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自動車のプラットフォーム設計

新車が発売されたときの評価や「自称」に詳しい人の車評価に 『プラットホームが○○の流用で専用設計でない』 と言ったことをドヤ顔でいう人がいますが、 ああいう人たちの考えがわかりません。 共通で開発できれば価格を抑えて良い品を世に送り出せる といったメリットもあるのに。低~中価格帯の車に対して専用設計 を求めるのはおかしいと思うのですが、車好きの方々の意見は いかがでしょうか?

みんなの回答

  • LB05
  • ベストアンサー率52% (593/1121)
回答No.10

>車好きの方々の意見はいかがでしょうか?  『「自称」に詳しい人』ってのは、多くの場合評論家どもの記事を鵜呑みにしているだけなのですが。  実はこの話には、大変深い?理由があるのです。  プラットフォーム(と、そのプラットフォームにブラ下がるサスペンションや操舵装置、駆動系なども含め)の共通化により大幅なコストダウンを図った最初のクルマは、アメ車です。  1950年代に、巨大なテールフィンやジェットエンジンをモチーフとしたスタイルでカーデザインの極限に達したアメ車は、'50年代を通して毎年モデルチェンジを繰り返しましたが、実はプラットフォーム(実際には、その時代のアメ車特有の、床下を這う高さの低いペリメータフレームという部分)は全く変更せずにコストダウンを図りました。  つまり、毎年華美になるスタイルはまさしくデザインだけ、毎年グレードアップするカタログデータはエンジンの巨大化だけ、で、中身の刷新は行われなかったというワケ。(操縦性や制動力、乗心地に問題があっても放置、エンジンの表示馬力が上がっても古いサスペンションは巨大な駆動力を有効に路面に伝達出来ず、サビ易いとか遮音性が低いなどという点も無視、古い技術でエンジンを巨大化するだけなので燃費は益々悪化、というワケ。)  その為アメ車は、クルマの基本性能である『走って・曲がって・止まる』性能が無視され続け、'60年代後半になってモデルチェンジの度に総合性能で確実な改良を進める日本車や欧州車(主にドイツ車)に打ち負かされました。  現在では御意見番的に扱われている超有名評論家のジジイどもはその辺りの歴史的事情をよく知っていて、プラットフォーム共通化=操縦性や乗心地のアップデートが不十分では?・・・と指摘しているワケです。  勿論、現代のプラットフォーム共通化は、60年前のアメ車とは違います。手持ちの部品で可能な限りの設定変更を行い、可能な限りのアップデートを施しています。  ただ、アメ車が滅んだ経緯をちゃんと勉強しているヒト達に、プラットフォーム共通化という御都合主義が『中身はあまり進歩してないんじゃないか?』っと疑問を持たせる合言葉となっているのも判らんではありません。  で、結局どういうことになるか?っというと。  ワタシ、おクルマの研究で食ってまして(専門は懸架装置と操縦安定性・乗心地性能なので、プラットフォーム共通化は重要な仕事の一つです)、要するに『作る側』のニンゲンなのですが、ワタシの個人的な意見と断っておいて。  サスペンションの理論上の設計技術は、20年ほど前に行き着きました。あとは部品価格や組立方法など、専らコストが絡む話で優劣が付くだけです。  故に、現代ではプラットフォーム共通化で性能が大幅に遅れる様なことはない、と断言します。  またプラットフォームの共通化は、クルマをゼロから作ったことが無いヒト達はコストダウンばかりに目がいきますが、クルマを作る側の者にとっては『既に信頼性が証明された部品を使う』ということも意味します。  勿論、その時代時代で最高性能が期待される高性能スポーツカーや超高級車では、見た目の美しさや新素材も商品性UPに直結するので、プラットフォームのキャリーオーバーなど許されませんが、しかし殆どの量産車では、『高い信頼性を持つ部品』『大量に出回っていて、安く・迅速に手に入る補修部品』などが非常に重要です。  プラットフォーム共通化は、現代では量産車に絶対に必要な要素だと思います。

  • rgm79quel
  • ベストアンサー率17% (1578/9190)
回答No.9

本来はね、1車種1プラットフォームだったんですよ。 しかし、劇的なコストダウンでもって車種を展開出来るとして トヨタが積極的にこれをし始めたんですよ。 今でもバイクなら(もちろん車よりも割高ですが)1車種一プラットフォームが原則です。 まぁ、トヨタ流コストカットの最右翼ですから 善く思わない人が多くを占めるのは当然のことです。

