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お笑いと怖さ
どうして笑いと恐怖は紙一重なんて言うんでしょう?
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一般的にそう言われているんですか? 漫画家楳図かずおが数年前、ギャグとホラーという両極端なジャンルを手掛ける理由を問われ丁度それに触れていましたよ。 「怖がらせる側」にとって「怖がらせられる側」というのは「愉快で笑える対象」なのだそうです。つまり、「怖がらせる側」と「怖がらせられる側」の構図は、「笑う側」と「笑われる側」という構図と同じなのだとか。 ・・・というようなことを(自分の記憶だと)言ってました。さすが偉大な漫画家、言うことがもっともだと思いました。 恐ろしい化け物に襲われる人間は、化け物からすると「ギャグ」とか「滑稽なエンターテインメント」になっているのかもしれませんね。 シャチは、食べる目的とは全く関係無いのにアザラシ(オットセイだったかな?)の子供なんかを多勢でおもちゃのボールのようにキャッチボールして遊ぶことがあるそうです。アザラシからしたらとてつもない恐怖です。本来動物には、(直接生命活動に関係無くても)他者が怖がっている様を見て快楽を覚える本能が備わっているのかもしれません。それはまさしく生物(人間含む)の残酷さなのかもしれませんが。
お礼
なるほど。