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塩をなめる理由|魔よけに効果的な方法とは?
- 塩をなめることで魔よけ効果があるとされていますが、なぜなのでしょうか?
- 沖縄のユタさんによると、塩をなめることは霊に憑かれた際の対処法の一つです。
- 塩は霊的なエネルギーを持ち、なめることで体内のエネルギーを整える効果があると言われています。
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この回答は信じていないと見なされるのかな? と思いますが 古来より経験則から、塩は腐敗を予防する力があるとして 食料や生ものの保存に使われてきたため 不浄のものを、きよめ、払う力があると考えられたのでしょう。 腐敗と言うのは死の先の過程にあるものですし 塩には死の穢れを遠ざけると思ったのでしょう。 そのために、塩を使ったり海水につかるなどという「お浄め」が産まれたのだと思います。 塩をなめる、というのも、悪いものを祓う力のある塩を体内に入れることで 肉体に悪いものが憑いたり影響をうけない力を保持できる、と考えたのでしょう。 昔は事故や病気怪我などは悪いもの、悪鬼などの仕業と考えられていました。 沖縄だと「マジムン」ですね。 体に入れることで清めのパワーが体内に満ちると考えたのでしょう
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- michael-m
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貴方は古事記をご存知でしょうか、そこにあるイザナギ、イザナミの噺はご存知でしょうか? イザナギはイザナミの死後、連れ戻そうとして黄泉の世界に行きました。イザナミに外で待てと言われたのに待ちきれなかったイザナギは約束を破って黄泉の扉の中に生きながらにして入り込んでしまいました。天の理を破った事によりイザナギは穢れたのです(イザナミの死に接したから穢れたというのは嘘) 葦原中国に戻ったイザナギは筑紫の日向の橘の小戸の阿波岐原というところで禊ぎをし清祓いを行ないました。 このアワギハラは宮崎県の大淀川の河口付近に当たり、喫水域になります。小戸は小門で港だという説もあります。つまりは海水で身を清めたというのです。 これが元となり、清める際には神道では塩湯(えんとう)を用います。これがやがて海水から塩と水に形を変えました。現在でも清めの儀式に塩と水を使う場合もありますが、これから清めには塩という習慣が生まれたとされています。 まぁ嘗めるのはある意味拡大解釈だと思います。通常は葬儀の後に塩を貰って振り掛けるのと同じく振ればよかったんだと思いますよ。 人の体の60%は水ですから、塩をなめれば体内が清められるというわけです。
お礼
御回答をありがとうございます。塩の清めの効果の由来は、歴史的なことも関わっていたのですね。とても分かりやすい御回答です。参考になりました。
お礼
分かりやすい御回答をいただきまして、ありがとうございます。 塩を魔よけとして考えたルーツをもとに、体内に入れることによって、清めのパワーが満ちるというのは、かなり分かりやすかったです。参考になりました。ありがとうございます。