人には、お薦めし難いけど好きな作品

質問

こんにちは、お世話になります。

こういったサイトでの質問や
プライヴェートでの友人知人から
お薦めの作品を尋ねられる事がよく有ると思いますが
自分は大好きなんだけど人にはお薦めし辛いな～・・・
と躊躇してしまう様な作品って有りませんか？

私はどちらかと言うと
派手なアクションやストーリー展開の物や
誰もが認める様な感動作品よりも
そういったチョっと人には胸を張ってお薦めし難い様な作品の方が
興味が有ったりします。

例えば
◆少々難解なストーリーで
謎を多く残したまま終わってしまうけど
何度か見直す内に、
その作品の世界にハマり癖になってしまう様な
不思議な魅力を持った作品
とか

◆派手なストーリー展開は無く淡々とした話運びだけど
見終わった後に何故かジンワリと来る（心に染み入る）様な作品
とか

◆細かい点まで注意してみてみると
何気に音楽の使い方や、インテリア、小物使い等が凝っている
スタイリッシュな作品。
等々

皆さんの、人にはお薦めし難いけれど大好きな
「自分だけのお気に入り」的な作品を教えて下さい。
出来れば
◆人にお薦めし難い理由
◆その作品を好きな理由
◆ここに注意して見て欲しい！というポイント
等を書き添えて頂けると嬉しいです。

色々と観る作品の幅を広げて行こうと思っておりますので
どうぞ宜しくお願い致します。

回答No.10

nekopatroal · ベストアンサー

「ウェインズ・ワールド」！
◆人にお薦めし難い理由◆
ばかばかし過ぎます。勢いだけっていうか。
素人が自主制作したみたいなカメラワークだったり。
そもそもテレビ用コントだから許せる範囲のものをスクリーンに持ち込むなんて、無理があり過ぎなんです。
それでも出演陣が無名だったら却って薦め甲斐が湧くんですけど、主演のマイク・マイヤーズが下手に売れてしまった。
何となくミーハーに見られそうで、息を殺してしまいます。

◆「ＷＷ」を好きな理由◆
何しろばかばかし過ぎますからね。勢いがあるし。笑
素人が自主制作したようなカメラワークを狙っていたりする配慮も好きです。
時折ドキュメンタリーフィルムなんじゃないかと錯覚するんですよね。イリノイ州オーロラ市に行けば、日常的にこういう風景が展開されているんじゃないかと。そんな錯覚起こす自分自身がまたばかばかしくて、嬉しくなってしまいます。
そもそもテレビ用のコントをそのままスクリーンに持ち込もうなんていう発想が素晴らしい。日本のバラエティー界を支えるスポンサーでは、常識に縛られてなかなか資金提供できないことでしょうね。（やりたいと思っている芸人は山ほどいると確信）

色々書き出すときりが無くなってしまうんですが、とにかく開始１０分で一目惚れした作品です。
同時に毛唐嫌いだった私を、バカが判る国民性（なんか向こうでは凄くヒットしたらしい）という点でアメリカ好きにさせてくれました。

◆ここに注意して観て欲しい◆
映画作品としては特にありません。
ただ、ＳＮＬのスペシャルエディション版ビデオ「ウェインズ・ワールド・スペシャル」も併せてご覧になっていただきたいところです。
本来のマイク・マイヤーズ、ガース役ダナ・カーヴィの芸達者さ、エアロスミスとの共演、マドンナとのキスシーン後のマイクの赤面などなど見所満載なのです。

以前“ウェイン町山”こと町山智浩氏が「ウェインズ・ワールドは本当に存在するんだよ。俺たちの心の中にね」と、相棒の“ガース柳下”こと柳下毅一郎氏との対談でおっしゃっておられました。
「ウェインズ・ワールド」って支持する人はほんとに大好きだし、支持しない人はハナから訳分からなくて受け付けられない。両極端だと思います。
そして悲しいかな、日本人の多くは「支持しない派」なんです。だから人に薦めるのが恐いというのが本音です。
ここのカテでたまにおすすめコメディ作品を回答していますが、敢えて「ＷＷ」を回答することは避けています。

だから「支持する派」の人がもし周囲にいたら、親友になれそうな気がします。笑

お礼

有り難うございます。
お礼が少々遅れてしまい申し訳ございません。

◆「ウェインズ・ワールド」
これは前々から面白いよ～！って
友人から薦められている作品なんですけど
レンタル屋さんで見つける事が出来なくて
なかなか観られずにいる作品なんです。。
と言うか、この作品てＤＶＤレンタル有るのかな？と
不安になりつつ有る今日この頃です・・・
一応ＤＶＤは出ているみたいなんですけどね。。
こうなったら買うしかないのかも。。

