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PC用CPUはなぜインテルばかりなのか
- PC用CPUはなぜインテルばかりなのかについてまとめました。
- PC用のCPUにはなぜインテルが主流なのか、その理由について説明します。
- 最近はPC用CPUのほとんどがインテル製であり、AMDなどの競合メーカーはあまり見かけません。なぜインテルが圧倒的なシェアを持っているのか、その理由について解説します。
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視点を変えると、スマフォなどで多用されているARM系のプロセッサーは ARMが高性能RISCプロセッサーから省電力プロセッサーへと移行する過程で 同じ条件で、多くのメーカーが競争できる体制ができたと考えられます。 ARMが注目を集めるまでには、けっこうな期間がかかったので その過程を、正確に認識してはいませんが…ARMは たとえばApple NewtonやSONY CLIEなどでも採用されていて スマフォが流行するけっこう前から 省電力で、比較的パワフルなプロセッサーとして活躍していました。 それ移行も、たぶん多くの新規参入が行われていますが 本家たるARMが生産しないこと、実質的な本家製品が無いこと これが競争を、今も公平な条件で続けられていると考えられます。 対して、PC向けのx86,x86-64と称されるプロセッサーは CPUという部品自体が、intelによって生み出されたという大きな要因があります。 一時期、i8080を改良したザイログ社のZ80が主流となり 6502(Apple ][ほか),6809(FM-7ほか)などと競う時代がありましたが その後、次世代、次次世代へとintel製品が業界を主導してきました。 つまり、i8086,i8085が担った、現在のパソコンの祖となる IBM PC/ATや、日本特有のPC-9801など。 その強化版として、互換性を持つi80286,i386搭載製品。 この時代に、Windows3.1がやっと陽の目を見ました。 そこでパソコン市場の成長が進み、intelとのセカンドソース契約などを根拠に いくつかのメーカーが、i386や後継のi486と互換性のある 高性能プロセッサーや低価格プロセッサーの販売を展開しました。 自作PC自体は、i80286,i386の時代から米国などでは行われていましたが 性能を左右するCPUの選択肢が、複雑化してきたことから この時代に、自作PCのブームが起きました。 PCメーカーがintel製品搭載の高価なPCがあって より安く高性能のPCを、自作PCで作れるという時代があったわけです。 ところが、その後パソコン市場は低価格化が進んでいく過程で 自作PCが必ずしも安いという時代では無くなっていきます。 それによって、CPU選択の自由による利点は小さくなり 多くのメーカーが、CPU事業で競争する時代は終わりに向かいました。 結果的に、今は実質intelとAMDの二社だけがx86,x86-64のプロセッサーを販売しています。 脱落していったメーカーは、特徴的な機能をセールスポイントとしたりしましたが 充分に訴求できない場合がありましたし Windows上での性能の問題から敬遠されるようなこともありました。 ARM系プロセッサーの場合は、自作PCのような市場がほとんど無く 組み込みOSと組み合わせられるため、プロセッサーメーカー間の競争も 外的要因に左右されにくい、公平に近い条件で行われているんじゃないかと思います。 PCの場合は、たとえばintel製のCPUでも、鳴り物入りで登場したPentium4が Windows上で、充分に性能向上を示すことができず 消費電力の問題ばかりが注目されたような例がありました。 さらに、PCの性能が飽和しだしてからは、CPUの特性に対して 最大手intelが手広く展開する中 競合メーカーが、優位に立てる分野がより狭まってしまいました。 もともと、intelが本家として展開されてきたことが 最後に、intelが勝つ結果に繋がってきたようにも思えます。 もちろん、そこにはintelの企業規模からくる強みもありますし intelが持っている、最新の高密度プロセッサー生産設備なども強みです。 同じ設計力や企画力があっても、より微細な回路を生産できるほうが 消費電力的に有利になるので、intelはその分野でも力を入れています。
