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チェスの世界チャンピオンが負けた件

かつてチェスの世界チャンピオンがコンピュータに負けたのは有名ですが 「正直、コンピュータに負けるようじゃ…」と馬鹿にするような人もいるかもしれません。 そんな連中はチェスのこともコンピュータのことも 何も分かっていない連中でしょうか? 詳しく解説して頂けると有難いです。 よろしくお願い致します。

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  • funoe
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回答No.2

そのとおりです。 「コンピュータに負けるようでは・・・」という意見も、 「コンピュータに負けるのは仕方ない・・」という意見も、どちらも、ろくにわかっていないが故の発言です。 前者の意見は、単に強いソフトと対戦したことがない、あるいはそもそも対象のゲームのルールすらろくに知らないといった無知が原因でしょう。 実際に、囲碁も将棋もオセロもチェスもソフトは十分に強い。いまや普通に市販されている将棋ソフトを市販されているPCで動かすだけで、しっかり勝ちきれる人間は世界に1000人はいないでしょう。 オセロはもはや世界チャンプでもソフトに勝てません。 囲碁はまだアマ有段者のレベルでなかなか強くすることができていませんが、将棋が30年前には級位者レベルだったことを思えば、囲碁もいずれは・・と思われます。 一度でもそのような経験があればそのような不遜な勘違いはしないでしょう。 なお、ここで述べたことからお分かりのとおり、将棋ソフトの作者は自分のソフトに全く敵いません。将棋が強いから強いソフトを作れるというのは誤解ですし、将棋が強くないと強いソフトが作れないわけでもありません。 (20年以上まえまではそのような傾向がありました。ある局面の評価を数値化する評価関数をプログラマが自分でチューニングしていたのでプログラマ自体にそれなりの棋力が必要でした) 後者の意見は、しばしば「重機に力比べで負けてもしょうがない、車に速さ比べでまけてもしょうがない。だからゲームソフトに負けても当たり前」という実に短絡な単純思考しかしていない愚か者の思考です。 チェスや将棋や囲碁やマージャンなどのゲームで「人間がいかに次の一手を決断しているのか」について思考したことがないのでしょうか。 その手のゲームの経験があれば、「どのように次の一手を選択しているかを論理的に説明することが難しい」ことがすぐにわかります。難解で知的な決断を重ねているのです。 その難解な知的プロセスをいかに解析していかに数値プロセスで表現していかにプログラミング実装するかの難しさを全く理解できていないのでしょう。 ゲームソフト制作についてのコンピュータプログラミングに対する理解不足でしょう。 将棋ソフトについていえば、これまでに何回かのプログラミング技術に関するブレイクスルーを経て、劇的に強くなってきました。それまでのプログラマが気づかなかった「革新的なアイディア」の蓄積があればこそ、いまの棋力に繋がっているのです。これらのことを少しでも知っていれば上記のような発言はできないでしょう。

その他の回答 (2)

回答No.3

中には良くわかってない人もいるでしょうが、チェスもコンピューターも良くわかってる人がいるからこそ、世界中をかけめぐるニュースになったのではないでしょうか。将棋もコンピューターの足音が聞こえはじめてきたようです。

  • oignies
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回答No.1

チェスは、将棋のように、とったこまをつかえないので そのぶん単純。そのために、将棋よりはやく、人間より つよいソフトができました。 コンピュータといってもソフトは人間がつくるので、優秀 な人間がソフトをつくれば、コンピューターがつよくなり ます。コンピューターに人間が負けたという場合には、 コンピューターを造った人間に、まけたということにな ります。 また、ひらめきこそないものの、何10手さきまでよむの にも、数秒で、正確という特徴もあるとおもうので、そ れに、かつのは、簡単ではないと思います。現にいま ある将棋のソフトもかなりのつよさになっています。 プロの棋士がなんにんもまけているわけですから、か つほうがいまは、むしろ奇跡にちかい状態と思います。 その要因としては、ネット社会になり、ネット対戦を含め 棋譜がデータとして大量に蓄積されていっていること があります。データ処理は、コンピュータにはおての ものなので、対戦がおおくなって、事例がふえるほど、 コンピューター有利となります。 ですので、人間とコンピューターの対戦をつづけてい れば、いつか人間のほうがまけることになるのです。