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音符の上に休符がある時は、どう演奏すればいいの?
ピアノを始めて間もないものですが、 本では、休符のある所は休みと学びました。 しかしいくつか楽譜を見たところ、同じト音部の五線譜の中で 四分音符や全音符の上に、四分休符や全休符がついている箇所がありました。 それらの箇所は一体どういう意味で、演奏はどのようにしたらいいのでしょうか? ごく基本的な知識だと思われますが、手持ちの本にはのっていませんでした。 詳しい方にご指導いただけると幸いです。
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NO.1です。 サティのジムノペディでしょうか? 3曲在りますが、きっとその1番目のゆっくりした3拍子の曲のことでしょうね。ドラマの回想シーンなんかでよくBGMにつかわれるやつでしょ。 この曲は、オリジナルはニ長調ですが、最初の音がド(C)というのなら、きっと初心者用にヘ長調に移調して編曲して在るんでしょう。 さて、そうすると、最初のドの音が付点二分音符なので1小節(=3拍)弾きます。 その上の四分休符は当然音を出しませんが、その右側に目を移してください。2分音符があるでしょう。その音を2拍目に引きます。 耳で聞こえる感じは 「ぽん、ぽーん」となります。 つまり、あなたが疑問におもった四分休符は、最初のドの音ではなく、その後の音を1拍休んで2拍目から引きましょうという意味です。
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- TAC-TAB
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>演奏はどのようにしたらいいのでしょうか? 簡単です。 休符と音符が上下に重なっている場合は、音符の方だけを弾けばよいのです。 音符と音符が上下に重なっていれば、二つの音符を同時に弾くことはご存知だと思います。 それであれば、音符と休符が重なっている場合も、意味合いは同じです。休符は無いものと思って、音符のあるところだけを弾き、その音符の決められた長さだけを保つようにすればよいのです。 >それらの箇所は一体どういう意味で、 「音符」は「音を出す」記号で、「休符」は「音を出さない」という記号です。 XとYの二つの音を出したいときには、XとYの音符を積み重ねて書いてあります。 Xだけの音を出して、Yの音は出したくない場所では、Yは、音符に替えて休符が書いてあります。
お礼
やはり音符通りに音を出していいのですね。楽譜の決まりごとは、自分にはまだまだ難しいですが、勉強になりました。 ありがとうございました。
- Tann3
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ピアノの楽譜は、便宜上、右手用のト音記号と、左手用のへ音記号の2段になっています。このとき、右手、左手とも、2つ以上の音を同時に弾くことが多いですよね。 ということは、ト音記号、へ音記号のいずれにも、1段の楽譜に同時に2つ以上の音符があるわけです。 この2つ以上の音が、同じリズムなら縦に「団子」にして書けばよいのですが、違ったリズムで演奏されるときには、上向きの棒と下向きの棒で分けるなどして、別々に書きます。このとき、どちらかに休符が入れば、片方に音符があり、片方は休符ということもあります。 難しく言うと、1つの音楽は、複数の「声部」から成り立ちます。たとえば「ソプラノ」「アルト」「テノール」「バス」の4声部をピアノで弾くと、「ソプラノ」「アルト」を右手(ト音記号)で、「テノール」「バス」を左手(へ音記号)で演奏することになります。本来は4段の楽譜で書くところを、ピアノで弾くために2段にまとめた、というわけです。 このとき、ト音記号の楽譜では、「ソプラノ」が上向きの棒の音符、「アルト」が下向きの棒の音符で書かれます。「ソプラノ」と「アルト」が違ったリズムで、一方が音符のときに、他方が休符という場合も、各々異なったリズムで演奏し続ける、ということです。 ちょっと複雑なピアノの楽譜なら、よくあることです。 たとえば、下記の2曲目など、見ればその仕組みが分かりますよね? これは「2声部」です。 http://repertory.jp/img/score/in/hn/hn22_1.png
お礼
音符の線の向きのこと、音楽が四声部で成り立っていることを初めて知りました。本来四段の楽譜が二段にまとめられているのですね。自分の頭がついていけず、和音でパンクする理由が分かりました。音符に連なる休符は別の声部のパートと理解いたしました。 ありがとうございました。
- miwa-sadao
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なるほど、こんな疑問を持つ方もいるんだと、参考になりました。 さて、回答ですが、ピアノを弾くとき右手と左手で演奏すると思いますが、もう一つ手があると思ってください。その手で弾くところも音符があったり休符があったりします。そのような気持ちで演奏してください。 この説明が分からなければ、ヘ音記号の楽譜を一時お休みして、ト音記号の楽譜だけを両手で弾いてみてください。その演奏を右手だけですればいいのですよ。
補足
ご回答ありがとうございます。 申し訳ありません、私が未熟なため、回答いただいたご説明は、私には難しくて分かりませんでした。音楽を勉強するのは、中学校のおまけのような授業以来です。 私がもっと詳しく説明を書けば分かりやすかったと思いました。 要するに、休符記号は無視しても構わないということなのでしょうか。 たとえば、ジムノペディという曲で、最近私が練習した調では、へ音部の第二間に付点音符のついた二分音符があり、第五線に四分休符があります。 私の学んだ浅い知識から考えますと、この部分は真ん中から一オクターブ下のドの音を三拍分伸ばし、同時に一拍の間 音を出すなということになってしまい、意味が不明なのですが、つまり四分休符を無視して、普通にドを三拍分伸ばせばいいというなのでしょか。 ネットを介してのまことにずうずうしいお願いだとは存じますが、もしお暇な時がございましたら、今一度ご指導いただければ幸いです。
お礼
はい、確かに自分の練習したものは易しくアレンジされ物でした。そんなことまで分かってしまうのですね。 二拍目に次の音を弾けばいいこと、了解いたしました。二度もご回答いただき、大変勉強になりました。また精進してまいります。 ありがとうございました。