広島原爆資料館の被爆人形、やめるべき?残すべき?
広島の原爆資料館(平和記念資料館)ですが、皆さんは行ったことがありますか?
私は今までに3回くらい行ったことがあります。
その資料館には、被爆者の姿を再現した3体の人形があります。
この人形は、火傷でただれた両腕を前に突き出し、ボロボロの服でがれきの中をさまよう被爆者の様子を再現していますが、これを撤去する話が出ています。
撤去する理由は、この人形は伝聞をもとに作ったフィクション・創作的なものなので、今後は衝撃度の強い写真などで臨場感を高めたい。
資料館では、凄惨な被爆の惨状を伝える資料については、基本的にありのままで見てもらうという方針だそうで、そのためにはフィクション的な人形展示は相応しくないという判断です。
また撤去に賛成する意見としては、“人形を見るのは苦痛、怖いという意見があった”というもので、さらに、“現実はもっと悲惨で、この人形は正しく伝えていない”という意見もあったようです。
さてそこで、皆さんはこの被爆人形の展示、やめるべきだと思いますか?
それとも、このまま残すべきだと思いますか?
もっと悲惨な写真で見せることが出来れば、この人形は必要ないと思いますか?