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サーバーの保守期間について
インテルのCPUを搭載したサーバーについて、だいたいどこのメーカーも5年保守のサービスはありますが、8年とか10年とかの保守が必要な場合もあると思います。 想像するに、保守部品がそこまで長い間確保できないとか、普通は5年経てばOS自体の保守が切れるなどの理由が考えられますが、それ以外に長期保守にしても意味が無い(or デメリットがある) 理由として何か考えられるのでしょうか。 そもそも、例えば6年経ったサーバーなどは最新製品と交換しないとどういう観点からまずいことが起きるものなのでしょうか。
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大体のメーカーが最長5年ですが、HP(COMPAQ)社だけは基本保守部品保管期限(製造終了から7年だったはず)の保障をかけられます。 HP社は製造終了から7年以降でも保障をかけれますが、保守部品が無くなってしまっていても保証料金は変わりません。 7年以降はほとんどHDDとメモリの保証料金になると思っても過言ではありません。 ただし、HP社の保証料金は3~6万円くらいの費用が年単位でかかりますので、かなり高いです。 DELL社は1~2万円位ですみますが、最長が5年です。 DELL社にHP社の保障期間の事を話すと、話は聞いてもらえますが5年以降の保障はかなり無理のようです。 DELL社にせめて「製造終了から7年」の保障を対応して欲しいともお願いして、DELL社内会議にもかけてもらったと思われますが、保守部品を2年間分充実させておく事はDELL社では採算が合わないと言う結果になったもようです。 年間の保証料金が安いので、その分を新しいのに買い換える費用に回して貰いたいと、進められました。 法律で保守部品の保管期間は7年なので8年以上の保障は原則どの電化商品でも出来ないのです。 8年以上の保障はメーカー自身の自社努力になり、一番採算の合わないサービスになりますので、どのメーカーも大半が最長5年となってしまう訳です。 と言うわけで、 >例えば6年経ったサーバーなどは最新製品と交換しないとどういう観点からまずいことが起きるものなのでしょうか。 保守部品の製造保管管理業が、法律を基準におこなわれています。 6年目以降の修理は保障無しで修理を受け付けて、製造終了から8年目以降は修理を受け付けないか、保守部品がある部分だけを受け付けるかと言うのが、一般的な電化製品メーカー判断です。 サーバーを使っていくに当たっては、トラブルが起きない限り6年目以降も使っていけると思いますが、修理となった場合の費用が結構バカにならないと思います。 HDDだけで言っても、サーバー用HDDはサーバー使用を前提とした動作チェックおこなっています。 (動作チェック内容は教えて貰えませんでしたが、24時間稼動を数日間程度を何らかの方法でチェックしている物と思われます。 昔、DELL・HP・Fujitsu・IBM社に問い合わせしました。) サーバー使用の動作チェックでNGとなった物がクライアントPC用HDDとか製造メーカーへの返品とかになります。 (NGの内容によります。) 以上、参考になれば幸いです。
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- nnori7142
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電子機器工業会の電子部品耐用年数の定めが有ります。メーカーもPL法の関連で、稼動保証年数を10万時間迄という縛りがあります。 特に24時間稼動での運用で考慮すると、大体5年がサイクルとなります。 8年も10年も設計上、利用出来る保証がメーカー的に言えない規制があります。 仮にリース契約されたとしても、リース会社も原価耐用年数・減耗価値償却を5年と見ております。 特にダウンタイムや業務遅延、遅延損害を考慮すると、キチンと5年償却された方が賢明です。 利用されています、サーバが無停止型サーバやオフコンクラスであれば、10年償却モデルが有りますが、一般的なサーバ(200万未満)は本来はサーバとは言えず、オフコンですと1000万以上は当たり前の価格帯です。 業務遅延を考慮された方が良いですよ。何か有るとそれ以上の損害が出る事も間々有ります。会社の生命線という認識を持たれ方が良いですし、その為の経費は必要経費です。 小の虫に拘るあまり、大の虫を取り逃がす(大局を逃す)事も日本人は多いそうです。(外人から見るとそう見えるそうです)
- kita_s
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部品入手以外の問題として、ユーザー側の問題としては次のようなことがあります。 ・サーバ自身の性能コストが落ちる(古いCPUやHDDのままだと、同じ接地面積・電力あたりの性能が最新型に比べて低くなります)。 保守側(メーカー)の問題としては次のようなことがあります。 ・交換部品を長期間保管・維持するための維持費がかかる(手に入らなくなった部品の場合、顧客専用に部品の確保が必要になり、部品共用による保管コスト低減ができません)。 ・部品の寿命(主にHDDや電源・ファンなどの稼働部品)による交換頻度の増加により、保守費用の利益率が落ちる(PC関連部品は、3~5年を過ぎると故障率が一気に上がります)。 ユーザー側としては、本体のコスパ、メーカー側としては部品交換頻度増加による利益の低下が理由としては大きくなるでしょうね。