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好きだったことが辛くなってしまった経験
初めまして。 タイトルにもありますよう 「好きだったことが辛くなってしまった経験」 このような経験をお持ちの方、いらっしゃいますか? 私は小さい頃から歌うことや作曲が好きで、2年前の18の時からプロを目指し本格的に勉強を始めました。 始めたときは、長年の夢だったボイストレーニングや作曲のレッスンを受けることができる喜びで毎日がキラキラしていました。 しかし、のめり込んでいく内に、「どうしたら周りと同じにならないか」や「こんなことを歌詞に書いて私の人間性は否定されないだろうか」など、周囲からどう評価を受けるかばかり気になってしまい、とても息苦しくなってしまいました。 プロになるということは本当に難しい道のりであって、一握りだと分かっています。デビュー出来たとしても、生き残ることがどれだけ難しいか、ということは、実際に見てきました。 しかし、そのような過酷な前提があったとしても、やはり「音楽が好きで、楽しめる」この気持ちがあればこそ頑張れるのだと思うのです。 今の私は、そういった音楽業界への不安や周囲への怯えから、音楽を楽しむという余裕を失ってしまいました。 私は「歌手を目指す期間」を自分で決めています。(夢に期限をつけるなんて...と思われる方もいるかと思いますが、私はそうしないとメリハリが付かないのです。) 時間がまだまだたくさんある、とは言いがたいですが、もう一度音楽への情熱を取り戻し、残された期間を全力で挑めるか、というのは今が最後のチャンスだと考えています。 そこで...お願いです。 「好きだったことが辛くなってしまった経験」 をお持ちの方。 もし、いらっしゃれば... あなたの場合はどのように、乗り越えられましたか? アドバイスを頂きたいのです。 もう一度初心に戻り、音楽と向き合いたい。甘えかもしれませんが...そんなすがるような気持ちでこの文章を書きました。 長くなり、申し訳ありませんが最後まで読んでくださった方、ありがとうございました。 ご回答、お待ちしております。
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- elf2814
- ベストアンサー率40% (283/693)
全然畑違いですが似たような経験を何度もしています。 自分は車の運転が好きで永年運転手として働いて来ましたが、何度も挫折しました。 長距離トラック運転手をやっていた時には「ガマン大会でもやってるのか」という気分になるときがよくあります。 睡眠や休憩が取れない、食事も限られる、トイレやタバコさえガマンしなければならないことも多々あり、普通の人の倍の時間働かなければなりません。 地場(毎日家に帰って来られる仕事)でも、それはそれでルーチンなので飽きてしまったりもします。 身体が究極までガマンを繰り返すと、自律神経もおかしくなりますし国道の風景を見るのも嫌になります。 そんな時、ちょうど結婚や妊娠、引っ越しなどでうまく逃げて来た感じです。逃げたと言うと書き方が悪いですが、何かハプニングがあった時はついでに人生の分岐点だと思って一旦その仕事を辞めてみるのも一つじゃないかと思うのです。 今回はさすがに年齢もあってか長距離やっていて身体を壊したので他の仕事を探しながらしばらく休んでいますが、不思議なもので、しばらく離れていると本当に好きな仕事ってまた戻りたくなってしまうんですよね。 自分の好きな音楽を聴きながら、深夜の国道を延々と走り続ける仕事ですが、自分にとっては運転手であることが自分のアイデンティティでもあり好きな仕事です。 逆に今、その仕事を諦めなければならない状況になっているので辛さもあります。 画家が筆を折るという言葉があるように、しばらくその「好きなこと」から離れてみてはどうでしょうか。それも、そのことを忘れるくらい別なことで忙しくして。 そうしていると、本当にそれが自分の天職だった場合は描きたい、造りたいという気持ちが膨らんできます。 実は私も、トラック運転手などとは別にイラストやマンガを描くのが好きでいつかこっちで売れたらいいなと思ってますが、余暇を利用して描いてるだけでもやっぱりスランプはあります。 描けないと自分が自分でなくなるようですごく不安になりますが、他のことで忙しくしている時に限ってふっと良い構図が浮かんだりして描きたくなってくるものです。 自分の場合は不思議ですが、他人受けを考えるより自分が描きたいと思ったものを描きたいから描く、そのほうが作品のクオリティも高くなるんです。遊び、自分がやりたいからやる、という気持ちがしばらく離れていれば自然と出てくるんじゃないかと思います。
