「苦労もなくやる気が出るもの」というのは実はちゃんとあります。
それは「褒められること、認められること、自分の成長を実感できること」です。
ただ、褒められたり認められたり成長するには何らかのアクションが必要というジレンマがあるので、
なかなか簡単にはいきません。ここが難しいところですね。
ちなみに、やる気や変化に「苦労」は必要じゃないです。
むしろ「苦労」はやる気や変化に悪影響を及ぼすので、まず苦労ありきという発想は捨てた方がいいですよ。
(「俺はこんな苦労して変化したんだからお前らも苦労しろ!」ということになってしまいますので)
楽しんだり、積極的に何かに取り組んだ時、人間は変化するものですから。
「苦労」はまず最初に手放すべきです。
もちろん、怠惰であれ、と言っているわけじゃないですよ。
「人間が変わる方法は3つしかない。
時間配分を変えること、住む場所を変えること、つきあう人を変えること。
この3つの要素でしか人間は変わらない。最も無意味なのは『決意を新たにする』こと」
なんていう言葉がありますが、これは結構当たっていると思います。
ですので、「自分が変化せざるを得なくて、尚且つ、積極的に関われる何かを探すこと」が必要だと思います。
質問者さんがご自分の何を変えたいのかはわかりませんが、
全くやったことのない何かを始めてみるのは有効だと思いますよ。
「興味が出る→やる気が出てくる→もっと興味が出てくる→もっとやる気が…」 この循環にどう乗るかが重要です。
決意と準備を固めてから何かを始めるんじゃなく、とりあえず飛び込んでみるのも大事だと思います。
「決意は無意味」とは言いますが、なんだかんだでそこが出発点だと思うので、まずはそこからだと思いますよ。