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腕時計の永久カレンダー
高級腕時計の永久カレンダー搭載モデルについての質問です。 自動巻や手巻きの場合に巻き上げ不足により時計が止まってしまった時は、当たり前ですがそのままゼンマイを巻いただけでは永久カレンダーがずれてしまうと思うのですが。
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kobacchi33 さん。初めまして。40代おっさんです。素人ですがよろしくお願いします。 >自動巻や手巻きの場合に巻き上げ不足により時計が止まってしまった時は、当たり前ですがそのままゼンマイを巻いただけでは永久カレンダーがずれてしまう… 仰る通りです。例えばですが、過去、IWCのレオナルド・ダ・ヴィンチというモデルがありました。このモデルは、2499年までの年、月、日、曜日、月齢表示(ムーンフェイス)、うるう年の差までフルオートでカウントする永久カレンダー機構を持つ時計。自動巻きです。 http://www.rasin.co.jp/SHOP/12IWU000063.html http://people.timezone.com/library/horologium/horologium0015 ここまでいかなくても、年が無いモデルや、日、曜日、月齢表示が自動で機能する(うるう年や月(31日、30日)は自分で修正)するタイプがアンティークから現代の時計まで、手巻き・自動巻きとも様々ありましたネ。 これらは常に作動していなければ、必ず遅れますから、いつか止まれば?もしくは遅れれば修正するしかないです。その修正の仕方は、その時計の機械(ムーブメント)次第です。小さな早送りのボタンで調整するタイプや、リュウズを段階ごと引いて調整するなど様々で多岐に及びます。これはそのムーブメントの調整法に従うことになります。 また、カレンダーの調整には可能な時間帯と、避けるべき時間帯があります。これもそのムーブメント次第ですが、一般的に日付が変わる(午前零時)を前後とする時間帯では、カレンダーを作動させるギヤやカムの機構が作動するため外部からの強制的な調整は最悪破損になります。こうした事は、取扱説明書や、ショップで確認できます。それを守ればよいです。 常にベストの状態にされる…自動巻きならワインディングマシーンで一日のうち何度か、プログラミングで時計を回転させ、自動巻きのローターを回してゼンマイを巻き上げ動力源を確保する方法があります。一例で… http://store.shopping.yahoo.co.jp/tsuhan-o/aa0101.html 日々調整なくオンタイムで利用ならば、未使用時にこうした機器に取り付けて使用する方法になります。 手巻きの場合は、1日に1回、なるべく決まった時間にしっかり巻き上げます。1日に何度も巻いてもあまり意味は無く、無駄に巻き上げの機構を動かすだけで、ゼンマイへの負担にもなり兼ねません(手巻きで何度もフルで巻き過ぎてしまう事で、ゼンマイに負荷を何度もかけてしまう)。一般にですが、1日程度のゼンマイのトルクは安定しているはずです。ゼンマイがほどけ切る頃は確かにトルクが落ちますが、一般的なムーブメントでは、作動時間(パワーリザーブ)の差は個性あれど、1日過ぎ程度は安定して動くように作られています。それで、1日1回で大丈夫と言えます。 もちろん、自動巻きも手巻きをゼンマイを巻くのを忘れれば時間がずれます。時間の修正だけでカレンダーが切り替わる程度の調整でしたら、そのままリュウズを巻き続け調整すればよいですが、時間が経って調整がそれぞれ大変になれば、ムーブメントの早送り機構(あればですが)での修正となります。 永久カレンダーも、メーカー毎にいろいろな機能・制約・取扱がありますので、選ばれる機種によっての利用法の把握が必要と存じます。 愚答長文でございますが、ご検討の一手になれば幸いです。失礼しました m(__)m
お礼
やはりそうですか。現在天賞堂の永久カレンダーモデルを所有しています。クオーツタイプなので電池切れの際には天賞堂で電池交換及び設定をしてもらおうとおもっています。そこで自動巻の場合はその都度時計合わせが必要かと思った次第です。早速の回答ありがとうございました。