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川崎大師の赤札について
今月一日から川崎大師では10年に一度の大開帳がはじまりました。初日には小泉首相も参詣したとか。ところで期間中、この寺が信者に配る「赤札」には「南無阿弥陀仏」と書いてあるそうですが、ここは弘法大師を祀る真言宗。ならばなぜ「南無大師遍照金剛」としないのでしょうか。
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noname#118466
回答No.1
川崎大師にお参りしたことはありませんが、多分つぎのような理解でよいと思います。 南無大師遍照金剛とは空海に帰依するところの弘法大師に帰依しますということなので、仏法を説いた人に帰依するのか、仏陀その人に帰依するかの表現上の違いだけであり、信仰の本質は同じでしょう。無学な庶民には漢語を使って難しいことをいっても通用しないので、ひたすら南無大師遍照金剛とか南無阿弥陀仏と唱えればご利益があると説いた名残でしょう。なお帰依(南無)とは神・仏に服従しすがることを意味します。昔の人にとってインドの仏陀に帰依するよりも偉い学僧に帰依するほうが有りがたかったのでしょう。
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