ベルセルク 蝕などについて質問です。長いです。
ベルセルクの4巻から36巻を読み、グリフィスにハマってしまいました。自分の国を手に入れた彼が、今後どのような破滅の道を辿るのかが心配です。
主人公のガッツ目線で見れば、グリフィスが復讐の対象であるのは仕方がないと思いますが、大勢のミッドランド国民からすれば、クシャーンの地獄のような支配から救ってくれた英雄であることは間違いないと思います。
彼の行く末が心配で胸が苦しいので、いくつか質問させて下さい。
皆様がどのように解釈されているのかを知って、自分なりに今後の展開を心静かに待とうと思います。
(1)蝕のとき、集まった使徒達が「216年に一度の蝕」のような事を言っています。
使徒になる時は、各々絶望した時に大切なものを生贄にしているだけで、蝕は起こりませんよね。
ということは、216年に一度の蝕は魔王=ゴッド・ハンドの誕生と言う事になるのでしょうか。
(2)そうすると、ミッドランドの昔話で1000年前に現れた5人の天使は、現在の5人とは違う、ということでしょうか。それとも、ボイド・スラン・コンラッド・ユービックは1000年前から現在まで存在し続けて、5人目のゴッド・ハンドが何らかの理由で繰り返し消滅し、グリフィスは5人目のゴッド・ハンドになる5人目ということなのでしょうか。
(3)受肉し現世に戻って来たグリフィスは、フェムトにもなれるようですが、グリフィスの姿でガッツに倒された場合、フェムトも消滅するのでしょうか。または、万が一、寿命で亡くなる時は、渦の中へ入れられてしまうのでしょうか。それともフェムトに戻るのでしょうか。
(4)髑髏の騎士がガイゼリックではなかろうか、という推測を読みましたが、髑髏の騎士は、ガッツの黒い鎧の使用者だったと言っていて、且つそのことをゾットも知っているようでした。ゾットは角を折られるちょっと前に「彷徨い続けて300年」自分が心躍らせる強い相手は人の中にはいないのかと言っています。
つまりゾットは使徒歴300余年ですよね。その間に髑髏の騎士が黒い甲冑を着ていたということですよね。
どう解釈すべきてしょうか。
(5)物語が進むにつれて、ガッツが丸くなってきたように思います。今後、妖精郷へ行き、キャスカを元に戻し(キャスカは現実を受け入れても、グリフィスを殺したいとは言わないと思っています)、再び何らかの形でグリフィスと対面し、対決したとき、彼を殺さずある程度ボコボコにしたところで『グリフィスを赦す』という選択肢はあると思いますか。
あれだけのことをやったグリフィスをこのまま自分の国で幸せに暮らしましたとさ、では終わらせたくない主人公目線が大半だと思いますが、でもベルセルクは勧善懲悪のお話ではないので、悪いことした奴はぶった切ってお終い、というのも違うような気がするのです。
どうにも彼には生きていて欲しいと思ってしまい、『作者のみぞ知る』な質問をしてしまいますが、皆様の解釈をお聞かせ下さい。
お礼
回答ありがとうございます やはりそのままでいいんですね。 これから「しょく」と読むことにします。