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アナと雪の女王「Let It Go」の意味

お世話になります。 アナと雪の女王「Let It Go」の意味ですが、英語の本当の意味は、「ほっておけ」とか「あきらめろ」だと知りました。 ネットで見た意見では、海外ではエルサが歌うシーンは、自爆自棄な意味合いとして取られているのに、日本では、自分の欠点に悩まず前向きに生きようのように取られているのでおかしいというのがありました。 確かにストーリー的にも、そのあと氷の城にひきこもるのだから自爆自棄だったという方が解釈としてぴったりの気がしますが、本当はどちらなのでしょうか。

みんなの回答

回答No.6

No.4です。¨let it go¨の意味の取り方に少々誤解があるようなので、再びお邪魔します。私はただの映画好きで英語の専門家ではないので、その点ご了承下さい。 洋画・ドラマでよく使われるセリフに¨let me go¨というのがあります。女の子が男に腕を捕まれた時に「離して」と言ったり、監禁されている被害者が犯人に「ここから出せ」と言う時に使います。自由を奪われている状態からの解放を意味します。 それとは別に「私のことは放っといて」「構わないで」と言うときには¨leave me alone¨を使います。 ¨let it go¨を使う場面なら、例えば財布を川に落としたとか、犬が何かをくわえて行ってしまった時、取り戻そうとする人物に向かって「諦めなさい」「放っときなさい」の意味に使います。 映画では歌っているのがエルサで、¨me¨ではなく¨it¨と言っているのですから、決して「私のことは放っといて」ではないのてす。 では¨it¨が何なのかですが。映像を見ると¨go¨のところで指先からポンッと魔法の力を放出しているので、彼女が隠していた能力を発揮することだと分かります。ここだけなら前向きな歌だととらえることができるでしょう。 ところが後半になって感情が高ぶってくると、¨the past is in the past¨や¨that perfect girl is gone¨と過去を否定する歌詞になります。「昔のイイ子だった自分を放りだせ」です。 若い女の子が引きこもり宣言をして自室に閉じ籠り、部屋に鍵をかけて外部との接触を断つ。部屋の中には彼女のお気に入りグッズがぎっしり。本人は「それでいいの」と言うでしょう。でも家族や周りの人はどう思うかな? ご質問者様はいかがですか?彼女の望む世界に光が溢れていると思われますか?私はエルサが自信満々に歌えば歌う程、それが悲痛な叫び声に聞こえます。なぜならそこには未来がないと知っているからです。 ここまでくると「かわいそうなエルサ、そんなに思い詰めて。アナ、早く助けに行ってあげて。」と映画の世界にどっぷり浸ることになるわけです。

  • fujic-1990
  • ベストアンサー率55% (4505/8062)
回答No.5

 3番回答者です。  実は私は小説家志望でして、このあたりの場面、セリフなどはこだわりたい場所なので、補足させて下さい。  私は映画を見ていないのですが、漏れ聞こえてくるところから、「Let It Go」を歌うシーンの、物語における位置づけを考えてみました。  漏れ聞こえてくるところに寄ると、女王様は、本音ではこれまで通り人々に愛されながら、一緒に生きていきたいと思っているようにようです。  アナが助けに来ると、「もう戻れない」というようなことを言ってアナを拒絶し、最後には助けられる(助けを受け入れる)みたいな・・・ 。  だとすると、「Let It Go」を歌うときも、本音では「愛されたい」「戻りたい」と思っていたはずなのです。本音では、ね。  人間「重大な決断」をしようとすると、もう一人の自分が「それでいいの?」と問いかけるものです。  で人は、そういう「本音の声」「良心の声」に対して、決断の正当性を訴えかけ、いわばそれの声に「蓋」をして、一つの決断をし、行動します。  まあ、大きな決断をする時の心理を、小説で書くとそういうことになります。「これでいいのだろうか」という疑問が出ないような、自問自答しないで済むような、そんな決断は重大な話ではないのです。物語になりません。  悩みが大きければ大きいほど女王は、そのような疑問を感じていたはずであり、そのような自分の本音の声に対して、自分の決断の正当性を訴え、「深い思い」に蓋をするのが、あのシーンだという位置づけになる・・・ と見るべきだと思います。  そういう場合に発する言葉は、「これでいいの!」ですよ。「ほっとけ」「あきらめろ」的な投げやりな言葉ではない。疑問を発するもう一人の自分を説得するんですから。   その決断の結果やってくるであろう、明るい未来を思い描いてみせ、決断の正しさを主張する。それでなくては、疑問を抱く自分の本音を説得できません。  「Let It Go」の原義がどうであれ、25ヶ国の外人さんたちも、それぞれの言葉での「これでいいの」という意味に解釈すべきだと、改めて思いました。  (女王が最後までアナを受け入れず、自殺でもして終わりになっていたら私の思いは間違いだということになります)  ちなみに、「少しも寒くないわ」という部分、原語では「bother」という言葉を使っているようです。  辞典をひいたんですが、「人が、あれこれ(~してくれと要求して自分を)悩ます」「・・・ に面倒をかける」という意味あいのようです。  それを「否定」して、「anyway」とも言っています。  やはりあのセリフとドアをぴしゃりと閉める動作は、寒さそのものに対してではなくて、女王として国民にあれこれ悩まされることへの明確な拒絶であって、自分を損なう捨て鉢な、あるいは運命に身を任すような情けない言葉ではない(あってはならない)、と思いました。  