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AMDが衰退した理由は、PC文化の衰退。 PCに対するこだわりがなくなり、IntelとかAMDとかどうでもよくなったからではないかと。 メーカーとしても、一般的な用途ならばIntelの方がネームバリューで安心感があるし、AMDのPCをあえて販売する必要なんてないでしょうしね。 ベンチの変態マニアとか、どの程度いるのかさっぱりわからんPCゲーマー向けのゲーミングPC。 エンコードしても見ないエンコードマニアとか、自分でも実態はわからないです。 PC Watch、ASCII等のサイトは毎日チェックしてるけど、田舎に住んでるのでPCパーツ等の現実的な売り上げ、人気とか全然わからないですし。 日本ではノートばかりだし、スマホで十分かもしれないわけで、一般人でPCなんてこだわるのは一部ユーザーぐらいでしょう。 Acerの格安デスクトップPCが1年も持たずにマザーが壊れてから、自作するようになりました。 AcerのPCがAMDだったという理由で、2010年夏から自作をはじめて、今年8月までで15台作成。 14台がAMDのCPU、APUを使いました。ビデオカードもすべてRadeonです。 今年の夏はNITRO RX470(8GB)を35000円で買い、すぐに8000円も値下がりしてへこみました。 現在、7台使用中で、6台がAMD。1台がAPU(A10-7860K)、他の5台がFX(8Core)+Radeonの組み合わせです。この1年で4台のFXのマザーを新製品に交換したぐらいですから。 北海道では、自分ほどAMDのパーツを買ったPCオタクはいるのだろうかと思ってしまうレベルです。 5台をWindows10で使用していて、実に快適です。が、ネット以外では美少女ゲーム程度。 田舎でPCでゲームといえば、エロゲしか遊んでる人がいません。 普通のゲームは、PCではなく、PS4で遊んでます。今は、ペルソナ5をこつこつで遊んでる最中。 スマホでゲームしてる人はいっぱいいますが、PCゲーマーなんて皆無です。 アニオタだけど、エンコードはしないで、普通にBDレコーダーで録画してるだけ。 メディアでIntel+nvidiaで売れてるんだろうなと思うけど、自分の周りでは自作してる人って全くいないので、AMDばかり使っていても、全然気にならないんですよね。 マンガやラノベが好きで、新刊電子書籍を毎月50冊程度購入してます。 でも、PCではなく、タブレット3台で読んでいて、7台のPC使用時間より、3台のタブレットの方が使ってるんですよ。 今時の自作PCなんて、暇つぶし程度なのではないと思うのが、AMDの衰退した理由ではないかと。 法人向けが売れないと、PCはダメですからね。 PS4、XBOX oneがAPUでよかったと思いましたが、実際にAPUでPC自作する人が増えてないですから。
お礼
ありがとうございました
日本語表記とはどういう意味ですか、リンクのURLは、英文でなく日本語で詳しく説明をされていますが。
補足
すみません。日本語の文で表現してください。
- tknkk7
- ベストアンサー率11% (378/3310)
現代は、32bit 又は、 64bit の時代 8bit では、過去完了 AMD 半導体メーカー
お礼
ありがとうございました
補足
すみません。単語の羅列では意味がさっぱり分かりません。 8bitはどこから出てきたのですか?日本語の文で表現してください。
- kimamaoyaji
- ベストアンサー率26% (2801/10379)
スマフォやタブレットAppleやAndoroidのCPUの基本設計はARMですから、ARMのCPUといえます。 一時はAMDもそこそこ生産していたのですが、インテルの財力に負けた形です、微細加工の機械を作るのに多額のお金が必要で、莫大な資金を投じるインテルに追いつける企業がないだけです。 インテルもARMに押されて売上が落ちていると言う部分もあります。 ただしCPUメーカーはインテルとAMDだけではありません、MIPSプレステやPSPなどの他スパコン京などにも使われている、VIAテクノロジーズ、 半導体アニーリングを使った日立の 量子演算型CPUなど、量子演算CPUの開発が進んでいるので、インテルがいつまでもと言う訳にはいかないでしょう。性能が4桁以上違うので量産型が出来た会社がシュアを取るでしょう。 実現している量子演算コンピューターはカナダのD-Wave Systemsで約10億円だそうです
お礼
ありがとうございました
