筋肉などの細胞とは違い脳細胞は一度、損傷されると、再生されないのはご存知ですね?
なくなったものはもとには戻らない。
ただ、脳のネットワークは日々、更新されるので、失ったものを別ルートで調達して
最終的な’機能’として元通りになったように’見える’にはなります。
この’境目’としてどの程度、脳細胞の損傷があるかです。
脳に多少とも、アルコールによる損傷が残っているのは自明でしょう。
失われた分は’早く老化’してしまったとでも思うしかないですが、
’老人’にも、その生活態度によってかなりの差があるのは、日常活動でも
確認されることでしょう。
そのように、環境、行動、そして生活習慣として確立されることです。
年単位で改善できればとお考えください。
禁酒は一生ですから。
元に戻れば多少は飲んでもいいとか、少しずつなら・・・とか、お考えにならないように。
脳の’傷み具合’はそのまま(ポンコツはポンコツ)で、
いわば、ネットワークを増やしてフル活用(メンテでパワーアップ)して、
もとに戻ったように見えるようになるだけですから、’傷める’様なことをすると、
脳細胞はさらに減りますから(パーツとして細胞の数が減っていく)。
もっとも、普通な人でも日々、脳細胞は減って行きます。
アナタは依存症で、もっともっと・・・と、加速されて’老化’してしまった。
それでも、生活習慣で体は日々変わります。
でも、脳細胞の数としてはもとには戻らない。