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脳ドッグについて
主人42歳、私35歳です。 昨年初めて主人が人間ドッグ・脳ドッグを受診しました。今年は夫婦で受診する予定です。 そこで脳ドッグについてですが・・・昨年はMRIを受診しました。今年は夫婦2人での受診とあり結構な料金になり面食らっています。MRIと比較するとCTは料金的にかなりお得なので2人とも脳ドッグはMRIでなくCTを受診しようと考えています。 MRIとCTは根本的に何が違うのでしょうか?素人的にはMRIの方が画像が鮮明なのかなぁ?と思うのですが・・・特に頭痛がひどいとか頭部に心配ごとが無い場合はCTで充分なものでしょうか?病気の早期発見のために今後毎年夫婦で受診するつもりですがMRIだと発見できたけどCTなので発見できなかった・・・なんてことになるとせっかくのドッグが意味のないものになってしまいます。 脳ドッグに詳しい方、わかりやすい説明をお願い致します。
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脳ドックの「意義」をよく考える必要があります。 すなわち、参考URLのように「脳ドック無用論」もあるという事実を知った上で、何故「無用」と考える脳神経外科医がいるのか・・ということを考えてみることも大切だと思います。 「脳ドック」「インフォームドコンセント」などをキーワードとして検索すると、いろいろな意見が出てくると思います。 脳ドックの最大の意義は、未破裂脳動脈瘤の発見にありますが、実は未破裂脳動脈瘤の自然歴は明らかになっておらず、現在その検討がされている(下記URL参照)状況ですので、この1~2年以内には、脳ドックの意義が明確になってくるだろうと思われます。 http://ucas-j.umin.ac.jp/ なお、ガイドラインP8にも記載されておりますが、「脳動脈瘤が発見されなかった場合、3年以内の再検査の必要性は低い」と明記されております。 昨年受診したご主人が、検査で問題なかったのであれば、今年も脳ドックを受ける意義は、乏しいように思います。その辺りの説明をきちんとしない脳ドック施設は、営利主義に走っているように思われます。 脳ドックの2番目の目的が、無症候性脳梗塞の発見にあります。これを発見するには、CTよりもMRIの方が有効です。 ただ、「無症候性脳梗塞」を発見してどうするのか?ということが大きな問題になります。以前は、治療対象になることが少なかった「無症候性脳梗塞」ですが、最近シロスタゾール(商品名:プレタール)という薬の有効性が確認されています。 「脳卒中治療ガイドライン2004」(http://www.jsts.gr.jp/jss08.html)P78に記載されておりますが、「ラクナ梗塞の再発予防に対してエビデンスを持つ抗血小板薬は現時点では本邦で開発されたシロスタゾールのみです。」 ラクナ梗塞とは、「脳梗塞の大きさが1.5cm以下」のもので、脳ドックを受けると、非常に高率に見つかる病変です。 脳梗塞予防という観点から、脳ドックが再び脚光を浴びることがあるのかもしれないな・・と感じております。
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- apollonia
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CTはX線を使う検査なので被爆しますが、MRIは磁気の検査なので人体に悪影響がありません。 おっしゃる通りCTよりもMRIの方が解像度の高い写真が撮れます。 脳ドックでは小さな未破裂動脈瘤などを発見するのが目的なので、脳ドック学会のガイドラインではMRIでの検査を推奨しています。 最近では会社の健康保険組合や福利厚生で助成金が出たり、自治体が住民の受診を補助する所も多いので、調べてみることをおすすめします。
- 参考URL:
- http://www.snh.or.jp/jsbd/
お礼
回答ありがとうございます。MRIは人体に影響が無いとのことですがCTについても人体に悪影響を及ぼすような被爆量では無いですよね?せっかく受診するならMRIの方がより有効だというこですね!
お礼
回答ありがとうございます。難しいことは理解できませんが・・・MRIは4年に1度くらいの頻度で十分だということでしょうか?だとしたら今回は私だけMRIを受診したいと思います!できる限り病気は未然に防ぎたいです。