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LVMでHDDが壊れた時の対応
LVM(Logical Volume Manager)で複数の外付HDDを束ねて、 データのバックアップ用に使用しようと考えています。 そこで質問なのですが、どれか一つのHDDが壊れた場合、全体が利用できなくなりますか? それとも壊れたHDDに含まれるデータだけ利用できなくなりますか? # ググってみたんですけど、壊れそうになったら交換できるよって情報ばかりで、 # 実際に壊れたらどうなるのかの情報が見つけれれませんでした。
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基本的に、物理的に壊れた HDD へはアクセスできなくなります。 もし、冗長化構成を LVM で作りたい場合は、通常よくあるリニア形式の LVM ではなく、ミラー形式の LVM を使いますので、以下の参考URLを見てください。 なお、リニア形式のLVMを利用している場合、そのHDDに格納されているデータが利用できなくなりますし、壊れた PV を取り外す等の追加手順を踏まないとマウントができない等、残りの全データにアクセスするための作業が複雑になる可能性があります。 一方、ミラー形式のLVMでは、1台のHDDが壊れても、もう片方のHDDに同じデータが保存されるようにLVMを構成でき、故障したPVの取り外しも機能として存在するため、リニア形式に比べると安全に運用できます。 参考URL https://access.redhat.com/site/documentation/ja-JP/Red_Hat_Enterprise_Linux/6/html/Logical_Volume_Manager_Administration/mirrored_volumes.html
お礼
virdmanさん 回答有難うございます。 参考URLを確認しましたが、RAID5等でLVMを構成することもできるみたいですね。 バックアップなので、復旧の手間がそんなに大きくないのであればリニア形式でもいいかなと思ったのですが、手間が掛かりそうなのでリニア形式はやめようと思います。 ただ、ミラー形式はバックアップ用途にはオーバースペックではないかと思いますので、 RAID5を検討してみようと思います。