- kkds
- ベストアンサー率74% (110/148)
音楽とはあまり関係ない大学を出て、商業用音楽制作会社へ就職し、今はフリーで音楽活動やってる者です。 初心に帰ることはとても大切なことだと思います。 私が経験した商業用音楽というのはCMやゲームなどのお仕事が主で 「〇〇っぽい音楽」っていうオーダーが多くて自分の音楽性を殺して 「こんなの作って面白いのか?」と思うようなものばかりでした。 だんだんパターン作って手癖で作ってはOKもらって褒められもせず 淡々と仕事してたんですが、正直そうやってると楽しくはなかったです。 ですから「〇〇っぽいけどココにオリジナル要素を入れよう」というような 自分なりに音楽を楽しんで作ろうって思い始めてそうしたら楽しく仕事出来るようになりました。 今も度々来るスランプで曲も作りたくなくなることもあります。 そんな時は作るのをやめて、ひたすら好きな音楽を聞いたり、好きなアーティストのライブへ行ったりして自分にはない世界の音楽を見聞きしてくるんです。そうすると「あ、こういう曲作りたい。」とか 「この歌詞の世界観すごい。」とか色々な発見があるのです。 そうするとまた作る意欲が湧いてきます。 他のアーティストに影響されなかったアーティストは存在しないんじゃないかと思います。 自分が好きな音楽もそうですが、普段自分が絶対聴かない音楽も聞きまくることも大事だと思います。 流行りのポップスだけでなく、民族音楽やクラシック音楽などは意外と今の新しい音楽スタイルにつながってることが多いですよ。 今あなたがすることは音楽に真剣に向き合うことも大事でしょうけど、 音楽以外のこともたくさん経験する必要もあると思います。 私は知り合いのシンガー・ソングライターのライブに行くことが多いのですが、 シンガー・ソングライターさんが書く詞というのは自分の経験に基づいて書かれることが多いんです。 自分の日常の一部をドラマチックに切り取ったもの、恋愛や失敗、普段なんとなく思っていること、自分の視点で見つめた何か… それはその人にしか作れない音楽になるんです。 そして、その詞をその人の声にあったメロディーに乗せて聴くと、すっと心のなかに入ってきて 共感したり感動したり出来るんです。 自分の視点でしか書けない詞、自分の世界でしか書けない音楽・・・ それが他の人には絶対できない個性に繋がるんだと思います。
お礼
お早いご回答、本当にありがとうございます。 「音楽以外のことを経験することも必要」というお言葉、とても胸に残りました。 確かに、音楽以外のことは時間の無駄...と無意識に考えてしまうようになり、様々な社会経験は愚か、家や学校のことなど、やるべきことも疎かになっていたように思います。 kkds様の回答を読み、改めて音楽は「人間性」を表すものでもあり、音楽以外の様々な経験も不可欠なのだと感じました。 自分の行動を見直し、まずはやるべきことをしっかりとやって、その上で様々なことにも積極的に取り組んでいこうと思います。 親身になってご回答くださり、本当に感謝致します。ありがとうございました。 また何かありましたら、宜しくお願い致します。
お礼
お早いご回答、本当にありがとうございます。 elf2814様の文章から、お仕事への気持ちが伝わってきて、私も胸がとても熱くなりました。 私も同じように、という訳ではありませんが、ずっとピアノの前に座っていることも嫌になったり、譜面を書いていると涙がどんどんこぼれてきたりして、もう書けない...ということもありました。 elf2814様のおっしゃるように、一度音楽から離れてみる、他のことに忙しくしてみたり経験をしてみる、ということは私にとって必要なことだと思いました。 私はいつでも好きなだけ音楽が出来る、とても恵まれた環境でずっと暮らしてきたのて、「音楽がない」という辛さが経験上分からないのだと思います...。 「音楽が出来ることは幸せなんだ、だからその分、頑張らなければ...」と、いつの間にか義務のようにしてしまっていました。 音楽を離れる、というのは私にとってとても勇気のいることです。でも、離れることは音楽と真剣に向き合う1つの方法であり、これからの人生でも音楽を楽しんでいくための近道だと、信じてみます...。 やっぱり音楽はずっと好きでいたい、理想の関係でずっと付き合っていきたい。アドバイスに感謝し、今すぐ行動したいと思います。 本当にありがとうございました。お体に気を付けて、これからのご活躍をお祈りしています。