報の信憑性が非常に薄くなってきていますので、Twitterで流れている「個人的な(主観による)つぶやき(一方的な主張)」には疑いを持った方がいいかと…。
「あら、この問題すごく難しいのに、◯◯さんのお子さん、正解なんてすごいですね」
「いえいえ、どうも…適当に答えたら当たったんじゃないですか(苦笑)」
…というのを、保護者同士で小声で話しているのを隣にいた保護者(自分の子供は不正解)が聞けば、不愉快になり
「いま授業参観です。っていうか他の保護者の私語がうざい、うるさくて子供が授業に集中できていない」…とつぶやくかもしれませんし。
…授業参観中に携帯やスマートフォンをいじっている親ってのもDQNの極みだと思います。また帰宅後にツイートしているとしても、なんて言うか・・・根暗なのか暇な人ですね、っていう感じ。
本当に保護者の私語が気になるなら、学校側に伝えるべきことなのに、Twitterって…。
さて、前置きが長くなってしまいましたが、学校によって違いもあるかと思いますが、最近の授業参観は、作文の発表や理科の実験といった、かなり親向けにカスタマイズドされた授業が多く、普通の授業を黙って親が聞いているものでもないでしょう。
ですから、授業全体が、生徒からも笑い声の上がるような和やかなムードで、親も私語・・・というか感想などを述べ合うといった様子や、一緒に授業に参加するなどの場合もあります。
ですから、私語がまったくできない状況、または私語を慎むような状況とは一概に言えないようにも思います。
ただ、もしも授業妨害になるほど保護者の私語がうるさい場合でも、最近では、子供にさえ先生が「厳しく叱ってはならない」状況にあるので、保護者の私語を指摘・制止するのも、先生的には気が引けるのだと思います。
また私立であろうが公立であろうが、DQNな親はいるでしょう。自分がそうなっているとは知らずに。
特に、生徒間の競争の激しい私立の学校の方が、親同士の暗闘も繰り広げられやすいかと思いますから、他の回答者さんが述べられているように、学校の違いによって親の民度が計れるとは思いません。
まとめると、私語の理由や事情は、
・参観日の授業特性(親の私語、または応援などの言葉掛けが容認されるような授業内容である)
・親同士のコミュニケーション(情報交換、または円滑な人間関係のため)
・教育現場での指摘や叱ることへの教師側の制限(子供を叱り親の前で恥をかかせないよう配慮、その逆で、子供の前で親に恥をかかせる(≒子供間でのイジメの原因になる)ことがないよう配慮しているため)
…といった感じですかね。
お礼
ありがとうございます。