- ベストアンサー
コーギー1歳半の吠え癖と落ち着きのなさについて
- コーギー1歳半の飼い犬は、子どもたちが集まる晩ご飯時に興奮して吠える癖があります
- リビング内での放し飼いでは、人の動作に反応して足元にまとわりつき行ったり来たりして落ち着きがありません
- 吠えることが増え、息子や主人に対して特に反応し、お風呂の音にも興奮して吠えることがあります
- みんなの回答 (3)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
ご質問文を拝読し、『良い素質を持ったコーギー』だと感じました。 同時に家庭犬として、この部分がお悩みになっているのだろうと思います。 偏に、牧羊犬と家庭犬の理想像の違いです。 >人の動作に反応して足元にまとわりつき行ったり来たり 言わずもがな、コーギーは牧羊犬ですよね。 おそらくペンブロークだと感じたのですが、これはこういった犬で、(http://www.jkc.or.jp/modules/worlddogs/entry.php?entryID=23&)牧羊犬の中でも主に牛を対象としてきた犬です。 コーギーは牛を追い立てて牛舎等に誘導し、場合によっては牛の踵に噛みついたりして追い立てるのですが、大切な財産である牛ですから、その噛み方も加減をしたものです。 主に吠え声と動きで牛を誘導していきます。 こういったコーギーの仕事ですが、この時に『足元にまとわりつき行ったり来たり』この行動を取ります。 カーディガンとの交配も行われてきていますが、その歴史も含めると四千年の歴史がある犬で、それだけの期間をかけて『よく仕事をする犬を選択して繁殖してきた』ということです。家庭犬の歴史はそれに比べると100年程度しかありません。 要するに、愛犬はほとんど本能レベルに刻み込まれた牧羊犬の素質が強いのだと思うのです。 これは、 >椅子の周りをうろつき、子どもたちに軽く吠えては反応を見て動きに敏感になっています。 前述の行動と共に、こういった所にも感じます。 これら書き込みを読ませて頂くと、コーギーが牧場で仕事をしている姿と、そっくりなんです。 御参考までに動画を貼っておきますが、『広さ』という部分を割り引くと共通点を感じられませんでしょうか(http://www.youtube.com/watch?v=hFnc3Uklj6I) これは、もちろん子供さんを牛だと思っているのではありません。どっちかというと(本能レベルの素質で)仕事がしたくて仕方ない、ウズウズが止まらないという感じです。 まずは、愛犬はコーギーとして優れた素質を持っているという点を理解して、牧羊犬の素質を『家庭犬として良き振る舞い』をするように導いてあげてください。 それには、いくつかコーギーの特徴を再確認しておく必要があります。 まず牧羊犬というのは例外なく強靭な体力を持っています。 これは人間で言うと、完全にマラソン選手タイプで持久力方面です。 起伏のある牧場を、陽が昇ってから沈むまで絶えず牛に注意を注ぎ続けますので、必然潜在的な素質として強靭な体力を持っています。 無論、家庭犬として育ってきていますから素養としてではありませんが、元々アスリート体質だと認識してあげた方が良いです。 もう一点、牧羊犬としての資質で無視できない部分があります。 訓練性能が高く、飼い主の指示をよく聞く犬種です。 これは言い方を変えると『人をよく観察している』という事でもありますので、上手に導いてあげないと賢さ故の(人にとって)ありがたくない行動をとることがあります。 本題です。 1)運動の見なおし 体力があるというのは、それだけ運動量が要求されるということです。 この裏返しは、満足できる運動量を確保しないとストレスとなります。 朝と晩、(一時間×二回)これぐらいの散歩にしてあげてください。 2)ドッグランでの自由運動 週に一回程度は、たっぷりと走れるようにしてあげてください。 この1)と2)だけでも、八割方は改善の兆しが出てくるはずです。 ただ一歳半ということですので、体力的にはまだまだピークすら迎えていませんし、精神的な落ち着きも、おおよそ三歳までの時間をかけて徐々に出て来ることですので、少々長い目で見てあげてください。 >息切れするくらい興奮してウーと唸って吠えることも増え 得にここです。 まっさきに疑うべきは、蓄積されたストレスです。 家庭での振る舞い、ルールを教えるにあたって運動量の確保改善をせねば次のステップに進めません。 ご家族様と相談の上、朝晩一時間ずつの散歩と、週に一回ドッグランでたっぷりと走る運動。 これをすると一週間ほどで見違えるような変化が出てくるはずです。 精神的な余裕を取り戻してくるはずですので、飼い主の指示を聞こうという注意力に変化が出てきますから、これを見逃さないであげてください。 3)オスワリ・マテのふたつを完璧にする 早期に生活パターンを取り戻すのはココにあると感じました。 なぜならば『オスワリしていると……』です。 オスワリと同時に走ることは出来ませんし、だから足下をまとわりつくこともありません。 