今年に入ってから何度かＣＳで放映もされていたんですけど
時間が合わなくて・・・

オースティン・パワーズのマイク・マイヤーズが主演なんですね～。
確かにあの映画が売れ過ぎちゃったので
そのイメージが強くて、お薦めし難かったりするのでしょうね。
「ウェインズ・ワールド」は少しチープな映像の様ですので（笑）
余計に
オースティン・パワーズのイメージを持って観られちゃうと辛い・・・
って気持ちが起こってしまうのかな？って思いました。
あちらは結構派手でしたもんね。

ばかばかし過ぎて好き♪っていう気持ち
何だかとってもよく解ります。
私的には
「ギャラクシー・クエスト」や
「マテリアル・ウーマン」等々がそれに当たるでしょうか（笑）。
どちらもエエ年こいた大人が集まって
あまりにバカバカしい事をしているので
却って微笑ましく感じちゃいます（笑）。

でも笑いのツボって人それぞれなので
コメディ映画って、
お薦めするには、かなり勇気が要るのですよね。

コメディ俳優さんでは無いんですけど
フィリップ・シーモア・ホフマンという俳優さんが好きで
私にとっては、かなり面白い存在なのですけど
この人の面白さを解って貰うのも少々難しかったりします。。

バカが判る国民性って（笑）
特に最近はイメージが悪くなって来ているアメリカなので
こういった明るい部分を見ると少しホッとはしますよね。

スペシャルエディション版は、かなりお得感が有りますね。
劇中にもミュージシャンが出演されている様ですが
こういった特典映像（？）にも
お楽しみが用意されているのですね。

回答ありがとうございました。
小洒落たコメディへの支持が多いですけど
こういった”おバカコメディー”も
応援して行きたいですよね。
ＤＶＤ何とか探して観たいと思います。
私も「支持する派」に入れる事を願いつつ・・・

回答No.13

ringo222

結構昔（1980年代）の作品で「バーディ」という映画が好きです。
お勧めしづらい理由
→若き日のニコラスケイジが出ているので単館系が好きな人には勧めづらいし、ハリウッドものが好きな人には地味すぎる　おまけに古い。
好きな理由
→青春・友情物がもともと好き　じんとくる
ポイント
→最後までじっくり見て欲しいです！

話の内容としては、ベトナム戦争でおかしくなってしまった友達を元に戻そうとする話です。
けっこう中盤の話運びとかはだるい感じもあるんですけど青春と友情と2人の対比とか良く描かれてて好きなんです。

あとは「イビサボーイズ GO DJ」
お勧めできない理由は・・・バカバカしすぎる（笑）でも好きな理由もバカバカしいところです。なんか私のツボにくるバカバカしさなんですね。
これは好きじゃない人はほんと好きじゃないと思うし、好きっていうのもけっこう紙一重だと思います。
ポイントは主人公のキモさです。

下のほうのお礼で書かれてますが私もキスキスバンバン好きです。
インテリアとかすごくかわいいですよね～町並みとかもなんとなくノスタルジックな感じで。
でも見た直後は友達にポールベタニーかっこよすぎ、ばっかり言ってました（笑）
私は未見ですがギャングスターナンバーワンにも出てますよね。かなり見たいです

お礼

有り難うございます。
お礼が少々遅くなり申し訳ございません。

◆「バーディ」
ニコラス・ケイジは嫌いじゃないですよ～。
最近観た「アダプテーション」にはチョッとビックリでした（笑）。
でも少し個性の強い俳優さんなので
人にはお薦めし辛かったりするのでしょうね。

友情物って私も弱いです～。
色々と調べてみた所、
その戦争でおかしくなってしまった友人というのは
かつて鳥になりたがっていた青年（？）との事で
その描き方がまた素晴らしいみたいですね。
凄く私の好きな感じっぽいです。楽しみ♪

◆「イビサボーイズ GO DJ」
確かに、あらすじを読んでみただけでも
モテない君がイビサ島へナンパ目的で行って
スーパーＤＪになりすまして・・・
と、かなりオバカな感じですね（笑）。
でも解説を読んでみると
オバカだけどシッカリ手の込んだ作りになっているそうですね。
出演者も魅力有りそうですね。これも面白そう♪

