こんにちは。
企業コンサルをしております。
一般に新規商品を企画し、世の中に出そうとする場合は事前に市場リサーチ、顧客ターゲットの選定(絞込み)、販売予測と諸経費見積もり、販路の確認・確保、顧客が必要とする機能・コスト・仕様の検討、法的問題の確認(規制、特許、他)、資金調達方法、開発生産体制、発売時期とその効果的な広報方法、などの項目を総合して事前検討することは必須なのですが、今回の場合は販路の確認や広報手法、経費見積もりなどの点で不十分であったのでしょうか?
物を作ってしまってから販売方法を考える・・・と言うやり方では自己の思い込みに陥る可能性もありますので失敗確立が高くなってしまいます。収支を踏まえて十分に事前検討をする様にした方が宜しいでしょう。
なお、既にある商品をもっと効率良く宣伝し販売して行きたいという観点からアドバイス申し上げます。
1.商品の性格から既に存在する類似した商品などの流通ルート並びに販売方法などを確認する。
2.既存の流通ルートに流せる商品かどうか検討する。流せる場合はそのルートの販売会社などにアクセスしプレゼンします。(宣伝販売方法は販売会社の方で行なって頂ける場合もありますので)
3.独自の販売方法を行いたい場合は、顧客に対するアプローチの全ての可能性を洗い出します。
4.上記アプローチごとに的確な宣伝手法を考えるようにします。
例としては、一般消費者向けの比較的安価な商品であった場合は、インターネット上の市場(楽天など)などの候補が挙がります。また比較的マニア的なものならマニアが利用している(ヒアリングなどで確認)広告媒体を模索しアクセスします。
企業向けの商材なら取り扱い代理店候補を探し出します。
またより効果的な方法としては商品の一般名称や主な仕様、一般的な関連(連想含め)する言葉を豊富に使用した独自のホームページを立ち上げます。要するに顧客が自ら検索式で検索しやすい環境を整えてあげる様にしてあげるとアクセスして頂ける確率が高くなります。
最近では東京12チャンネルの深夜番組ビジネスサテライトなどでも新製品紹介コーナーなどがありますが、こちらは社会に与える影響が比較的大きく、且つ画期的な商品であることが条件であるようですが参考にされて下さい。
なお営業や宣伝の基本は足であることも忘れてはなりません。楽して宣伝できるものは既にある程度の知名度がある場合などごく限られています。
以上をご参考にされて下さい。
補足
ありがとうございます。とても参考になりました