• ベストアンサー

扶養義務関係に付いて

孫養子は養親と実親、および義兄弟と実兄弟の法律上の血縁関係および扶養義務関係はどうなるのでしょうか? 調べたところ、養子は養親の直系血族となるため通常の親兄弟と同様の立場となる解釈をしました。 ただ、実親については義兄弟としての扶養義務を負うのか直系血族としてなのかわかりません。それと実兄弟とは兄弟姉妹としての扶養義務になるのかわかりません。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
回答No.1

養子は,養親との関係では嫡出子扱いとなりますし, また特別養子でない限りは実親との親子関係も切れません。 養親の子であり,実親の子であるという2つの地位が並存します。 ゆえに祖父母の養子になった孫は, 養親の子である実親の兄弟にもなるということです。 扶養に関しては民法第877条に規定がありますが, 祖父母の養子となった孫は,養親の子とは兄弟姉妹の関係に当たるので, 相互に扶養義務を負うことになります。 実親との関係では直系血族でもあり兄弟姉妹でもあり, どちらの地位においても扶養義務を負うことに違いはないので, その区別をつける必要はないように思われます。 実兄弟姉妹との関係を考えると, 養子としての地位からは,兄弟姉妹の子なので傍系血族ですが, 兄弟姉妹の関係は変わらず,扶養義務があることになります。