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旅行会社の基本代金と旅行代金について
- 旅行会社の基本代金と旅行代金について疑問があります。基本代金は往復の移動費と一泊分の宿泊費で構成され、旅行代金には追加代金も含まれます。このルールは旅行業界で決まっているのでしょうか?
- 旅行会社の基本代金と旅行代金の内訳について知りたいです。基本代金は移動費と宿泊費、旅行代金には追加代金も含まれるのでしょうか?旅行業界全体で統一されているルールなのでしょうか?
- 旅行会社の基本代金と旅行代金について教えてください。基本代金は往復の移動費と一泊分の宿泊費からなり、旅行代金は基本代金に追加代金が含まれるのでしょうか?旅行業界で共通のルールなのか気になります。
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特に業界で決められたルールではないと思います。業界で推奨されているのは、飛行機を使う場合のサーチャージ(燃料費特別付加)や空港税などの総額を表示することです。 旅行に使うホテルや飛行機・バスなどの値段は、実は交渉によって決まっています。そのため需要の多い土日は高く、平日は低いですし、常に満席に近い飛行機の座席をグループで固まって座れるようにするのも以外に大変です。また台湾や韓国などの土日を含んだ2泊3日程度で楽しめる場所であれば、朝早く行って夜遅く帰ってくる飛行機に人気が集まり、夜に出発して朝に帰ってくるのでは、同じ2泊3日でも結局1日しか現地に滞在できなくなります。 これらの違いをあまり細かく書いてしまうと分からなくなってしまうため「基本的にかかる費用」を決めてその後にいろいろなパターンを追加して分かりやすく総額の違いを理解できるようにしているのです。 たとえばハワイ旅行(ワイキキ)を例に取りましょう。 基本料金 ホテルワイキキOK宿泊 4泊6日 10万円 追加代金 ・オーシャンビュー確約 2万円 ・火曜出発日曜帰国追加料金 1万円 ・往路早朝便確約 1万円 ・復路午後便確約 1万円 ・座席横並び確約(往復) 5千円 ・送迎をリモにアップグレード 1万円 これで何も選ばずに基本料金10万円だけで6人グループで頼むと、月曜出発の土曜帰国、行きは一番遅い夕方出発で帰りは一番早い早朝出発、ホテルの部屋は最低グレードの目の前は隣のホテルの壁の部屋、飛行機は見事に席がバラバラ、ということもありえます。 ハワイ便は満席のことが多いので、こういう風になりかねないのです。 ですので「この旅行は男子学生6人で安く海を楽しむ旅行」というテーマであれば、日程は平日でぜんぜんOKでしょう。ホテルは寝るだけなので壁でも良いです。席も我慢します。行きは結局時差ぼけで何もできないので安くしますが、帰りはなるべく現地に居たいので午後便を選択、飛行機でばらばらな分送迎はリモを選択します(個別に送迎してもらえると、遅れてくる乗客をバスで待たずに時間のロスが少なくなるメリットもあります) そうなると追加料金は ・復路午後便確約 1万円 ・送迎をリモにアップグレード 1万円 の二つになり12万円でいけることになります。 逆に社会人カップルが記念旅行で奮発すれば、追加部分を全部つけるかもしれませんね。そういう選択の幅がある場合には、基本料金+追加料金の組み立てになるのです。 逆に「添乗員と行く、アラスカオーロラツアー」のような場合は、添乗員がついていますので、飛行機も全員同じですしホテルも全員同じですし、行動も同じ行動になるため、基本料金以外の追加料金が発生する余地がほとんどありません。 こういう場合もあります。 また同じ行程の同じホテルでも、旅行会社が違うと金額が違うこともありますし、よく見ると食事付だったり無だったりと違いがあるかもしれませんので、比べる場合はとにかくよく読みこんで比べることです。
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- kumalily
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夏まで旅行会社に勤めていました。 確かにわかりにくいパンフレットもありますよね。 勘違いしやすいというか不親切というか、 理解しにくいものも多いので迷いますよね^^; 「独自ルール」ではないですし、「業界ルール」でもないです。 ただ、紙面上、すべての料金を掲載することができないので、 各ランクに定め、基本の料金に加算をして最終旅行代金を決める・・・ といった紙面上の見せ方をしているだけです。 本来、「料金」と「代金」、「追加」と「加算」など、 それぞれの単語にも意味があるのですが、ここでは割愛して、 簡単に説明しますね。 3/1発 1泊2日の商品を例に挙げると・・・ 「1泊2日=往復航空券+1泊分」がセットされての代金です。 料金表に掲載されている3/1出発の基本料金=¥50,000 <ホテル> 基本ホテル:加算なし Aホテル:1泊につき1人あたり1,000円加算 Bホテル:1泊につき1人あたり2,000円加算 <航空機> 往路基本フライト:加算なし 往路Aフライト:1人あたり1,000円加算 往路Bフライト:1人あたり2,000円加算 復路基本フライト:加算なし 復路Aフライト:1人あたり1,000円加算 復路Bフライト:1人あたり2,000円加算 このような料金形態だったとします。 その場合の【基本代金】は¥50,000となります。 内訳は ・3/1発の基本料金(¥50,000) ・基本ホテル(加算¥0) ・往復基本フライト(加算¥0) 上記の通り、ホテルも航空機も全て「基本」を利用すると、 加算額が不要なので、旅行代金は¥50,000となり、 基本代金と旅行代金はイコールとなります。 これが1番安くいけるパターンです。 もし、ホテルは「基本ホテル」を利用、 航空機は「往路Aフライト」「復路Bフライト」を利用した場合、 ・3/1出発の基本料金(¥50,000) ・基本ホテル(加算¥0) ・往路Aフライト(1,000円加算) ・復路Bフライト(2,000円加算) これらを足し上げた金額¥53,000が旅行代金となります。 今回は「1泊2日」コースとして説明しましたが、 【基本料金】が2泊3日とか4泊5日とかもありますし、 全ての料金が一律(それぞれに加算なし)の商品もあります。 コースによって異なりますので注意してくださいね。
お礼
分かりやすい、ご回答有難うございました。 基本代金に含まれる宿泊費は一泊分とは限らず、 旅行のプラン毎に異なっているですね。 「基本代金」で基本的な料金をまとめているのは、紙面上の都合によるのですね。
お礼
詳しいご回答を有難うございました。 基本代金とは、あくまで「基本的にかかる費用」と言うことで、 内訳が明確にルール化されているわけではないのですね。参考になりました。