- ベストアンサー
日用品の体裁をした美術品
美術品の一形態として、壺や皿、入れ物などに緻密な装飾を施したものがあります。これら自体が専ら鑑賞用であり、実際に物を入れて使うことは想定していないと考えられます。 疑問ですが、なぜ美術品が日用品の形をしている必要があるのですか。鑑賞用ならもっと自由で役に立たない形をしていても良いと思います。
- みんなの回答 (2)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
「美術工芸品」という分類になっているものですよね。 私の解釈ですが、実用品の装飾が発達して高度な物になったので、その元の形態を残しているのではないでしょうか。 現在は純粋な技術としてしか残っていないけれどもその経緯・歴史のような物を表しておかないと美の意味とか技術としての意味がわからなくなるからではないでしょうか。 例えば日本刀などは実際に斬れるという面があるから凄みのような物とか性能美・機能美を感じるのだと思います。 デザインとしての評価の部分があるということでしょうか。 ミステリー小説に分類される小説でも、これなら「猟奇趣味」小説・「奇譚」にしてしまった方がいいんではないかと思うようなのはありますね。でもそうしてしまうと今度は作品として“弱い”と思われてしまうのかもしれません。 以上、私の勝手な思いつきですが。
その他の回答 (1)
- hp100
- ベストアンサー率58% (384/654)
>皿や壷,入れ物などに緻密な装飾を施した 観賞用としての扱いではなく賄賂として送ったかも知れないので 記憶に残りやすい道具=日用品ではないでしょうか? 送った,送られた本人は好みでも 家族から見るとイミフな置物なんてただの悪趣味に見えると思うし そんなものは役立たず過ぎて処分されたものだってあるはずです 「絵」は低評価なのに「額」が高評価されて「絵」が行方知れずの場合もあるので 芸術は分かりません アート展で清掃係のおばちゃんに処分された現代アート作品がありましたよね? 「日常」過ぎると処分=淘汰されるので 「日用品です,普通に使えるよ」感を持たせたとかw