この本は何回読んでも面白いですよね、読む度に新しい発見があって飽きないです
自分が思うには、ヨハンには自殺願望がありは名前のない世界(終わりの風景)に一人で生き残るという事を達成するために
さまざまな殺人を犯していったのかなと思いました、死ぬ直前にだけ見ることのできる「名前のない世界」をもう一度見たかったのかもしれません。
田舎の町を何故全滅させようとしたのかは、赤いバラの屋敷の再現をしようとしたのかもしれません、二ナとヨハンは双子、14巻にでてくる「へいわのかみさま」の神様は二ナ、鏡に映った悪魔はヨハンを示していて二ナとヨハンは一心同体、君は僕でもあり君でもある(神でもあり悪魔でもある)だから沢山の人々が死んでいった話を二ナから聞いたヨハンが同じように大量虐殺を起こした。
最後にヨハンがベッドから居なくなったのは、18巻で「どちらかを残して、どちらかを連れて行く。」と言われた時にヨハンは自分とニナどちらが「いらなかった」のかを母に聞きに行ったのではないでしょうか、一度ヨハンを差し出そうとしてやっぱり二ナを差し出した場面が書かれています、もし自分がカツラを被っていなかったらいらないほうに選ばれたのかと。浅知恵ですが(^^
疑問に思ったのは
なぜアイスラー記念病院の殺人事件でわざわざ毒入りキャンディを使って殺人を犯したのか?ただ殺人を犯すだけなら銃でも簡単にできるのでは?
/ANOTER MONSTERこの本の最後には「めざめる怪物」の絵本が付いているんですが、この本を全部読まないと内容がわからないので、今必死に呼んでますちなみにANOTER MONSTERは近くの古本屋に100円で売っていたので迷わず購入しました。購入しようとしている方は、お近くの古本屋で探してみるのもいいかもしれませんよ