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ヤフーショッピングの出店が無料になった事について
ヤフーショッピングやヤフオクの出店が無料になったらしくて 出店しやすくなります。 何年か前から、ヤフーショッピングについては 全然ダメ、売れない、お客が少ないと言われたらしいですが本当ですか? やっぱり無料にしなければやっていけないほどダメなんですか?
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ネットショッピング、ユーザーにとっては実に便利ですよね。 わざわざ足を運ばなくても物が買えるのですから。 しかも、いまやなんでもある。 今もありますがディノスやテレビショッピングなどは品物は豊富ですが 「探す」となると面倒です。 ネットなら探すのは簡単。探したものを買うのも簡単。実に便利です。 ユーザ側から見ると非常に便利ですが、では出品店から見るとどうでしょう? よほど独自性のあるものなら売り上げもかなり上がるでしょうが 競合があると安いほうに偏りやすいです。 ユーザーがネットで探すということは買いに行かなくて済むからだけが 理由ではありません。 安く手に入れたいというのも大きな理由の一つです。 とすれば競合があった場合、1対9の割合で安いほうに売り上げが集中します。 たとえばゴルフクラブ、私もネットで買ったことがあります。 同じメーカー、モデルであれば間違いなく安い店で購入します。 なので、オリジナルの洋服やバッグ、家具や調度品などデザイン物であればそのデザイン力や センスによって売り上げも期待できますが 汎用性が高くどこでも売っているような物は出店側としてはあまりおいしくありません。 安い店に売り上げが集中し一人勝ちになります。 一人勝ちしたところで利幅がほとんどありませんからたいした儲けになりません。 サービスで勝つにはそれなりの仕掛けや努力が必要です。 amazonなどは完全に一人勝ちです。 当日配達もあればその辺では売っていない本まで取り揃えてあります、 つまり品数の多さで他を圧倒しています。 このくらいやらないと勝てません。 したがって、オリジナル商品ではなくブランド物や一般品であれば 100の店が参加しても99店は売れない、という結果になります。 私の会社もかつてネットショッピングを立ち上げたことがあります。 品物は緑化管理機といわれるものです。おそらくこの分野でのネットショッピングは 老舗だったと思います。 草刈り機やチェンソー、芝刈り機などです。当初は売れに売れました。 しかし、やはり競合他社があとから次から次へと出てきて 結果、価格競争になってしまいました。 1台売れば3割の粗利は確保できていたものが わずか5分の粗利になってしまいました。 単純粗利ではそれでも黙って売れるのですから儲かっているように見えますが 梱包や発送、伝票や帳簿の作成、お客さんとのやり取りなどすべて人件費が 発生します。これらの手間暇を考えると赤字になってしまいます。 よって意味がないのでやめてしまいました。 今現在ある同業のネットショッピングで儲かっているところは一つもないといって いいでしょう。 ゴルフ店などの経営者などとも付き合いがありますがやはりどの店も ネットでは稼げないとこぼしています。 したがってヤフーショッピングだけではなく全体的にお客さんは安いほうに流れ 参加した店舗の90パーセント以上はお客さんが少ないという結果になります。 ヤフーショッピングならなおさら枠が一つ多いのですから客足は少なくなります。 (ヤフーを開くことから始まりますので枠が多いという表現をしました。 品物を探すまでに一手間多くなります) ネットショッピングを経営するなら独自性の強い品物やサービス、 あるいは競合がない商品でなければ稼げないと思いますよ。