回答No.4

恥ずかしながら「アナと雪の女王」を字幕版と日本語吹き替え版の両方を見てしまいました。驚いたことにこの二つでは感動のクライマックスシーンに違いがあります。本家英語版は「お互いに思いやり支え合う姉妹のお話」、日本語版は「一人でも能力を発揮して強く生きる女性の物語」です。この商業的戦略が¨Let It Go¨の受け取り方に差が出てくる原因だと思います。私は未だにそのショックから立ち直れません。

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質問者

お礼

え、え~そうなんですか。初耳です。そうだとしたら、うなづけますがショックです。 ありがとうございました。

  • fujic-1990
  • ベストアンサー率55% (4505/8062)
回答No.3

> 自爆自棄だったという方が解釈として  質問者さん、それ、「自爆」じばく、です。生きているんだから自爆はおかしい・・・ (^_~;; というのは冗談ですが、「自暴自棄」とは、やけになって自分で自分を損なう(粗末に扱う)ことですから、ちょっと言い過ぎ。というより、現象的には似ていても、本質的に違うものです。  「Let It Go!」と叫んで谷に身を投げたり、氷の刃でリストカットくらいすると、「自暴自棄になっていた」ということになりますが、事実は違います。  たしかに、前段の英文歌詞を見ていくと、「隠すために必死でがんばって良い子を演じてきたのに」「隠していたのがバレちゃった」「もう隠す必要無いわ」」「みんなからなんて言われようと、Let It Goだわ」という流れなので、あまり建設的な思考だとは言えませんが、後段になると意味あいが変わります。  後段は(以下、訳ではありません)、  ドアを閉めて過去と決別し、私の力で大地に新しい王国(宮殿)を立てて、自分のやりたいようにやるのよ!、私は自由、私は自分の好きなように光の中に立つのよ、嵐でも何でも勝手に吹けばぁ、私の知った事じゃないわ、Let It Goよ  という、いささか手前勝手ではありますが、実に建設的な「Let It Go」に変わっています。自暴でも自棄でもありません。「居直り」状態とでも言うべきでしょうか。  自暴自棄の人は、自分のために、住みやすい宮殿を建てたりしないんです。将来に対して、「光の中を・・・ 」なんて希望を持たない。  英文歌詞の後半部を一言で言えば、「ありのままの自分で生きていくわ」宣言です。  隠し事をしていながら良い子を演じていた自己を嫌悪するのをやめて自分を愛し、みんながどうだろうと考えず、束縛から離れて自分は自分で、好きなように生きていくという、高らかなる(且つ自分勝手な)自立宣言的絶叫。  これは自暴自棄とは真逆な進み方ですねぇ。  最後の、ドアが閉まる前に発する言葉は、「もはやおまえ達のことで私が思い悩むことはない!」という女王としての責任を拒絶する言葉です。前段で、外の嵐を自分の内心で吹き荒れる嵐になぞらえているので、そう解釈できます。目つきもまさにそれ。  他暴他棄・・・ そんな言葉はないですけど、それが近い。  ですから、ストーリー的に見ればこそ、日本語訳がぴったりだと思います。  というか、英文も、「Let It Go」の字面で解釈するのではなく、日本語訳的に理解したほうがいいと思います。アメリカ人に対しても、そうアドバイスしたい気持ちです。  

