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TPPはアメリカの言いなり?
軽自動車税にまで影響が・・・ http://topics.jp.msn.com/wadai/cyzo/article.aspx?articleid=2105857 アメリカのワガママ聞くなら止めて欲しいと思いますが 「参加しない」は有りでしょうか?
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(1)ワガママはどちらか? >アメリカのワガママ聞くなら止めて欲しいと思いますが まず、ワガママかどうか、という検討が必要だと思います。 率直に言って、660ccをラインに税金が大幅に上下する制度にどのような 理論的根拠があるのか?と言われると、説明に苦しみます。 そもそも論として、日本国内ですら昔から、軽規格の優遇は根拠が無く、 廃止すべきだ、という議論がありました。逆に考えれば、軽以外の乗用車 のオーナーが不当に高い税金を払わされてきた、という理屈も成り立つ わけで、アメリカうんぬんより、国際的な交渉の場で、公論として説得力を もつ理屈がなければ「ワガママ」と言われるのは日本のほうではないで しょうか? まあ、軽規格が廃止されたところで、アメ車が売れるとはとても思えない わけですが。 個人的には重量と燃費で課税額が決まり、二重課税と批判のある消費 税をかけないようにする、というのが正しい課税の仕方だと思いますが。 (2)参加の有無 >「参加しない」は有りでしょうか? 質問の観点が無さすぎて、正直、意図が不明です。 ▼参加の自由度 日本として参加しないことは外交的自由はあるか?という意味であれば その自由はあります。 このような議論において、「アメリカの軍事同盟圏に取り込む意図がある から自由が無いなどとさも政治的な意志が働いているような理屈を言う人が 居ますが、大抵、ソース無しで根拠がありません。 というのは「政治的」というのはマジックワードですので、この言葉を頭に つけると何でも説明者の意図と同じ方向に説明できてしまうのです。 「日米同盟」「防衛」とかそのような説明がなされていたら、まずは信頼に 足るソースがついているか確認したほうがいいでしょう。 例えば、上記の説明だと軍事的にはかなりの緊張関係にある、インドネ シアとオーストラリアが同じTPPに入るという事態がまるで説明できないと わけであり、眉唾だと疑われる根拠もあるということです。 ▼経済的観点 経済的な観点に限定すれば、「域内貿易活発化が確定している貿易 協定に参加したほうがいいのか?」という質問になってしまうので、 参加しないという選択肢はほぼありません。 よく反対派の人で「メリットが無い」などと貿易経済を何も理解していない 発言をされる人がおり、「メリットが無い」→「なのに国を挙げて参加」→ 「陰謀だ!政治的理由だ!」という理屈になりがちですが、一般論として は、自国が一方的に関税を下げてもメリットがあり、それの究極系である 相互関税撤廃をめざすTPPはメリットが多大であるため、参加以外の 選択肢がほぼない、という具合です。 「脱退が不可能」というのも、↑の恩恵を念頭においての話です。「参加 したら高効率経済圏の恩恵を受けるので、脱退する意味が無い」という のが一般論からの理解となります。
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- hekiyu
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”「参加しない」は有りでしょうか? ” ↑ 無いです。 中曽根政権時の次期戦闘機選定の場合もそうでしたが、 米国はいざとなれば、防衛問題に絡めて攻めてきます。 これをやられたら、日本は抵抗出来ません。 戦闘機選定の時も、日本で開発することに閣議決定 しましたが、米国の圧力で、米国機を購入することに 変えられました。 この時も、米国は防衛問題を絡めてきました。 日本は現在、中国と尖閣を争っています。 こういう時期に、米国に逆らえるはずがありません。 事実、TPPは、東アジア版NATOだ、なんて 説明も出されています。 そうはさせじと、中国からも参加の打診が出て来ました。 国家の根幹である防衛を、米国に委ねている間は 自主外交は不可能です。
お礼
アメリカ依存が有るから、あまり強く出られないんですね なるほど
お礼
丁寧な解説、ありがとうございます