あまりにバカバカしくて好きになっちゃう映画って有りますよね（笑）。
私の場合は「マテリアル・ウーマン」がそれです。
凄くバカバカしいんだけど
笑おうと思っていない人でも
思わず笑ってしまう様なパワーを持った作品なんですよね（笑）
１つ１つのギャグ自体もそれ程では無いんですけど
出てる俳優さん達の活気が（勢いが）半端では無いのです。。
日本でも有名なジャック・ブラックも出てますけど
特に、この人は演奏シーンから何から弾けちゃってますね。
スティーヴ・ザーンも巧いです。

あと最後に書かれている
「キス★キス★バン★バン」イイですよね～。
ノスタルジックでハードボイルドな雰囲気なのに
何故かインテリア等が妙に可愛らしくて面白かったです。
ついつい主役の２人に目が行きがちですけど
実はポール・ベタニーが一番美味しい役所なんですよね（笑）。
私もこの映画で彼に一目惚れしてしまいました(*^^*)

それで続けて「ギャングスター・ナンバー１」を観たんですけど
これがまたスタイリッシュな作品でヤラレました。。
この作品でのポール・ベタニーは
何故か殺しの時には服を全部脱いで”ブリーフ姿”になるという
チョッと痛くて恐い役柄なんですけど（笑）。
スーツ姿はビシッと決まっていてカッコ良いです。

回答ありがとうございました。
どちらも私のツボに嵌りそうな作品で
見るのがとっても楽しみです。

補足

こちらの補足欄をお借りいたしまして
御回答頂いた皆様に改めてお礼申し上げます。

前回こちらのカテゴリーで質問させて頂いた時もそうだったのですけど
多分に我が儘な質問にも関わらず
沢山の回答をお寄せ頂き感謝致します。
本当に有り難うございました。

普段お薦めし難い作品のご紹介という事で
それだけに皆さんの熱い思いが聞けた様に思います。
読んでいてとても楽しかったです。

ポイントを２人にしかお付けする事が出来ないので
今日一日かなり悩んでしまったのですけど
やはり今回は「人にお薦めし難い作品」という事で
自分がその作品を好きになったら、
きっと人にはお薦めし難いだろうな～と思った作品
そして作品に対する思いを熱く語って頂いた方に
それぞれお付け致しました。

ポイント差し上げられなかった皆様申し訳ございません。。
私にとっては皆さん良回答でした。

今週末から某ヴィデオ・レンタル店で
半額レンタル・キャンペーンが始まりますので
まずは、そちらで探せるだけ探して借りて来て観たいと思います。

ご協力本当に有り難うございました。
私もいつか皆様にご恩返しが出来ればと思います。
これからも我が儘な質問をする事が有るかも知れませんが
また機会が有りましたら是非宜しくお願い致します。
それでは、これにて質問を締め切らせて頂きます。

　　　　　　　　　　　　04/05/12（水）stellano

回答No.12

asaasaasari

面白い質問ですね。参加させて下さい。
私は「ホワイト・オランダー」です。
◆人にお勧めしない理由
　地味すぎる！！
◆好きな理由
　地味だけど心に残る。
◆注意してみて欲しいところ
　画像がきれい、主人公がナチュラルで共感できる。

　内容は、母親からの自立を描いたものです。また、お勧めしない理由として、有名どころが多数出演している（らしい）。私は俳優さんに疎いので素直に感動しましたが、知っている俳優が多いと、映画の控えめさがうせてしまうかもしれませんね。私は好きです。

お礼

有り難うございます。
休日を挟んでしまったので
お礼が大変遅くなってしまって申し訳ございません。

◆「ホワイト・オランダー」は未見です。
あらすじを読んでみると、とても興味深い内容でしたので
予告編など色々と見て来てしまいました～。
なかなか考えさせられる様なテーマを持った作品で
心にズシリと来そうな予感がします。

ストーリーは少し違うのですが
私が最近お気に入りの
「Sweet Sixteen」という映画に
何となく近い空気を感じました。
画像を見た所
主人公を演じる役者さんのナチュラルさも
共通している様な気がします。
とても良い表情をされていますよね。
見るのが楽しみです。

他の出演者を見ると確かに豪華メンバーですね～。
レニー・ゼルウィガーやミッシェル・ファイファー
それにショーン・ペンの奥さんまで出てるし。
でも画像を見た印象では、
そういった派手さをあまり感じさせない物が有りますよね。
それでいて美しく撮られている所が素敵です。

回答ありがとうございました。
まだ見ていないので断言は出来ませんけど
私の好みに近い様な気がしました。
素直に映画を見る気持ちって忘れたくないですよね。
何気ない一言ですけど
回答者様の文章内の”素直に感動”っていう言葉が胸に来ました。

