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リカバリーディスクの重要性と作成方法について
- リカバリーディスクは、PCのリカバリーが必要な場合に使用するディスクです。
- リカバリーディスクは、購入直後やソフトをインストールした後の状態で作成することがおすすめです。
- 定期的にリカバリーディスクを作成することで、安心してPCをリカバリーできます。
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コンピューターの環境を保持し、また復元する方法にはいくつもの技術があります。 根幹にあるのは、再インストールができるように備えることと データのバックアップを行なうことです。 そして、必要に応じて、設定変更した部分をバックアップすること。 それぞれが、どこにどう収まるべきものであるかを把握していれば これらは、ソフトウェアの復旧やバックアップのために 特別なソフトを用いる必要はありません。 ですが、Windowsは、パソコン向けOSとしては、もっともインストールが難しい… というか、もっともめんどうくさい部類のOSですから、Microsoftがそれを簡単にしない分を パソコンメーカーが、独自の方針のもと、リカバリーシステムが作られました。 ですから、WindowsXP初期までのPCは、リカバリーディスク付属が一般的で ショップブランドや、Dellなどの一部メーカーだけが インストールディスクと追加(ドライバー,ソフトウェア)ディスクという構成でした。 現在では、それが一段階進んで、リカバリーシステムがHDDに収録されるようになりました。 これにより、リカバリーディスク紛失問題が避けられ、またリカバリー処理も速くなりました。 反面、HDDの故障などによって、リカバリーシステムが失われる場合があります。 ですから、それを想定して、リカバリーディスクを作るべきなのです。 WindowsはMicrosoftのPCメーカーとのOEM契約のもと 付属OSを、万全に保全しておかなければ、パソコンは快調なのに Windowsを復旧することができなくなる、非常に不便な形態で供給されています。 たとえ、同型機を買った友人がいたとしても、リカバリーディスクの貸し借りはできません。 内容はまったく同じはずですが、単にライセンスがそういうふうになっているのです。 中には、それを無視する人もいますが、ライセンスを守らないのであれば そもそも盗んできて使っても同じなので、普通そういうわけにもいきません。 ですから、付属OSを使い続けたいなら リカバリーディスクを作ることは必須なのです。 もしそれを失ってしまえば、改めてWindowsを買い直すか Xubuntu12.04LTSのような無償のOSを入手するしかありません。 そして、多くの人は、その手間を嫌い、新しいPCを買います。 リカバリーが終わった状態のPCは、出荷時の状態に戻りますが 新しいPCを買っても、やはり同じような状況となります。 ですから、データはバックアップすることが必須であり バックアップを書き戻すことは、リカバリーした場合でも 新しいPCでも、ある意味同等の手間にすぎません。 ただし、特別なソフトを使ってバックアップを行なうと そのソフトが、新しいOSに対応していない場合などに 適切に書き戻すことができない場合はあります。 ですから、少量のデータであれば、バックアップツールを使うよりも 単純に、外付けHDDなどにまとめてコピーして管理するほうがシンプルです。 大量のデータがあると、変更分だけをコピーしたり、圧縮したり 特殊な作業を自動化した専用ツールを使うほうが便利です。 再インストールやリカバリー、そしてデータバックアップ このふたつが基本の要素ですが、実際にはその他のソフトがあります。 Windowsは、ソフトの追加、不要になったソフトの削除といった作業において 決定的な定番の手順がありません。 プログラムの追加と削除は、標準と言えますが Microsoft社製以外のソフトでは、これに準拠していないものが多過ぎます。 そのため、多数のソフトを自動的にインストールという枠組みも実現できません。 ですから、追加ソフトを導入し、PCメーカーの付属ソフトを削除し Microsoft Updateなどを適用し、ひととおり設定作業を終えた状態で そのHDDの状態を、そのままに保存しておこうという発想があります。 手法としては、HDDのイメージファイル化やクローンという方法が使われますが もともとは、OSのインストールから自分でやるような人が パソコンの仕組みを理解した上で行なってきた手法なので Windowsに慣れているだけで、パソコンを理解していない人には難しい面があります。 ですから、富士通のように"マイリカバリー"という独自機能を用意するメーカーもあります。 市販品などでもありますが、XPからWindows7や8に移行するような場合には うまく動かず、結局手作業でインストールすることになることもあるようです。 私自身は、Windowsを使わず、Linux系OSを使い ソフトも、リポジトリーからの半自動インストールで済むものがほとんどです。 ですから、データの二重化三重化は行ないますが OSやアプリについては、設定ファイルのバックアップ以外、特に何もしていません。 