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オーディオ、Bluetooth関連の質問になります
これから導入しようとしている環境なのですが、ミュージックプレイヤーをスマホと統合したいゆえAndroid携帯で音楽を聴こうとイヤホンを挿しましたところ、想像以上に聴けたもんじゃなかったので(最新機種ですが)そこで1つ考えました。 「Bluetoothはファイルを転送する機能なんだから、再生自体はイヤホンが行えば事実上Android携帯の再生とはならず音質はイヤホンレシーバーの方に左右されるんじゃないか」と。 そこで質問ですが、 (1)そもそもこの考え方は合っていますでしょうか。 実際はただのBluetoothイヤホンではなくウォークマンのイヤホンレシーバーを購入検討中ですので、再生はウォークマンの扱いになるのか?という意になります。 なお、Bluetoothの転送による音質劣化は考えないものとします。 (2)遅延、ノイズ、とぎれは実際どの程度起こるものなのでしょうか。 遅延というのは、こちら側からのアクション(再生、スキップ等)も遅延するのでしょうか。 よろしくお願いいたします。
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- asciiz
- ベストアンサー率70% (6849/9743)
少々、誤解があります。 音質劣化のほとんどは、「録音時」及び「エンコード時」に起こります。 ・録音機器が悪かったら、ノイズが乗ったり、音割れします。 ・ベタのPCMデータは大きいので、mp3やwma等のコーデックを用いて圧縮しますが、その時に十分なビットレートが無ければ、音の再現性が落ちます。 さらに、Bluetooth部分でも、劣化の可能性があります。 オーディオ音声を飛ばす場合、ファイル転送ではなく、「A2DP」プロトコルを用いて転送しますが、その中でも、基本の音声コーデックとして「SBC」というものが決まっています。最低限、このコーデックに対応していないと「A2DP対応」とは言えません。 その上で、オプションの「AAC」や「ATRAC」等のコーデックも使用でき、(双方で)対応していれば、高音質に転送できます。 逆に言えば、イヤホン側でだけATRACに対応していても、送信側がSBCでしか送れなければ、SBCの音質でしか聞くことは出来ない、ということになります。 http://k-tai.impress.co.jp/cda/article/keyword/27461.html ウォークマンは、CDから音源を取り込んで圧縮するときにATRAC3を使い、それをそのまま、Bluetooth上でもA2DP+ATRAC送信、イヤホンでもATRAC対応で受信、とすることにより、高音質で聞けるようになっていると思われます。 ATRACまでは言わなくとも、「MPEG1 オーディオ」に対応していれば、MP3ファイルの再生で、Bluetooth部分の劣化は無いことになります。 ---- (スマホのメイン基板からのノイズが乗ることを除けば)イヤホン端子に有線でイヤホンを接続するのが、一番高音質なはずです。 そこで音質が悪いというならば、まずは音源のビットレートを確認してみてください。 あるいは、スマホのプリインストール音源/音楽の音を聞いてみてください。(まさかノイズでざらざらのプリインストール音源が載ってたりはしないと思いますが…) 無線で音楽を飛ばす場合、元の物よりは劣化する可能性はあれ、ワイヤレス化による音質向上は、まず無いはずです…。 ---- >(2)遅延、ノイズ、とぎれは実際どの程度起こるものなのでしょうか。 音楽転送用のプロファイルを用いるので、ノイズや途切れはまず生じません。(機器との距離が遠くなり、電波が弱くなると、途切れは発生します。) 遅延は発生していますが、音楽が流れ続ける限り気にする必要はありません。 操作は、音量はイヤホン側の機能なのでリアルタイム、曲の前後操作などはAVRCPによる本体側への伝達になりますが、わりとすぐ反応する感じで、困るような遅延は無いと思います。
- Higurashi777
- ベストアンサー率63% (6316/9923)
>(1)そもそもこの考え方は合っていますでしょうか。 違います。Bluetoothというのは近距離無線通信方法の規格の名称です。 参照 http://ja.wikipedia.org/wiki/Bluetooth Bluetoothには接続する機器の種類や方法によって「プロファイル」と呼ばれるさまざまな通信方式が規定されています。 たとえばマウスを動かすためのプロファイルはBluetoothの中の「HID」という規格が、音楽の転送には「A2DP」という規格が使用されます。 で、A2DPでのデータ転送ですが、これは「音楽のファイルを転送する」のではありません。 再生機側で再生される音楽データをリアルタイムでレシーバー側へ転送します。 (これをストリーミング再生といいます)。 で、何が音質を左右するのか、というと、一意にはその「レシーバー」側に搭載されているDAC(DAコンバーター)になります。 このDAコンバーターというのは、Bluetoothで転送されたストリーミングデータ(デジタル)を、人間が聞こえる形の音声情報(アナログ)に変換するための部品です。 その次に左右されるのがレシーバーに接続するイヤホンの品質ですね。 >(2)遅延、ノイズ、とぎれは実際どの程度起こるものなのでしょうか。 Bluetoothは前述のとおり、無線での通信を行っています。 デジタル転送されたデータをレシーバー側で変換して再生する訳ですから、いわゆるBluetoothに起因する「ノイズ」は理論的には入りません。 「遅延」は、ざっくりですが、理論上は「再生機に入っているオーディオデータをA2DP規格に変換するのに必要な時間」+「Bluetoothで転送する時間」+「転送されたオーディオデータをレシーバー側でアナログ音声に変換する時間」分だけ発生します。ただ、実際には「もとの音声」と「Bluetoothで転送された音声」を同時に聞くことはありませんので、実使用上においては遅延は無視しても問題ありません。 「とぎれ」ですが、Bluetoothの転送に失敗した場合、とぎれが発生します。 どの程度起こるか、は使用環境(再生機とBluetoothレシーバーとの距離、周囲の電波環境等)に依存しますので「これぐらい」と客観的な回答はできません。 とぎれの発生する主な原因等は下記リンクを参照されると良いでしょう。 http://support.apple.com/kb/HT1365?viewlocale=ja_JP 以上、ご参考まで。