回答No.11

boitano

ども
私的にワンパターンなんですが（^^;）、

◆派手なストーリー展開は無く淡々とした話運びだけど
見終わった後に何故かジンワリと来る（心に染み入る）様な作品

こゆ時にいつも私がお勧めしてんのが『ローカル・ヒーロー』（83年イギリス）です。
元々は音楽がダイアー・ストレイツのマーク・ノップラーが担当したと言う理由で観ただけですが、結局ハマってしまい(^_^)、深夜映画で十数回（数え切れない）観たあげくに先日ＤＶＤを買いました（笑）。

ストーリー・展開としてはかなーり地味ですが（この点が誰にも勧める訳じゃない理由、また小さなレンタル店では置いてない）、よーーっく観ているとクスッと笑える演出が実は「これでもか！」っと言うくらい随所にあります。
一言で言うと「地味やけどイチイチおもろい」って感じです。

ある時、在日英国人（笑）に私がこの映画を好きと言ったところ、「シーーーーン」とされてしましました・・・・・・・想像するにどうも日本人にとっての「寅さん」的映画の様です（←コレほど有名じゃないけど）。
当然、音楽も文句なしです(^_^)。

「この手」では『ミラグロ（奇跡の地）』もアリかもしれません。クリストファー・ウォーケンが「誰も殺さない」点が見所（笑）。

後は、大変月並みですが『ディーバ』なんかも、香港映画バリのぶっ飛んだ展開でなかなか好きですし、オッさん（リシャール・ボーランジェ）がカッコイイ。

余談。
こないだＢＳかなんかで『サイモン・バーチ』と言う映画を途中から（笑）観ましたが、最後にチラリとジム・キャリーが出ていたのが少しツボでした。いや別に彼を好きって訳じゃありません(^_^)。

お礼

有り難うございます。
休日を挟んでしまったので
お礼が遅れてしまい申し訳ございません。

＞私的にワンパターンなんですが（^^;）
好きな作品は？と聞かれると
頭の中に真っ先に浮かぶ作品は決まっていたりしますよね。

私は好きな作品は？と聞かれると
ここの所は
「キス★キス★バン★バン」
「ギャングスター・ナンバー１」
「Sweet Sixteen」
がすぐに頭の中に浮かんでしまいます。。
そろそろ入れ替えしたいのですが・・・

◆『ローカル・ヒーロー』
この作品も以前からお薦めされている物なんですけど
なかなか見つけられなくて・・・
それにしても深夜映画で十数回ってのは凄いですね（笑）。

向こうでは寅さん的映画なのですかっ！？
て事は、マーク・ノップラーの音楽も
”どう～せオイ～ラはヤク～ザ～な兄貴～♪”
って感じで想像すれば良いワケでしょうか・・・
きっと向こうの人にとっては古典的なストーリーなのでしょうね。

◆『ミラグロ（奇跡の地）』も未見です。。
クリストファー・ウォーケン大好きなので
是非チェックしないと～
「誰も殺さない」点が見所って（笑）
確かにあらすじを読んでみても
そういった雰囲気は無さそうな感じですね。

◆『ディーバ』は好きですよ～。
凄くスタイリッシュに作られていましたよね。
でもこれはお薦めし難いってタイプじゃ無い様な気もしますけど
どうなんでしょう～？
結構ヨーロッパ映画好きの人にとっての
お薦めの定番になりつつ有りませんか？
でも確かに細かい点まで気を付けて見て頂かないと
まぁまぁ面白かったかな～？
くらいで済まされそうですよね。

あと
◆『サイモン・バーチ』のジム・キャリーについてですけど
ジム・キャリーはオープニングにも出て来るんですよね。
サイモンのお墓を尋ねる場面から始まって
そこから少年時代の回想シーンに入ります。

ジム・キャリー発見！と言えば
私は「ダーティー・ハリー５」での
すぐに殺されてしまうロックスター役の方が
インパクトが強かったのですが・・・（笑）
ガンズの「ウェルカム・トゥ・ザ・ジャングル」に合わせて
歌ってましたよね（笑）。
ガンズのメンバーが
葬式の場面に出演しているのも笑いました。