たとえば、WindowsにFirefoxとLibreOfficeとGIMPを導入するとしたら 三度、ダウンロードしてきてインストールする手順をくりかえしますから インストール済みの状態を保存しておくほうが楽かもしれません。 しかし、Linux系OSでは、そういったOSSのソフトは、3つまとめて指定するだけで あとは半自動で、ダウンロード,インストール,アップデートが行えるので 一部の設定ファイルだけバックアップしておけば 別に、OSやアプリを、まとめてバックアップする必要は感じません。 まぁ、HDDが壊れた時に、即時稼働するためには 同じ内容のHDDを用意しておくほうが早いんですけどね。 結局は、何が必要で、何が不要か 何を保存しておかないと面倒くさいことになるのか それは、その人の使い方でも、価値観によっても変わりますし リカバリーディスク作成も、バックアップもいらないということもありえます。
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- yakan9
- ベストアンサー率54% (2244/4125)
> 実際下記リカバリーディスクA、Bを使用してリカバリした場合、 > リカバリー後のPCに違いはあるのでしょうか? 全く違いはありません。 リカバリディスクA、Bは全く同じものです。 リカバリディスクを作成するプログラムは、各メーカーにより「呼び名」はいろいろで、「再セットアップメディア作成ツール」と言ったユーティリティで作成します。 これは、出荷時点、ユーザーの我々から見れば、購入時点で、内蔵HDDの中の一番右端(ディスクの管理から見ると)に回復パーティション、リカバリエリア、と言った名前のパーティションからこのユーティリティを使ってリカバリCD/DVD-ROMを作成します。 よって、この内蔵HDDのリカバリエリアは、購入時以降、何ら更新されることはありません。 いろいろ紛らわしい言葉がたくさんありますが、リカバリCD/DVD-ROMは、内蔵HDDが壊れた時のために、作成しておくものです。 内蔵HDDが問題なければ、OSが不具合を起こした時は、この内蔵HDDのリカバリエリアからの再セットアップは可能です。 こうした一連の作業は、メーカーにより異なります。 DELLは、Windows XP時代は、Microsoftの正規版のインストールディスクを添付していました。 要は、コストが安いのは何かと言うことだと思います。 内蔵HDDにリカバリエリアに収納するか、Microsoftの正規版のインストールディスクを添付して、型番毎のドライバをWEBでダウンロード可能にしておくことのどちらがお安くなるかです。
お礼
yakan9様 ご指摘の通り、各メーカによって名称が異なることが、 私の理解不足の一因であったと思います。 リカバリディスクは、変動ないといことで、リカバリディスクはDVD-Rで作成し、イメージディスクをDVD-RW等書き換え可能なメディアで作成するようにします。 ご回答、ありがとうございました。
- koko88okok
- ベストアンサー率58% (3839/6543)
> よく「リカバリーが必要になった時の為に、リカバリーディスクを作っておくとよい」と聞きますが、 > 実際下記リカバリーディスクA、Bを使用してリカバリした場合、 > リカバリー後のPCに違いはあるのでしょうか? VAIOの場合「リカバリーディスク」は、工場出荷状態に戻す(購入時の状態に戻す)初期化する機能です。 Windowsが起動する状態では、HDDの特定の場所に保存されているデータから初期化出来ますが、Windowsが起動しない状態、または、HDDを換装した場合は、「リカバリーディスク」を使って初期化します。 ご質問のA,Bについては同じ内容ですが、パソコンの場合何時動かなくなるかも知れませんので、ご自分で作成したデータやダウンロード購入したデータなどは、必ず、バックアップしておくことが必要です。 なお、折角保存したデータも100%読み取れるとは限りませんので、複数のメディアに保存しておかれることをお勧めします。
お礼
koko88okok様 ご回答ありがとうございました。 理解しやすい内容で助かりました。 >なお、折角保存したデータも100%読み取れるとは限りませんので、複数のメディアに保存しておかれることをお勧めします。 → 読み取れなくてあきらめるデータが時々ありますので、 今後複数のメディアにバックアップしようと思います。 ありがとうございました。
- Ralumu
- ベストアンサー率28% (9/32)
大概のメーカーPCでは、既存のリカバリー領域(サービス区画)からのデータを元に リカバリーメディア(ディスク)を作成するので、どの時点で作成しても、全く変化は無 いでしょう。 >AでもBでも 一部の機種では、専用のアプリケーションが提供されていて、任意の時点のリカバリー 領域が作成出来る物もありますが。 >但し、一度だけと言う制限 運用環境を構築した後で作成するのであれば、HDDのクローンイメージとして作成す るのが得策です。これであれば、Windows(各アプリケーションのインストールも各種 セッティングも済んでいる状態(Windows Updateも完了))の再インストールだけに留 まらず、リカバリー領域のバックアップも可能となるからです。 バックアップは定期的に行う習慣を付けるのが賢明です。 特に個人で作成・使用する類のデータは、代替のし様がありませんから。