インテルだけじゃないと思います。 この回答は撤回をします。 http://pc.watch.impress.co.jp/docs/topic/spec/amd_cpu_spec.html 旧モデルを確認する場合は、急モデルはこちらをクリックしてください。 AMDは、windowsに搭載をされていません。
お礼
ありがとうございました
補足
結局何の話か分かりませんでしたが。
- ni6res
- ベストアンサー率46% (107/229)
>これはインテルが間接的に妨害をしているという意味ですよね。 >本当ですか?何か情報ソースはありますか? AMD製品のレビュー記事を確認して下さいレビューの大半が何 かしら細工をした状態で性能を落としたり、おかしな比較をして ネガティブキャンペーンを展開しているので。(10年以上継続中) FX-8350の使用者の様に記事の数値を検証して細工を暴いていた りするので、使用者のサイトと比較すると理解し易くなります。 更に海外のレビュー記事と比較するとよりおかしい事が分かります。 反対にIntelの製品に対しては持ち上げる情報ばかり載せ、都合の 悪いことはほとんど載せていませんので、そちらと比較すると分 かり易いですね。
お礼
ありがとうございました
補足
情報ソースというのは、あなたがそう判断した際のサイトURL等の情報を教えてくれという意味です。あなたが「大半が細工をしている」と判断したことはわかりましたが、私にはどのサイトがあなたがそう判断した内容なのかまでは特定できませんので。
- potatorooms
- ベストアンサー率28% (3506/12498)
>インテルと「MicrosoftやApple」の結びつきが強いから他社が参入しにくいということですね。 もう少し踏み込むと、IBMが手を引いたのが大きいんじゃないかと。 Windowsパソコンの初期、ATアーキテクチャやDOS/Vの時代はパソコンの基本設計はIBMが描いたもので、IBMが作ったまたはIBMの決めた仕様に従った標準機がありました。 パソコンという意味では革新的な部分で、マイクロソフトもインテルもリーダーシップは取れなかったんです。 極端な話、リーダーシップを取れないという意味では互換機メーカーや互換チップメーカーとインテルで、大きな差はありませんでした。 IBMがパソコンから手を引いて、リーダーシップはチップ、OS、ハードのメーカーのシェアが大きいところが話し合って決めています。 互換メーカーはやりにくいと思います。
お礼
>もう少し踏み込むと、IBMが手を引いたのが大きいんじゃないかと。 >IBMがパソコンから手を引いて、リーダーシップはチップ、OS、 >ハードのメーカーのシェアが大きいところが話し合って決めています。 なるほど。「DOS/V互換機」ですものね…。 それはインパクトが大きそうな要因ですね。 ありがとうございました
- Eureka_
- ベストアンサー率41% (5081/12275)
あ、ちなみに。 >「CPUを作る技術」 少なくとも物理的な意味では、無名メーカーは持っていません。それどころかここで名前が出てる中では自社でCPUを作れるのは今やIntelだけです。一時は「工場を持ってなきゃメーカーじゃない(Real men have fabs.)」と言っていたAMDでさえ、製造設備更新にかかる投資に耐えられず工場を売却しました。 じゃあ無名メーカーとかAMDがどうやってるかというと、ファウンドリと呼ばれる半導体製造専業のメーカーに製造を委託します。AMDはIntel互換のCPUをファウンドリに製造委託するほぼ唯一の企業なので、その点でも製造能力の面で立場が弱いようです。 ※ファウンドリから見ると面倒な注文(性能を出すための細かなカスタマイズいろいろ)を付けてきて、それでいて発注量の比較的少ない顧客という立ち位置になる。ARM互換のCPUは各方面から多数注文が入ってくるのでファウンドリ側にも製造ノウハウの蓄積ができる面がある
お礼
>じゃあ無名メーカーとかAMDがどうやってるかというと、 >ファウンドリと呼ばれる半導体製造専業のメーカーに製造を委託します。 そうなんですか…。自分の使っているスマホのCPUを調べたら、「MT6735 Quad core1.3GHz」でどこのメーカーだよと思っていたのですが、「台湾のチップメーカー、メディアテック社のSoCです。CPUはARM社のCortex-A53コアを4基搭載したクアッドコア」とのことでした。 カタログにはCPUはMT6735と書いてあるのに、結局はARMなのかと。またiPhone7のA10も中身はARMらしいので、そういうものなんですかね。 スマホCPUに関しては私は知らないことが多く勉強が必要だなと思いました。 ありがとうございました