回答ありがとうございました。
ローカル・ヒーローどれだけ寅さん度が高いか
試してみたくなりました。

回答No.9

MONKEYMONKEY

有名な作品ですが、
「愛と哀しみのボレロ」です。
１． お勧めできない理由：「長い」からです。というか、かなりの人がこの映画には不平を言っているのを知っているので。
２． 好きな理由：質問者さんが言っている事にかなり近いと思うのですが、基本的に淡々としています。似た映画に「ショートカッツ」があるのですが、こういう映画の特徴ですが、大勢の登場人物がいて同時進行で別の場所で人生を生きている。いやー本当にいい映画だと思います。簡単に構成をいいますと第二次大戦中～７０年代までの数十年の3世代に渡る大河ロマンなのですが、場所がロシア・パリ・ドイツ・アメリカの４ヶ所になっています。全く関係ない４つの話が小さなエピソードの積み重ねで同時進行で進められていきます。しかし、これらが実は大いに関係があると最後にわかります。各エピソードは大きなものから小さなものまで様々で（アウシュビッツの話があるかと思えば、よくある浮気の話があったり）、どれをとっても一つの映画にできるような素敵な短編小説のようなものです。つまり、１本で10本分ぐらいの映画の題材がつまっているという感じでしょうか。成功する話、失敗する話、命が助かる話、命を失う話、努力が報われる話、報われない話、努力しないのに報われる話…やむを得ず犯してしまう罪…。出てくる人も立派な人、駄目な人、執念の人、過去の罪を背負う人、ワガママな人、不幸な人…。
３． 各エピソードの切り口のセンスを見て頂きたい。いいんですよ、これが。それから「大いなる省略」。短編小説はこの大いなる省略で全てがきまるらしいですが、見事なものです。一つの絵で全てを語ってしまうような大胆な演出が小気味いい！のです。

お礼

有り難うございます。
早く回答を頂いていたのに
お礼が遅くなってしまい申し訳ございません。

◆「愛と哀しみのボレロ」
この作品は昔にＴＶで観たきりです。
それも最後の部分しか見られなかった記憶が・・・
この辺の少し古めの作品ってキチンと見ておかないと
と思いつつ、そのまま未見になっちゃってるのが多いんですよね。

この作品は
ボレロについて語られているのを耳にする事が多かったので
その音楽的な部分しかイメージを持っていなくて
話の内容は、よく知らなかったのですが
回答者様の文章を読んで少しずつ世界が見えて来ました。

１本で１０本分ぐらいの映画の題材がつまっている内容だなんて
とても贅沢ですね。
キチンと把握する事が出来るだろうかと不安でも有りますけど
そういった作品って観る度に新しい発見も出来そうですし
楽しみです♪
きっとハマっちゃうと何度も観ちゃうだろうな～（笑）

3世代に渡る大河ロマンというのにも惹かれてしまいます。
それだけに時間が長くなってしまったのでしょうけど
それを感じさせない魅力が沢山詰まっていそうですね。

細かい部分でのセンスの良さを感じさせる作品って
痺れてしまいますよね～。
私も世間的には不平を言う人が多い様な作品でも
そういった部分を発見して、
スッカリ虜になってしまった作品が幾つか有ります。
でもこれを他の人にも解って貰うのって
なかなか難しかったりするのですよね。。
どうしても一度見ただけの印象で
ボロクソ言っちゃう人が多いですからね。。
もっと細かい部分まで見てあげて欲しいな～って
いつも思います。。
何度か見直す内に段々と見えて来る物も有りますしね。

大河ロマンと言えば最近観た作品では
◆「耳に残るは君の歌声」や
◆「太陽の雫」
を思い浮かべますけど
どちらも好きな感じだったんですよね～。
「太陽の雫」なんて３時間も有ったのですけど
全然退屈せずに楽しむ事が出来ましたよ。
レイフ・ファインズの目ヂカラに
やられちゃっただけなのかも知れないですけど（笑）。

ですので「愛と哀しみのボレロ」もきっと
気に入るんじゃないかなと思ってます。
ＤＶＤも出ている様ですので探してみます。

回答ありがとうございました。
読んでいるだけでもワクワクする様な文章で
すぐにでも観たい気分で一杯になってしまいました。

回答No.8

missPIGGY

「キルトに綴る愛」は何となくお勧めしたことはないですね。
お勧めし難い理由は、見終わった後に「面白かった」とか「怖かった」とか「スゴかった」とかいう明確な感想が持てないためでしょうか・・・。
自分でも何で好きなのかが判らないので、「○○だから観た方がいいよ！」って感じにならないです。
好きな理由は、もともと派手なロードショー系のものよりも静かな作品に引かれます。スピード感のあるものって観ていて非常に疲れてしまうので・・・。
ここに注意して観て欲しい・・・うーん、悩みますねぇ。しいて言えば、キルトの美しさでしょうか？

