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子供好きと自分の子供への愛情の関係
よく子供が好きと仰る方がいますが、そういう子供好きということと自分の子供への愛情って関係あると思いますか? 私は特別子供好きだとは思わないのですが、自分に子供ができたらとても嬉しいだろうなと思います。 子供を産んだことがないので想像でしかないのですが、以前夢でお腹に赤ちゃんがいる夢を見た時には、何ともいえない、とても幸せな気持ちでした。 一般的な意味で子供が好きな訳ではないので、たまに心配になることがあります。 でもよく聞く「子供が好き」って、言い方が悪いですが、どちらかと言うと「犬が好き」とか「猫が好き」とかに感覚が近いのかなと思いました。 「子供という生き物が好き」という感じなのかと。 自分の子供の場合は「子供という生き物」ではなくその子個人が愛おしく思うのではないかと思っています。 子供だってずっと子供な訳ではないですし。 子供好きかどうかと、自分の子供への愛情って関係あると思いますか? 子供が好きではなかったけど出産した方などご意見をお聞かせいただければ幸いです。
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- rosavermelha
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私は、「子どもが好き」なことも理由の一つとして、教員という職業を選びました。 ペットが好きなことと、学校の子どもたちが好きなことと同列かと言われれば、 それは違います。 学校の子どもたちが立派に成人した姿を見ることはとてもうれしいことです。 確かに入学したての1年生を見れば、その所作がかわいらしく、「かわいいな」と思います。 その場合の「かわいいな」は、犬をみてかわいいというのとまあ同じです。 けれど、ただ「かわいい」だけでは教師は務まりません。 ペットと同じように「小さい子がかわいい」だけの教員は、 子どもを満足に叱ることもできず、「近所のお兄さんお姉さん」どまりで、 学級はあっと言う間に崩壊します。 でもそこに一人ひとりの人間の人生を見て、 「父親のように母親のように」接することのできる教員は、 ただ「かわいいな」と思っているだけではありません。 我が子のように愛情を持つからこそ、 叱ることもできるのです。 だからこそ、「子どもという生き物」という集合体ではなく、一人ひとりを愛おしくも思います。 しかし、学校の子どもたちに対する「愛情」と、自分の子どもに対する「愛情」は どんなに近づけようとしても、やはり別のものです。 種類が違うという方が近いような気がします。 一番違うなと思うのは、「腹が立つかどうか」ということです。 例えば子どもが何かひどく良くないことをしたとき、 自分の子どもには、手をあげたくなりますが、 学校の子どもたちには、絶対に手をあげたくはなりません。 学校の子どもたちが反抗しようができなかろうが、そこは上手くなだめすかして勉強を教えられるのに、 自分の子どもに対しては感情的に腹が立ってしまって教えられません。 自分の子どもに対しては、「期待」や「不安」があるのだと思います。 自分とは別人だとわかってはいても、やはり自分の分身のような、 自分とは切っても切り離せない思いがあるのだと思います。 だから、勉強が思うようにいかないと、自分の子にたいしては、 自分自身に腹が立つように腹が立ってしまい、親子喧嘩になることもあります。 非行に走れば、ひっぱたいて、自分自身が情けなくなることでしょう。 感情を捨てきれない、というのでしょうか。 でも学校の子どもたちの勉強が思うようにいかなければ、 とても冷静に、教えることができます。 非行に走っても、更生に至るその未来まで客観的に見据えることができ、 今できる最善の方法を教え諭すことができます。 感情を捨て、客観的に冷静に見ることができるのです。 なんていうのかな、 学校の子どもたちに勉強を教えるように、 間違いを教え諭すように、 褒めるように、 自分の子どもに接することができたらもっと効率的なのにな、 なんていつも反省するのです。 けれど、自分の子どもにそうすることができないのは、 結局、そこに「感情」があるからではないかと思うのです。 そして、「愛情」というのは「感情」があるからこそのもので、 「感情」のない学校での指導は、 結局それは、ただの「仕事」なのかもしれない、とも思うのです。 つまり、自分の子どもは、愛していればこそ腹が立つのではないか、と思うわけです。 私は、学校の子どもたちのために、寝食削って授業準備をし、生徒指導をします。 自分の子どものことは後回しにし、学校の子どもたちのために時間を使います。 生徒指導をすれば、その子の将来を思い、涙することもあります。 でも、 自分の子どものためには死ねますが、学校の子どもたちのためには死ねません。 結局、「仕事」の枠の中では最大限努力するのですが、 その枠を超えることはないのでしょう。 そのように考えると、 どんなに時間を使っても、気持ちをすり減らしても、結局親にはかなわないのだと思うのです。 仕事をしていると、一生懸命になればなるほど、自分が家族以上にその子のことを 愛していると勘違いしやすいのですが、 たった1年2年の付き合いの、家族でもない教員の影響力など、微々たるものなのです。 自分が親のように何でもできると勘違いしないように、 客観的な目も失わないようにしないといけないと思っています。 けれど世の中には、どうしようもない親が存在することも事実で、 自分たちができることには限界があると思いながらも、 その短い中でできる最善を尽くしたいと思っています。
