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半沢直樹の最終回について
くだらない質問お願い申し上げます。何故、半沢直樹は最後島流しになったのですか?
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- key00001
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基本は「原作に忠実」ってトコですかね・・。 ドラマでは中野渡頭取から出向理由までは告げられずに終わってますが、原作から類推しますと、取締役会での大和田常務への追及が「やり過ぎ」と判断されたと言うことかな? 中野渡頭取も、それっぽいことを二度、口にしてますし。 原作では、他にも理由があるのですが、ドラマとは多少設定が違う(大和田常務の合併前の出身銀行など)ので、共通で当てはまりそうなのは、それくらいです。 一方、原作の方では、大和田常務に土下座まではさせてませんので、ドラマの方が「やり過ぎ感」は強まってますし。 因みに、現実社会で考えても、大手企業において、一介の次長が、取締役会の場で、常務に土下座を迫れば・・・充分に懲戒対象になると思いますよ。 社内の不正を調査し、暴いた部分と併せれば、「不問」も有り得るかな?とは思いますけど。 しかし、少なくとも幹部全員が拍手喝采なんてコトにはならず、「あの半沢ってのは、次長のクセに、役員を何だと思ってるんだ!」とか、「あんな正義ぶったヤツが居たら、次はいつ誰が吊し上げられるか判らない。」と、半沢を要注意人物扱いする「アンチ半沢」の役員も、少なからず存在するでしょう。 そう言う勢力も多く、大和田常務を「降格」と言う温情人事をして見せた、社内政治の達人(?)である中野渡頭取は、半沢を切り捨てると言う冷酷な判断をしたのか、あるいは半沢を庇いきれなかったと言う設定かも知れません。 ただ原作では、半沢に出向を告げるのは、内藤部長の役割で、半沢の良き理解者である内藤部長は、「いずれ銀行に引き戻してやる!」と付言するのですが。 現実的に考えても、一介の次長に対し、メガバンクの頭取が、直々に人事を申し渡すなんてことは、ちょっと有り得ません。 良い方(二階級特進とか異例の出世など)なら、有り得るかも知れませんけど、左遷人事ですから。 頭取がわざわざ憎まれ役を買って出るなんてことは、かなり非現実的です。 半沢直樹のドラマの魅力は、設定のリアリティさも売りかと思いますので、ネガティブな左遷人事を、わざわざ頭取が直接伝えるところに、何かあるかも知れません。 即ち、次回作では、半沢が頭取に「出向の理由をお聞かせください!」などと詰め寄るシーンがあって。 それに対し、中野渡頭取が「勘違いするな。君に東京セントラル証券の立て直しを頼みたいのだ!実は・・」みたいな、理由説明がある様な気もします。
- TAC-TAB
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>くだらない質問お願い申し上げます。何故、半沢直樹は最後島流しになったのですか? 劇場版や、第二シリーズにつなぐためです。 製作サイドもバカでないので、あれだけの人気ドラマを一回の単発シリーズで終わらせるはずがありません。 劇場版や、第二シリーズの初回で高視聴率を稼ぐためには、疑問点をいっぱい残しておかなければならないのです。水戸黄門じゃあるまいし、二階級特進でめでたしめでたしではダメなのです。 頭取の本心はなにか? 単に金融庁の指導を聞き入れただけなのか? かねてから半沢の出向先として名前の挙がっていたセントラルへの出向、もともと頭取の意向だったのか?黒幕は頭取だったのか?とすると頭取に対する倍返しはあるのか? 黒崎の親戚になる岸川の出向にともなってますます厳しくなる金融庁監査、乗り切るために半沢が本店に呼び戻されるのか? などなど、次回への疑問・期待満載の最終回でしたね。おそらく第二・第三・第四・・・・シリーズへとつながっていくと思いますよ。その都度最後に視聴者に「エーッ!!!???」と言わせて、次回への期待度を高めて行くことと思います。
- tokuo0