お礼

有り難うございます。
すぐに回答を頂いていたのに
お礼が遅くなってしまって申し訳ございません。

◆「キルトに綴る愛」は未見なんです。。
結構観ていない作品が多いなって質問をしてみて実感致しました。
この作品は、キルト作りに集まった女性達の
それぞれの人生が語られていくお話なんですよね。
これは公開当時に
ラジオで詳しく紹介されていたのは覚えていて
面白そうだなとは思っていたのですが
ずっと観る機会が有りませんでした。
調べてみた所、昨年の暮れにＤＶＤが再発（？）
されている様ですので、何とか探せば観られそうですね♪

確かにストーリーを読んでみると
あまり派手な感じの作品では無さそうですね。
キャストは結構豪華なんですけどね。
でもこういったお話の方が見終わった後に
何だかジンワリと来る物が有ったりするんですよね。
ほのぼのというか
何とも言えない暖か味を感じられる作品なのかな？
という印象を受けました。
でもそれを共感して貰えるか不安で
人にはお薦めし難かったりするのでしょうね。

私も派手な展開の物よりも
静かに進行されて行く映画の方が好きなので
惹かれるものが有ります。
ストーリーだけでは無くて
キルトの美しさにも興味有りますね。
やはりタイトルにもなっているだけ有って
キルトはこの作品にとって重要な物になっているんですね。

回答ありがとうございました。
私の最近の好みにピッタリな感じの作品で
観るのがとっても楽しみです。

回答No.7

f_Tadas

＃５です
申し訳ありません。カテゴリ、洋画でしたね…
この回答はスルーしてくださって結構です
失礼しました

お礼

こちらこそ質問内に
『洋画で』
と書くのを忘れてしまい申し訳有りませんでした。
次からは気を付ける様に致しますので
これに懲りずに、また機会が有れば宜しくお願い致します。

回答No.6

rightegg

こんにちは。

遠慮しつつも結局教えるんですが。

「ウディアレン監督作品全般」
アニーホールなど一部の作品を除けば極端に地味。キャラがいつも同じ。マンネリ。舞台もNYばかり。爆笑は無理。台詞が聞き取りづらい。鼻につく。
要するにそんなウディアレンが好きな人にしか楽しめないってことです。
もちろん僕は大好き。あんなじじいになりたいです。

「2001年宇宙の旅」
とにかく長く感じる。SFの技術が飛躍的に進化した今見ると、実験映画のように見える。
でも、画面全体に溢れる美意識と音楽のセンスはさすが。BGVとして流すのが正解かも。

「ロッキーホラーショウ」
キモイ。意味不明。
しかし（カルト）ミュージカル映画の傑作。個人的には大爆笑。細かなボケも見逃せない。「タイムワープ（劇中の歌）」は一緒に踊るのが基本。

お礼

ありがとうございます。
早くに回答を頂いていたのにお礼が遅くなってスミマセン。

＞遠慮しつつも結局教えるんですが。
私もそういう時有ります（笑）。
かなり勇気が要りますよね・・・

◆「ウディアレン監督作品全般」
そうですよね、非常に評価の高い監督さんですけど
好き嫌いハッキリと分かれてしまうタイプの人だと思います。
私もウディ・アレン監督の作品を初めて観た時は
面白味を掴めぬまま映画が終わってしまって
アレレレレ？・・・(^▽^;)
となってしまいました。。（恥）

でも高校生の時に「カイロの紫のバラ」を観てから
少し興味を持つ様になりました。
この作品は女性が観ると結構キマすよね～。
当時、途中出て来る娼婦（？）のセリフが
妙に印象に残った事を記憶しています。
音楽も印象的で特に中で使用されていた映画での
フレッド・アステアとジンジャー・ロジャースのダンスシーン
チーク・トゥ・チークを聴くと今でも切ない気分にさせられます。。

なかなか全作品チェックする機会が無くて
私が観た作品は極一部では有りますけど
結構好きな作品も多いですよ～。
最近では（と言っても古いですけど）
「ギター弾きの恋」が良かったですね。

◆「2001年宇宙の旅」
これは最初観た時は途中で眠ってしまいました・・・（恥）
でもＴＶで放映されると、ついつい観てしまうのですけど
今改めて観てみると面白いですよね。
確かに作品としてお薦めし難いタイプの映画ですね～。
ＢＧＶとして流すのが正解って・・・（笑）
友人が遊びに来た時にでも
さり気なく流しましょうか。。