- mahmama
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高校時代の友達で「子供嫌い」とはっきり言っていた子がいました。 卒業旅行でいった動物園のショーで、たまたま幼稚園児たちと一緒になったのですが、幼稚園児にその友達がすごく好かれてしまって(笑)「私子ども嫌いなのに」と困っていたことを思い出しました。 その友達も結婚して、今や2人の子持ちです。 年賀状には「下の子が今年幼稚園。離れられるか心配です」と書かれていました。 子ども好き、嫌いと自分の子を愛せるかは別問題だと思いますよ。
お礼
ご回答ありがとうございました☆ そういう方って結構多いみたいですよね。 私の母親も割とそういうタイプのように感じますが、愛情は沢山注がれて育ててもらったと思っています。
はじめまして。 私も質問者様の書かれている通りだと思います。 ここまで分析できている方なので、母親の資格十分と思いました。 私も子供好きです。 一般的に子供にしかできない発想が好きです。 親になるというのは、発想が好きなんてもんでは済まず、責任が一生ついてまわります。 ですが、それ以上の見返りが子供が無条件にくれる愛でした。 どんなときも一番に愛してくれる、信じてくれる、子供たちに、何にも替えがたい愛しさを感じ、私なんて人間にも存在価値を与えてくれました。 近所の子供や親戚の子はそんなものをくれませんもん。
お礼
ご回答ありがとうございました☆ 確かにそういったものは、どんなに愛らしい子供だってよその子からは得られないものですね。 そこは一番の違いですね。 安心しました。
「犬好き」だって、「犬ならみんな好き」、「うちの犬が好き」、「うちの犬だけ好き」・・・いろいろいます。
- mio0510
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こんにちは☆彡 八歳女の子、生後八カ月の女の子の二児の34歳の母です。 ご質問の通り、一般的な子供好きと、自分の子へ対しての愛情って別だなあって私は感じます。 一般的に子供好きっていうのがペットとかに対しての「かわいいから好き」っていうのに近いという感覚は当たりじゃないかなって私も思います。 遠くから小さい子とか見てる分には「かわいい」で済みますが、それは何にも責任がないし、良いとこしか見えないから子供って好きだなと思えるんだと思えます。 私自身正直子供好きな人種ではありません。 自分が子供産むまでは、私はちゃんと自分の子に対してかわいいって思えるのだろうかとか考えたりもしました。 産んでみた感想ですが、正直日々育児に大変でいちいち「この子に対して私は愛情もててるのかな」とか考える余裕などありません^^; でも運動会やらお遊戯会やらその他色々なイベントがありますよね? 家族で旅行などもそうです。 子供ができたら必然的に子供中心の生活になり、その都度色々なイベントで子供の成長を嫌でも目の当たりにしたりします。 そんな時、ああ、大きくなったなあと自然に灌漑にふけったり、運動会でダンスを頑張ってる姿を見ては感動して眼頭が熱くなったり・・・ 何とも言えない気持ちになる瞬間って多々あります。 そんな感情が出るって事は、愛情を持てているからじゃないかなと私は思います。 ですので「私はちゃんと愛せるかな」と考えなくても自然と子供と色々な事を経験していく中で愛情って育っていってるんだと思います。 きっと大丈夫だと思います。 お子さん産まれたらきっとこの気持ちがわかると思います^^
お礼
ご回答ありがとうございました☆ やはり自分の子供に対する愛情というのは別物なのですね。 子供好きでなくても、自分のお子さんへの愛情は感じるものですよね。 安心しました。
お礼
ご回答ありがとうございました☆ ここで言う一般的な子供好きというのは、rosavermelhaさまの仰る「近所のお兄さんお姉さん」のことではないかと思います。 ー 確かに入学したての1年生を見れば、その所作がかわいらしく、「かわいいな」と思います。 その場合の「かわいいな」は、犬をみてかわいいというのとまあ同じです。 おそらく一般的な子供好きってこういうことを言っていると思います。 rosavermelhaさまは教師という社会的立場から、大きな責任を背負っていらっしゃいますので、ただ好きとかかわいいだけではなく、ここでいう一般的な子供好きとは大きく違うかと思います。 恐らく責任感の強い立派な先生でいらっしゃるように感じますので、学校を離れても、いつでもご自身が教師であるということは変わらず、一般の子に対する感情も多少異なるかもしれませんね。 やはりそういった立場の方も自分の子供に対する愛情は違う種類のものなのですね。