お礼
Ralumu様 おっしゃる通り、定期的なバックアップの重要性を改めて認識しました。 ご回答、まことにありがとうございました。
- tora50
- ベストアンサー率36% (28/76)
既に回答がでていますが整理します。 リカバリーディスクはOSが入っているCドライブとは別にある「リカバリー領域」に入っている工場出荷時=購入時のCドライブ相当のものを書き写して作る。 購入後入れたプログラムとかアプリケーション等はこのリカバリー領域には全く反映されない。つまりリカバリー領域の中身は変わらない。 だからAもBも変わらないのです。
お礼
tora50様 ご回答ありがとうございました。 リカバリー領域の中身は、工場出荷時も、一定期間使用後も変動しない、ということですね。
- MNH10W
- ベストアンサー率48% (2859/5926)
リカバリディスクは工場出荷時に戻す為のものなので、いつ作成しても同じ物です つまり「AとBのいずれの状況で作成しても工場出荷時に戻す為の物」になります したがって「リカバリした後のPCに違いはありません」 リカバリとバックアップを混同する人がいますので注意しましょう バックアップは「その時点に戻す為のもの」なので作成する時期で内容が異なります。
お礼
MNH10W様 ご回答ありがとうございました。 リカバリディスクとイメージディスクの違いを理解できました。 今後、混同しないよう気をつけたいと思います。
- Eureka_
- ベストアンサー率41% (5079/12273)
というか、メーカーPCにインストールされているリカバリディスク作成プログラムはほとんどの場合 「標準ではHDDの隠し領域から起動してHDDの可視領域に工場出荷時状態を復元するデータをDVDに書き出して、DVDから起動して同様に展開するためのディスクセットを作成する」機能だと思いますが。 VAIOの正確な型番がないので推測ですけど、おそらくお使いの機種もそうかと。 上記仮定の上に立てば、きちんと作成を完了できた場合においてAとBのディスク内容に差異はありません。 ただ、色々インストールしたりなんたりでシステムにゴミが溜まってきた状態だとリカバリディスクセットの作成に失敗することがあり、それを避けるために購入直後のディスクセット作成が推奨されているわけです。 別売のバックアップソフトなどでシステムイメージとかバックアップイメージといった名前で呼ばれるディスクセットであれば、作成時のHDDの内容をまるっとディスクに書き出すので作成時によって中身は変わってきますけれども。 #No.1さんの言っているのはこちらのことかと。質問文だけからは上記メーカー純正リカバリセットなのかこのようなシステムイメージ作成セットなのかは確定できませんので、どちらの解釈もあり得る
お礼
Eureka_様 このたびはお世話になります。 私の理解不足で適切な質問になっていなかったようです。 私の質問意図は、後者のシステムイメージ作成です。 それを用いてリカバリできるので、あれば、時折毎にDVD-RWに最新状態のディスクを作成したかったのです。 このたびはまことにありがとうございました。
- lv4u
- ベストアンサー率27% (1862/6715)
>>B:ソフトをインストールしたり、周辺機器を接続したり、1年程度使用した後で作成したリカバリーディスク リカバリディスクは、購入時の状態に戻すディスクです。なので、Bで作成したディスクは、リカバリーディスクではありません。 それは、ある時点でのディスクをイメージバックアップしたものということになるでしょう。 まあ、名称のことは無視するとして、当然ながらウイルス被害などがあったあとの回復には、Bのディスクのほうが便利でしょうね。 私も、メール設定、プリンタ設定、オフィスやよく使うアプリをインストールした直後にディスクのイメージバックアップをとっています。
お礼
lv4u様 ご回答ありがとうございました。 名称について、正確に理解していなかったので、助かりました。 名称(および概念)を正しく理解しておかないと、 質問自体見当違いになってしまいますしね。 ディスクのイメージバックアップが意味あることのようなので、DVD-Rではなく、DVD-RWに作成した方が良いかもですね。 ご回答、まことにありがとうございました。
- rav4rav4
- ベストアンサー率20% (450/2151)
Aは作成の価値はあります。Bは不要。理由は一年も使うと不具合が多くなります。そんな状態のバックアップは意味なし。 一番のお勧めは初期化直後に1)メール設定(インターネット接続を含む)、2)プリンター設定、3)Office系の基幹ソフトをインストールした直後に バックアップすることですね。
お礼
rav4rav4様 早々のご回答ありがとうございます。 リカバリーする問題が発生して、Aでリカバリーした後、 またいろいろソフト・ドライバ等インストールするのに手間がかかるので質問させて頂いた次第です。 おすすめ頂いた内容、良いですね。 ありがとうございました!
お礼
vaidurya様 ご丁寧で理解しやすいアドバイスありがとうございます。 今までなんとなく理解していたつもりであったことについて、理解が深まった気がします。 データバックアップの重要性とその方法の仕組みについて、非常にわかりやすかったです。 まことにありがとうございました。