◆「ロッキーホラーショウ」
はタイトルは知っていましたけど未だに観ていないんです。
洋楽好きな割にはミュージカル映画に馴染みが無い私です。。
結構古い作品なんですね。
調べてみましたけど何だか凄く楽しそう♪（笑）
ちょっとキワっぽい雰囲気も有りますけど
興味深い内容ですね。
今でも熱狂的なファンが沢山居る作品なのだそうで
私もどれだけハマれるか楽しみです。
えっと、「タイムワープ」一緒に踊るんですね（笑）

回答ありがとうございました。
色々なタイプの作品のご紹介
とっても楽しかったです。
特に最後の作品は気になりますね・・・

回答No.5

f_Tadas

一般の評価は別で考えていいんですよね…

「未満都市」が私にとってはそれですね
＜人には勧めがたい理由＞
＊日テレ系土曜夜９時のドラマと言うと、ジャニーズが出ていて少し子供向け、という印象があるので、大人の観賞に堪えるの？という思い込みがありそうなので、（自分の周りでは）まず勧められない
＜好きな理由＞
＊子供しかいない町（子供だけしか生きられない街）、のあの寒々しい演出がたまりません
演劇的、前衛的でさえあると思っていたので
＊後でわかったのですが、トリック、ケイゾク等の堤さんがスタッフに入っていたので、あんな異様な作品になっていたのかも

ラストがもっと、後味悪かったら、むしろいろんな人に勧めていましたね（笑）

こんな回答で良いでしょうか？

お礼

有り難うございます。
早く回答を頂いていたのに
お礼が遅くなってしまい申し訳ございません。

仰る通り一般的な評価は別に考えて頂いた方が良いでしょうね。
お薦めし難いけれど評価の高い作品って沢山有りますもんね。

◆「未満都市」はドラマで放送されてましたよね。
えっと、Kinki kidsが出ていたドラマですよね。
相方が家に居ない時はチョコチョコ見てました～。
（やはり相方が一緒だとジャニーズ系は見られないので・・・）
他のドラマと比べると少し異質な空間というか
独特な雰囲気が漂っていて好きでした。
トリックやケイゾク等の堤さんが関係されていたのですね。
知らなかったです。勉強になります。

所々しか見ていなかったですしラストも見られずだったのですけど
ラストは思ったよりも後味が悪く無かった様ですね。
でもどんなラストだったのか確認する意味でも
もう一度見てみたいです。
ＤＶＤも出ているんですね♪

この作品についての色々なレビューを読んで来ましたが
「ジャニーズを甘く見てはイケません・・・」
と書かれている記事が多かったのが印象的でした（笑）。
海外の作品でもそうですけど、
アイドルが出てるからって甘く見てはイケないのですよね。
意外と良い作品が有ったりするのです。

回答ありがとうございました。
私も演劇的、前衛的に感じて印象に残っていた作品でしたので
ご紹介大変嬉しかったです。
実はタイトルをスッカリ忘れていたモノで・・・σ(^_^;)

回答No.4

disease

ジョニーは戦場へ行った（７１米）
グロイ。
酷い。
キツイ。
でも感動もある。

禁じられた遊び（５１仏）
暗い話ですが、まあ救いがある方かな？

愛と哀しみの調べ（８９ポーランド）
これは超感動作なんですが、多分ビデオ化してないので見れない。

カジュアリティーズ（８９米）
戦争犯罪を描いた作品ですが、かなり暗く救いが無い。
「地獄の黙示録」や「プラトーン」よりはるかに後味が悪い。

エレファント・マン（８０米・英）
モノクロです。
しかも一歩間違うとホラーになってしまうヒューマン映画。

あと下の方も挙げてますが、デヴィッド・リンチ作品全般。

お礼

有り難うございます。

◆『ジョニーは戦場へ行った』
この辺の古い作品って、観ていない物が多いんですけど
この作品もその内の１つです。
かなりキツイ内容になっている様ですね。
少し重たい雰囲気の作品って幾ら感動出来る物で有っても
お薦めし難いですよね。

メタリカ（Metallica）の「ワン（One）」
という曲のＰＶに
この映画の場面が織り交ぜられているのですが
そちらは何度か見た事が有って、
それを見ただけでも、かなり衝撃的だったのを覚えています。
ちゃんと映画の方も全編通してみてみたいと思いつつ
そのまま今日に至っています。。早く観てみたい・・・

◆『禁じられた遊び』
懐かしいですよね～、幼い頃にＴＶで観た記憶が有ります。
でも殆ど内容を覚えていない・・・
ミッシェ～ル、ミッシェ～ルって
叫んでいたのは覚えているのですが。。
子供ながらに暗い作品だな～とは思いました。
でも今になってみると、
もっとキチンと観ておきたかった作品でも有ります。
ＤＶＤ出ていると良いのですが。。