  • chiha2525
  • ベストアンサー率10% (245/2384)
回答No.8

逆に、あの○○と同じプラットフォームを使用し、などと言う場合もありますし、マイナス評価ばかりではないと思います。 だいたいにしてタイヤ4つという変わらないものなのですから、もし完璧なプラットフォームの設計が出来たなら、それを全てのクルマに使いたい。ところが、人を乗せたい荷物を載せたい背の高いクルマにしたいなど、様々な要求によって、その完璧なプラットフォームを使えず、仕方なく性能の低いものを設計しなければならない、それが専用設計、なのかもしれませんよね。

noname#228233
noname#228233
回答No.7

プラットホームの設計が専用で無いからとか、設計が古いから、だけで終わっている人は、本当は詳しくないのに、詳しい振りをしたいだけの人です。 本当に詳しいなら、その事によって具体的に出ている問題を上げて説明します。 それに貴方が言うように、価格と性能の兼ね合いで共通化や、古いプラットホームの流用が行われている訳で、専用設計が安く出来なら好き好んで流用なんてしません。

  • seble
  • ベストアンサー率27% (4041/14683)
回答No.6

プラットフォームが専用でないという事は、その車種に完璧に最適化されてはいないという意味も出てきます。 2.5L用に設計されたプラットフォーム(ここでは単純に車体だけを考えてみます)を想定します。 2.5Lですから、そこそこパワーがあり、つまり最高速や加速性能がそこそこあり、重量もそこそこありますから、車体もそれに応じて強度を考えなければなりません。全く同じ設計思想で、全く同じ材料を使ったような場合、強度を上げると重量増になります。 ところが、共通化するわけですから、その2.5L用に最適設計された車体を2Lや1.6Lなどにも流用するわけです。 パワーが落ち、エンジンの重量も下がるのですから、本当なら車体の強度もそれなりに下げても同等の安全性や運動性を維持できます。しかし、専用設計で無いので、重い車体を使ってしまうわけです。 強度だけは2.5Lと同等ですから、衝突安全性などは高まりますが、重量増ですから燃費は悪化、素材資源も無駄遣いとなります。 もちろん、自動車会社はコストダウンにより儲かります。場合によっては小売価格を下げてもいいかもです、ちょっとだけ。w 小売価格が安くなっても、燃費で余分な金がかかるのだったら? 要するに、あちらを立てればこちらが立たずという事なので、単純な評価はできません。 科学技術がどんどん進歩すると、その評価基準もどんどん難しくなって付いていくのが困難ですね。

  • nekokooko
  • ベストアンサー率4% (23/494)
回答No.5

走ればいいだけの人ならなそれでもいいのでは無いのかと思います。今では会社を超えてプラットフォームも共通かしないと利益が出ない世界ですからね

  • BOMA-DE
  • ベストアンサー率42% (172/405)
回答No.4

なんでも 走ればよい程度なら そんな話を「気にしなければよいのでは? 書き込む人は、プラットフォームの違いから こうおかしい こういった挙動をするから おすすめしない要因が 専用でないからだよ とい 説いているのでは? まあ 適当な噂話を 書き込む人もいますが。 ご自身の気に入った車種や メーカーのことを書かれると 憤慨かもしれませんが 車関係に携わる 人から 良く聞く話です。 コストを抑えられるから良いのは、作って売るメーカーであり。 専用でなく 流用による不都合が感じられる車は、なるべく買いたくないものです。 一般の方はそこまで 気にしないので良いでしょうが 車を乗り続け 興味を持ち乗る人には、気になるというか 実際に乗って コーナーリングで挙動が違うのは一目瞭然なんです。 試乗して感じられない人にとっては、スルーして下さい。 ドヤ顔で 言ってる人もいるのですか? 自分は、率直に どう悪いから選ばないほうが良いですよと いった意味で お知らせはしてます。

  • 16278211
  • ベストアンサー率23% (314/1328)
回答No.3

プラットホームが○○の流用で専用設計でない

回答No.2

専用設計じゃなくても安く安全な車なら何でもいいです

回答No.1

>『プラットホームが○○の流用で専用設計でない』 これだけでは事実を述べているだけでどうして専用設計を求めていると解釈するのか理解に苦しみます。 このように言えば特性、特徴をはじめから解説する必要がなくなり変更点のみで済みますね。

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