愛犬の(仕事したい!)を、オスワリに転化してあげてください。 この部分を完璧にすると、お悩みの大半は軽減されるはずです。 そのためにも、1)と2)を。 コツは正しい行動を見逃さずに、誉める! 家族全員が徹底することにあります。 4)吼えの改善 現在、ちょっとしたことで吼えますよね。 これは『吼えない躾』に、とても有利なことです。 吼えているときに「ホエロ!」等(なんでもいいです)のコマンドを与えて、ご褒美をあげてください。 つまり既に吼えてますから、一旦これをコマンドで吼えるように躾をします。 (吼えていないときに、ホエロ! で吼えたらご褒美です) 次に「ヤメロ!」(なんでもいいです)のコマンドで、吼え止むことを教えてください。 かなり学習能力が高いように感じましたので、このふたつを完璧に仕上げれば、平時は吼えないようになるはずです。 おそらく、そう時間はかからないはずです。オスワリに関しては、犬の反応(犬の声に耳を傾ける)をきちんと見ながらやれば一日で出来るはずです。 基本的な方法はオスワリと同じですが、具体的な方法が不明でしたら補足要求してください。 学習能力が高そう、と書きましたが、 >息子や主人が私に「お母さん」と呼ぶと決まって吠えます。 気になるのはここです。 ちょっと信じられないことを書くと思いますが、学習能力の高さ故が疑われます。 これ、どういう経緯か不明ですが(決まって)とありますので意図せずに『お母さんコマンドで吼える躾』をしてしまい、それを見事に学習している可能性を感じます。(文面からの判読ではかなりの高確率です) 試しに平時に『お母さんコマンド』を試してみてください。 (家族全員個別で) もしもこれで、得に特定の人のコマンドで吼えるようならば、ちょっと大変です。 (特定の人のコマンドだけに反応させるのは、結構高度な技です。それだけ深く覚えているという事でもあります) 一度「オカアサン」コマンドをクリアして、そこから新たに「ホエロ」コマンドを完成させ、「オカアサン」コマンドで吼えることはダメという学習をさせてあげる必用が出てきます。 ただ『覚えたコマンドを完全にクリアする』のは結構難しいです。 技術面では無く、犬の反応をしっかりと見ないといけません。 ですので自信が無ければプロを頼っても良いかと思います。 ご心配されずとも、愛犬の学習能力が私の感じたものならば、簡単な話です。 それぐらいの資質を持ってます。 とりあえずの対処療法ですが、前述のテストで「オカアサン」コマンドを覚えているならば、人間同士の会話から削除してください。 ちょっと人間が大変ですが『母上』なり『マム』なり別の呼称を。 もうひとつの可能性は、コマンドでは無く、反応です。 オカアサンと呼ばれると、何らかの反応を家族に返していますよね。 その反応が好ましいという、反応に対して吼えている可能性もあります。 こっちならば運動で解消できる可能性もありますので、まずは運動量の確保を。 5)刺激を与える この刺激は脳みそです。 ぶっちゃけた話、作業したいという欲求を刺激で補ってあげてください。 犬は一般化が苦手ですので、初めてが世の中に溢れています。 海でも、初めて行った海は、過去に経験した海とは異なり、状況判断に全力を注ぎます。 生活に『鼻を使う機会』をどんどん儲けてあげてください。 家庭内でも、隠したオヤツを探すゲーム等、色々と日常生活で工夫できます。 >いらっとなり息子が2度ほどひどく怒り庭に出してしまいました。 たぶん愛犬にとっては、なんのことかサッパリ状態だと思います。 息子さんには良い機会ですので、『怒る』と『叱る』の違いを教えてあげてください。 犬は叱る必用は出てきますが、怒る必用はありません。 最後になりますが、(41ringoさん)(ご主人)(息子さん)(娘さん)各自に対する犬の反応がまちまちだと思います。 これは、 (ワンコ)→(41ringoさん) (ワンコ)→(ご主人) (ワンコ)→(息子さん) (ワンコ)→(娘さん) まったく別々に愛犬が観察して、それぞれに対応を取っているに過ぎません。 人間と一緒です。 例えば、41ringoさんが買い物中に、声をかけられたとします。 それが(友人)(お隣さん)(親戚)(息子さんの担任教師)それぞれに反応が異なるはずで、その理由は個々との関係性です。 ネットで躾方法を調べると、ボス・順位付けが情報として出てくるはずですが、この論拠となった論文を発表した動物行動学博士がハッキリと『間違いだった』として啓蒙活動をされています。 前提をボス・順位付けに求めて対処すると、非常にややこしいことになりますのでご注意ください。 ご家族それぞれが愛犬との関係をよくしてく必要があります。 かなり賢いワンコだと感じますので、正しく導けばちゃんと改善されます。 間違い学習に注意しながら、ガンバって下さい。 応援いたします。
その他の回答 (2)
- chigaitakanoha
- ベストアンサー率47% (211/443)