- Eureka_
- ベストアンサー率41% (5081/12275)
>だったらなぜAMDのシェアは戻らないのですかね。 AMDの現行の主力CPUは2011年に製品化された「Bulldozer(開発コードネーム)」という世代の製品を改良しながら作られている状態なんですが、このCPUにソフトウェアの最適化が追いついてきて質問者さんの仰るような価格性能比を発揮できるようになってきたのはWindows 10が出てきたついこの頃なんですよ… http://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/1009756.html >DirectX 12の登場により、(中略)例えばゲーム「Ashes of the Singularity」にて、FX-6350は性能が167%向上するという。 それでも消費電力面では不利(設計はともかく製造技術は5年前から飛躍的な改善がないのである意味当然)なんですが、以前はそれに加えて性能比較の面でも不利(AMDに最適化したごく一部のソフトでないとIntelの競合製品に対して戦えなかった)という状況で、残念ながらこれじゃメーカーも使わないわな、と。 つまり今のAMDのシェア低下は純粋に製品の魅力で負けてる結果かと。 来年頭には基本設計を「Zen(開発コードネーム)」に、製造技術をBulldozerの32nmプロセスからIntelの最新世代と同等の14nm(公称)プロセスに一気に更新して大幅な性能向上を果たした新CPU「Summit Ridge(開発コードネーム)」が出てくるはずですが、これは当初CPU内蔵グラフィックを含まない純粋なCPU製品になる予定で、PCという形にするには別途グラフィックカードを付けなければならないのでおそらくメーカー採用はほとんど増えないでしょうね。 ※Summit Ridgeとソケット互換でグラフィック内蔵の製品として、Bulldozer系コアにグラフィックを組み合わせた「Bristol Ridge(開発コードネーム)」という製品は既に出荷されています。もっともSummit Ridge登場までのつなぎ的製品という背景が強く、国内で名前を聞くメーカーでこれ使ってるのはAMDの盟友hpくらいしか知りません。hpもまだ搭載機を国内投入はしてないんじゃなかったかな。 ※※Summit Ridgeは現行Intelの最上位であるi7-6900Kと比較しうる性能ではあるらしい ※※ http://www.4gamer.net/games/300/G030061/20160818108/ いわゆるメーカーPCにおけるAMDの逆襲は来年後半、Zen CPUとグラフィックを統合した「Raven Ridge(開発コードネーム)」という製品を待つ必要がありそうです。
お礼
> このCPUにソフトウェアの最適化が追いついてきて質問者さんの > 仰るような価格性能比を発揮できるようになってきたのは > Windows 10が出てきたついこの頃なんですよ… なるほど…。でも追いついてきたのですね。 >つまり今のAMDのシェア低下は純粋に製品の魅力で負けてる結果かと。 なるほど。 >いわゆるメーカーPCにおけるAMDの逆襲は来年後半、Zen CPUと >グラフィックを統合した「Raven Ridge(開発コードネーム)」 >という製品を待つ必要がありそうです。 これからAMDの逆襲があるのですね。それは楽しみです。 CPUについてくるグラフィック機能が強力なら使ってみたいです。 ありがとうございました
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お礼
>PCメーカーがintel製品搭載の高価なPCがあって >より安く高性能のPCを、自作PCで作れるという時代があったわけです。 > >ところが、その後パソコン市場は低価格化が進んでいく過程で >自作PCが必ずしも安いという時代では無くなっていきます。 ああ、なるほど。確かに今は普通の人は自作は全く考えませんよね。 ケースが光るやつがいいとか特殊なニーズ以外ではやらないような気がします。 ざっくり言うと ・スマホ用CPUは、競争・参入しやすい環境が整っている ・PC用は、単純な「クロック数/価格」の競争ではなくなったので参入しにくくなった ・AMDの衰退は、自作市場の縮小に伴うもの ということですかね。 うろ覚えですが、私が見ていたAMD採用のPCは、ツクモとか マウスコンピュータなどのBTOとかだったかもしれません。 参考になりました。ありがとうございました