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質問者

お礼

ありがとうございます。 こちらにお礼をまとめます。 非常にセンシティブな問題だと思います。 (ただ多くの人にとっては、映像がきれいだから何でもいいじゃないという感じのようなのですが(笑)) この解釈は (1)もうどうでもいいわ どうにでもなれ (2)どうにもならないけどもうびくびくしないで強く生きてみよう。 (3)ありのままの自分をこれでよしとして生きて行くわ の3つに分かれると思います。 ご回答者様の回答は、(1)がアメリカ、(2)が日本というように取られてるような気がします。(大雑把でまちがっていたらすみません。)ご回答者様の場合は、昨品を正確に捉えられておられるようですので、私の質問はもしかしたら陳腐になってしまうかもしれません。 しかし、私が思っているのは(1)もしくは(2)がアメリカ、(3)が日本なのではないかということです。 (3)の解釈と言うのは思春期の女の子が、そばかすがあること、また背が低い高いなどの問題で悩んでたが、そのコンプレックスを肯定し、私はこれでいいのだと前に進んでいく様に近いものです。 松たか子さん歌の入った<ありのままの~>の映画宣伝を観ていると(3)タイプ映画だと錯覚し結局映画を見た後、歌とストーリーの違いに???となる人がいるわけです。 女王の悩みは思春期の悩みとは全く違うものであり、一歩間違えば国中を凍らせ、人を死に至らしめてしまうかもしれないという魔力を自分がコントロールできないという悩みです。だからそこでこの歌を歌うということは、とても自分勝手、民のことを考えない自己中心と取られても仕方がないリスクをはらんでいます 今までのデイズニー映画のような「ものすごくいい歌」ではないということ・・・ディズニーがあえてそこに挑戦したのだとしたら、すごいことだと思います。 だから(1)(2)の解釈であれば本当にスッキリします。 しかしもし(3)だとしたらとても違和感があります。 この歌を自己中の歌(またはそうならないと仕方ないという歌)でなく、コンプレックスを克服して強く生きていく歌としての描き方にすり替えているからです。 そうすると自由な魔力の存在を肯定してしまい、その後のストーリーにずれがでます。 日本での宣伝がこの<ありのままの~>という歌をあまりにも強くメインとし、解釈をぼやかし、従来のいい子の歌にしてしまっているような気がしてこの質問をたてました。 (何か日本ではそうでないとヒットしないと誰かが意としたのか・・) ちょっと書き過ぎましたし、最初に書きましたように、多くの人にとってどうでもいいことなのかもしれませんが、私はとても引っかかっています(笑) 最後に私と同じような部分に悩まれていることがわかるURLを貼ります。 特に下部のコメントを読んでいただければありがたいです。 http://peppersattic.wordpress.com/2014/03/16/%E3%82%A2%E3%83%8A%E3%81%A8%E9%9B%AA%E3%81%AE%E5%A5%B3%E7%8E%8B%E3%80%80let-it-go-%E6%97%A5%E6%9C%AC%E8%AA%9E%E8%A8%B3%E3%80%82%E3%80%80%E8%8B%B1%E8%AA%9E%E3%81%AE%E6%AD%8C%E8%A9%9E%E3%81%AB%E3%81%A7/ いかがなものでしょうか。

回答No.2

映画を見た率直な感想として「ありのままで」は名訳だと思います。 国が違えば文化も違います。 それぞれの国で違った解釈があっても良いと思います。

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質問者

お礼

ありのまま、は違訳ではあるけど名訳という感じでしょうか。 本家の本心はどういう意図だったのかなと考えてしまいます。 ありがとうございました。

  • KoalaGold
  • ベストアンサー率20% (2539/12475)
回答No.1

こだわりを捨てる=自分を自由にする、と取れます。 好きなように生きる、自分で決める、自立の歌です。

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質問者

お礼

自立の歌 ・・・なるほど。 しかしなんか複雑な気持ちです。 ありがとうございました。

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