プレスリリースとは、マスコミに対して情報を提供する手段です。やはり、さすがに効果はありますし、新聞、雑誌、テレビ、ラジオなどメディア(媒体)各社にとっても取材のネタを探す手間が省けるので、けっこう喜ばれもします。
食品については詳しくありませんが、大手だけでよければ、健康食品でしたらたぶん農林水産省の記者クラブなどが一番近いと思いますので、これらにお問合せになり、加盟しているメディア各社の名前や加盟数を聞いて、リリースしたいと申し込み、許可されればその分の部数だけ資料を持参して、当日の担当会社の記者の方に手渡せば、その担当の方が各社に配布してくれます。
ただ、この場合はほとんど一般有名メディアばかりですので、一般的には広告代理店を使って、関係する雑誌や地方新聞、あるいはミニコミ誌などにもおなじ資料を配ってもらいます。
こうした、記者クラブ加盟社とその他のメディア各社への直送の二手の配布戦略をとる場合に大切なことは、各社に正しく同じ日に情報が届くように配慮することです。
これは一種の約束事ですし、ことに記者クラブ加盟メディアやそれ相当の大手に遅くなってしまうと、時として記者クラブでは以降扱ってくれなくなることもあるそうです。
情報資料としては、毎々格別のお引き立てに預かりまして(中略)、このたび弊社では.....といった挨拶状と、別に記事風に書いて、そのまま記事になるような文体にした本文、さらには商品の写真などとをセットにして封筒に収めて持参、あるいは送付します。
これらの資料の中には、新商品の特長やメリット、価格、消費者がどこで買えるか、特徴とする成分や分析結果なども別欄に枠を設けて付記すること、また、会社の所在地や企業としての経歴や内容なども付記すると効果的です。
なお、雑誌関係でしたら、ことに一般生活誌(たとえばＥＳＳＥなど)や消費者向け雑誌(たとえば消費と生活など)などは欠かせないでしょう。
さらに、記事として取り上げてくれる際には、できれば合わせて広告を出すと効果的です。このあたりは、これは.....と思うメディアとの直接交渉になりますが。