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蛇足的な回答ですが。。。 頭取の立場だと、穴狙いとして、銀行を外側から改革出来る人材を配置しておく選択もありかもと思います。今の時点で無理をして少しだけ銀行内部で引き上げるのが可能だとしても、無党派の中にも反感を持つ人が相当あるだろうし、継続して登り続けられるかは疑問です。半沢氏が打たれ強い方だから選択可能ですが。 規模が小さくても銀行にとって証券部門は金融界の流れとしては戦略的に最重要ですから、左遷と見るのは古い銀行員の考え方と思います。 統合前の旧銀行の派閥は容易には解消出来ないと思いますが、証券関係出身者には僅かな可能性があります。 半沢氏も嫁さんから、「銀行を外側から見るのも良い」とか言われてましたよね。
取締役会という場で上司に土下座を強要するようなことしたからでしょう。 物語の経緯からも半沢にとって避けて通れないほど意義のある事だったでしょうけど冷静に見れば会議の場で私怨をはらした、私物化したようなものですから。 功績は認められてもそんな事する部下を置いておけない。 倍返しだ土下座だと話題を呼びましたが実際にそんな事してタダで済むわけがないというこリアルな結末。 まあ、これで終わらないぞというメッセージで、続編を匂わせる終わり方でした。
- p-p
- ベストアンサー率35% (1977/5634)
僕の感想では あのまま銀行に残しておくと、あとあと面倒になると そのうち頭取も蹴落とす可能性がある なので大和田を残したのと同じ理由(身の保全)で 出向させたのでしょう 会議でのやりすぎた内容が気に入らなかったのではないと思います。 力をつけて一大勢力を気づかれては困ると考えたのでしょう ってのが僕の推論です。
- 23tomo-u
- ベストアンサー率27% (433/1565)
いい質問だと思います。 中々聞けない内容でもあり実際のところわかってない人もいるかと。 今回取締役会にかけられた二つの事案がありましたね。 ・大和田常務の不正疑惑 ・半沢次長の態度が悪い。 →両方とも「認められた」ということです。 前日、岸川専務宅を訪れた半沢が岸川に迫ったのは、 「大和田常務の不正を認めろ」ということです。 もし認めなかったら「金融庁の黒崎とつながりがあるのをばらすぞ」 ということでした。 なので岸川専務が大和田常務の不正を認めたことで、 岸川専務と黒崎のつながりは内緒になったのです。 だとしたら黒崎が出した「半沢の態度が悪い」についても 認められたということでしょう。 じゃあなぜ岸川専務は飛ばされたか? →大和田常務と一緒に不正を働いたからです。 大和田常務の処分がなぜ軽かったか? ・中野渡頭取が大和田の銀行員としての手腕を買っているから。 ・渡真(とまり・及川さん)のうがった見方を言えば、 処分を軽くして恩をきさせてふところに入れ、 二度と謀反をおこさせないようにするため。 半沢の処分がなぜ「そのまま出向」なのか。 まず半沢の態度が悪いのは認められました、 というか取締役会であんなことをやっていたら現行犯ですね(笑) 言い逃れができません。 頭取からしてみたら、周りの取締役を納得させるためにも 「出向」という処分が出たんだと思います。 つまり一言で言えば、両方とも出された事案は認められたので、 両方とも処分がでた。または「喧嘩両成敗」でもあります。 半沢にしてみたら「勝負に勝って試合に負けた」感じでしょうね。 大和田をギャフンと言わせたのと同時に自分の態度の悪さも見せたので。 それでも大和田常務の不正は重いはず・・ と思うかも知れませんが、中野渡頭取からしてみたら、 「大和田常務、半沢次長ともに銀行員としての手腕を買っている」 というのが前提にあり、そこに大和田の謀反封じが働き 半沢を出向させることでまとめたわけです。 本店に仲の悪い半沢と大和田を一緒にいさせるわけにも 心苦しいですし、大和田の方が上司なので、 会社内の縦社会を維持するには大和田に勝った 半沢を外に出した方がシステム上うまくいく、という仕組みでしょう。 すべて含めて銀行や中野渡頭取にメリットがある方に働いています。 最後に・・ ラストの半沢の目が凄かったですね(笑) あれで今度は半沢が中野渡頭取に 「やられたらやり返す、倍返しだ!」と思ったら、 やり方は違えど謀反を狙った大和田と同じですからね。 いろいろ深いです(笑)
それが組織の。銀行の論理だ。 ということを言外に知らしめるため。 の演出だと思われます。 これこれこういう理由でと説明したら ドラマとしては面白くなくなるんですよ。 こんな不条理がまかり通るのが銀行だ。 そういいたいんでしょうね。