まずは運動不足ではないですか? コーギーならば、朝晩それぞれ30分の散歩と週に1~2度は思いっきり走り回れるような公園やドッグランに数時間連れて行ってあげれば大半のストレス(運動不足による)は解消されると思います。 もともと牧畜犬ですので運動量は相当必要かと思います。 ウチは違う犬種ですが、とにかくたくさん外で運動する時間を作っているので(小型犬 外運動 2時間以上/日)、家ではほとんど寝てます。 風呂に入る時、食事の時など目をかけられない時は、クレートに入るよう指示して扉を閉めると中でゆっくりしています。 その代わり室内でも朝晩遊ぶ時間を作って、それぞれ20分程度は思いっきり遊びに誘いつつ可愛がります。コミュニケーション&スキンシップの大切な時間です。 犬が吠えるのには理由がありますよ。 人間が感情的にイラッとして庭に出すというのは非常に良くないですね。信頼関係が崩れるだけ。 吠える前に「どうして欲しいか」を犬に伝え、従ったら褒める。 罰や指示だけで犬は飼い主の思い通りになりません。 「とにかく褒めて育てる」を試してみてください。 まずは飼い主さんが犬のしつけの基本を学び、お子さんたちにも教えてあげる事が必要かとおもいます。 犬を飼うということは子供の情操教育に非常に良いことだと思いますので頑張ってください。
お礼
的確なご回答、有難うございました。 散歩・・されど散歩。 家が好きと思っていましたが、我慢も相当ストレスなんですね。 散歩ができないようじゃだめですもんね。 犬が吠える理由のとこ 気を付けます。ほんと勝手な酷い家族で反省します。 躾を見直してみます。 ほんとは子どもが居ても犬も一緒が理想で、みんなで楽しく食卓は囲みたいと思っています。 褒めて育てる部分が意外と難しくて・・ でも頑張ってみます。
- rokometto
- ベストアンサー率14% (853/5988)
私も犬に詳しいわけではないのですが、犬というのは縦社会の群れで生きる動物です。 ですから以下の3つの理由のどれかかなと思います。 (1)お子さんや旦那さんより自分の立場が上だと思ってる これは結構危ないことで、自分の方が優位に立ってると思っていることがあります。 そうすると自分の思い通りにならないと攻撃を始めてしまいます。 非常に対応が難しいのでプロのブリーダーに相談したほうがいいでしょう。 (2)会話を喧嘩だと思ってる 群れで生きる動物ですから仲間割れは必死にとめようとします。 (3)以前に食事中におすそ分けをもらったことがある 食事の一部をエサとしてあげてしまったことがある場合、またねだろうとしているかもしれません。 なんとなく(1)のような気がします。 かわいがりが過ぎたり犬の前で人を怒ったりしてるとこうなってしまうことがあります。 きちんとしつけは勉強されてしたでしょうか? 散歩も書いてないのですが仮にしてないとしたら相当ストレスがたまってると思いますよ。 散歩はしつけ上大切なものなので、ぜひ行ってください。 その時の問題行動で改善点が見えてくることも多いです。
お礼
解りやすく的確なご回答有難うございました。 1)そうですね。 主人は気分で躾て、結局は甘やかして一貫性がないときもありますが面倒はよく見てくれています。遊んでやる時はありますが、息子は吠えられたくなくて合わしてるところが益々エスカレートして悪循環です。 2)納得します。 その一言。うちはそれだと思いました。 3)ねだって吠えることはありませんが、甘やかしています。 思い当たる節が沢山あり家族の在り方の躾、見直しします。 1)と2)です。 全てが散歩ができてません・・ 散歩行きます。
お礼
大変解りやすく丁寧な回答を有難うございました。 やっぱり散歩ですよね。 実のところ週に1,2回しか行ってあげれない状況でして、仕事で帰宅が遅くついできておりません。これからは、なんとか時間をさいてやらねばと思います。 リビングと唯一2部屋を合わせで主人がダッシュさせる時があります。狭くて家具にぶつかりそうでぶつからない猛烈ダッシュ往復4回ほど。主人が言うと走るんです。ほんとは外でさせないとですよね。 人が好きで犬に興味がないのも不思議でしたが、経験が浅すぎるんですね。ドッグランも行ってみたいと思います。 3)は結構できてます。部屋での躾ですが、お座り、おて、まて、ふせ、おもちゃ取りができます。 ふせは、何度か挑戦しましたが、できず諦めてたところ、最近再度遊びがてら、ふせ~と背中を押しながら、お願いと、手を床に付けて底姿勢をするとまねてくれたので、褒めるとできるようになりました。こちらの声だけではまたできないのでもう少しうまくできないかと思案中です。 あと、ゴムの付いた人形を投げると走って取ってきてくれます。 4)については、面白い発想ですがとても参考になりました。 うまくいったら、凄いですね。チャレンジしてみます。有難うございました。 5)については、うちはそのまんまです。子どもたちは、たまに気分であそんでやるだけで愛情を注ぐ程でもない感じです。 何とか犬も家族なんで子どもたちの意識も変えていけるよう 頑張ってみます。