◆『愛と哀しみの調べ』
これは全く知らない作品です～。
確かにビデオ化されていないとお薦めし難いですよね。
ん～、いつかＣＳ等で放映されるのを
待つしかないのかも知れないですね、残念・・・
作品の事を調べてみましたが検索してみても
詳しい情報が殆ど見つからずで
かなりレアな作品の様ですね。
こんなの知っているなんて凄いです～。
ＴＶＭと書かれて有ったのでＴＶ用のムービーだったのでしょうか？

◆『カジュアリティーズ』
これも未見なんです。。
かなり暗く救いが無いという事ですが
却ってそういった内容の方が
リアルで心に響く物が有ったりしますよね。
これはＤＶＤが出ている様ですので是非探して観てみます。

◆『エレファント・マン』
これもズシリと暗い作品でしたよね。
そう言えば公開当時、
日本ではホラー的な扱いを受けていた様な気がします。
（子供の頃だったのでハッキリとは覚えていないですが・・・）
これもよくよく考えてみるとリンチ作品なのですよね。

回答ありがとうございました。
未見の作品や、もう一度見直してみたい作品ばかりで
とても興味深い内容でした。
ＤＶＤ見つけ難そうですけど何とか観たいと思います。

回答No.3

nayuta

「抹殺者」
メル・ギブソン主演の「サイン」と同じく日本ではクリスチャンかキリスト教にある程度馴染みのある人でなければ理解されづらい地味な作品だと思います。

エルサレムで遺跡（墓）が発見され、人骨が見つかる。その特徴から、キリストの骨と思われる。しかし、もしそれが本当にキリストの骨だとすると、キリストが復活したという信仰が根底から覆されることになる。主人公はバチカンから調査するように派遣された神父。その骨を巡ってバチカン、ユダヤ教徒、考古学者その他様々な人の思惑が入り乱れ…というようなお話で、スリルとサスペンスとアクションてんこ盛りなワクワク感のある映画かとの印象を与えます。

でも、実際、スリルとサスペンスとアクションを期待すると完全に肩透かしを食らいます。

スリルとサスペンスという意味では、主人公の神父の心理がどう変化するのか、とかそういうのがポイントだと思います。

ラストで主人公、ヒロインそれぞれが強烈な皮肉というかカウンターパンチのような発言をすることが凄く痛快というか爽快というか、それが監督の言いたかったことなのかな、と私は勝手に思って気に入ってるのですが、そう思うのは私だけかもしれないので、人にはオススメしにくいです。

あと、主人公が宿泊する教会の受付？をしてる人（神父さんなのかなぁ…その辺はよくわからない）がいい味出してて、個人的に非常にお気に入りポイントなのですが、これも賛同者を得ることができるかどうかわかりません。

近隣のレンタル屋でも字幕オンリーのビデオが１本あるだけですし…よくぞこれを買ってくれた、映画配給会社！って思う一本です。

参考になれば幸いです。では。

お礼

有り難うございます。

◆『抹殺者』は全くの未見です。
でも何処かで聞き覚え（見覚え）の有るタイトルだな？
と思い調べてみた所
丁度、明日の午後１０時から
「ムービー・プラス」で放送されるみたいです～。
これは見逃さない様にしないとイケないですね。
何て良いタイミングなのでしょ～！

メル・ギブソン主演の「サイン」は観ましたが
確かに少し理解し辛い部分は有りましたよね。
あの宇宙人が何とも・・・ツボには入りましたが・・・

でもこの『抹殺者』は
あらすじを読んでいて、とても惹かれる物を感じます。

しかし、これだけ興味深い題材なのに
あまり話題にならなかったのは
恐らくその心理的な部分に重点を置いて描いたのが
万人には受け入れられ難い印象を
与えたからなのかも知れませんね。

少し調べてみた所
スリルとサスペンスが・・・
等と紹介されている事が多い様ですので
それを期待して観た人にとっては肩透かしを喰らってしまいそうですね。
でも私自身どちらかと言うと
人間の心理を巧く表現した作品の方が好きなので
充分楽しめそうな予感がします。
ラストもどう感じるか楽しみですね。

あと、イイ味出してる役者さんを発見するのも好きなので
注目してみてみたいと思います♪

回答ありがとうございました。
ポイントが非常に解りやすく解説されていて
とても参考になりました。
明日の放送絶対に観ますね！