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広島の原爆投下について

広島に原爆が投下され平和問題の観点からのご意見お聞きしたいと思います。

質問者が選んだベストアンサー

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  • kawakawa
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回答No.4

戦争の終結を早めるために広島・長崎に対して核兵器が使用された‥というのは、単なる大義名分を示したものであり、核兵器が日本に使用されたことの本当の理由ではありませんネ。 もともと、広島に投下されたこと、そして、長崎に投下されたこと、この2つの最も大きな理由は『実戦での核兵器使用の効果についての実験』と『戦後、力を増すであろうソ連に対しての優位性を示す』というアメリカの意図であったことは明らかです。 広島は原爆投下までは他の都市のような空襲を受けませんでした。小倉や長崎など複数の都市がワザと空襲の対象となっていなかったのです。それは、無傷の大都市に対して核兵器がどれ位の効果を示すかというデータを得るためにアメリカが故意に操作した結果だったのです。この一点だけでも『実験』としての意味合いが強いことがわかるでしょう。あと、アメリカ軍による戦後の現地調査にしても、被爆者のデータを徹底的に集めただけで、治療や救済処置は何も行っていませんネ。 そして、日本分割統治論が出たときや、北海道の一部をソ連が領土として認めるようにアメリカに申し出たときも、この『実戦での核実験』の結果、アメリカが完全にソ連を退けることができたのです。 原爆の投下という行為は、ナチスドイツによるホロコーストと同じ、人類に対する犯罪行為であるといえます。本来であれば、原爆投下を指示した者・製造した者・投下した者‥はA級戦犯であるべきなのですが、戦争に勝った者が正義であるという古来の図式が生きていますので‥ 核兵器が平和に貢献したとすれば、初期段階での米ソ直接対決が避けられたことくらいであり、朝鮮戦争以降は互いに疑心暗鬼状態となり、核武装を解けない呪縛状態になってしまったとしかいえないでしょうネ。 まだまだ、書き足りないのですが、このへんで。 以上kawakawaでした

banchiku
質問者

お礼

広島原爆投下について教えていただきありがとうございました。レポートを書く上で参考になりました。

その他の回答 (4)

  • Sephy
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回答No.5

「核のせい」という言葉は嫌いです。 道具のせいにして人間自身の責任を軽視しているような感じがします。 どんな兵器であれ、広島に兵器を投下させたのは軍であり、それを命令した人物がいるわけです。 「同じ惨劇を繰り返さないため」にしなければならないことは「核をなくす」ことではなく「戦争をなくす」ことだと思っています。 戦争をなくす->まず兵器の削減 では戦争は無くならないと思うのですが、どうでしょう。

banchiku
質問者

お礼

思ったことをそのまま書いていただきありがとうございました。役に立ちました。

回答No.3

#2の人の意見も分かりますけど、広島の人間からしたら聞き捨てならないよね...。  核は今も殺し続けてるから...。 広島市のホームページを見てみて下さい。  あと、うちの叔父は原爆で死んでる。 オレ32だから、実感ないけど親父は原爆手帳持ってる。戦争の気配は映画でもさけるよ。  親父が癌で死んだら、原爆のせいだろうね。

banchiku
質問者

お礼

生の声を聞かせていただきありがとうございます。本当の原爆の姿が見えた気がします。

  • stomachman
  • ベストアンサー率57% (1014/1775)
回答No.2

核だけに注目するのもどうかとおもいます。東京大空襲。ドイツでも大空襲がありました。  核も細菌兵器も戦略爆撃機も、非戦闘員を無差別に殺戮する。国民全員をいわば人質にできる、という意味で「戦略兵器」と呼ばれます。 戦闘員なら殺して良いか、という話は別にして、非戦闘員を攻撃するのって、やっぱり極悪非道でしょう。  それから、ベトナムの枯葉作戦。日本軍による南京大虐殺。.....

  • myeyesonly
  • ベストアンサー率36% (3818/10368)
回答No.1

平和問題という観点から?というとちょっと外れるのかもしれないけど・・・ 原爆開発(マンハッタン計画)の当時者であったアインシュタインは、この恐怖の兵器があれば、相手は怖くて戦争をやめるだろう・・・という今でいう核抑止論を持っていたようです。それで、戦争を早く終結させ、平和をもたらすという科学者の信念で開発を推進しました。その実戦での使用には、猛反対したそうですが開発してしまえば科学者の出番は終わりで、あとは軍にゆだねられ使用されました。その経験から、彼は平和運動に没頭していきました。 この時は、使用に反対した科学者のほとんどは、アメリカの原子力活動から締め出されたそうです。 今日、核抑止論は、際限ない核軍拡競争をもたらし理論だけでなく経験的にも否定されています。 また、大戦当時のアメリカの軍首脳部の中にも敗戦間近の日本に体する原爆の使用は意味がないという意見が結構あったにも関わらず、新兵器実戦使用のデータを取るために使用しました。ですから、戦後、米軍が広島と長崎に医療チームを派遣しましたが、彼らは治療はせずに、人体に与える損傷や被害を克明に記録、調査しただけでした。いわば原爆の人間に対する効果を調べるために派遣されていました。 しかし当時のアメリカ軍部は、人間をモルモットにしたという非難を逃れるために、戦争を早く終結させたとか、日本本土上陸作戦をやれば大変な数の米軍犠牲者が出るなどの宣伝を今日に至るまで大規模に行っています。日本本土上陸なんかしなくても日本は降伏寸前だったのにです。 そして、アインシュタインも広島も平和運動のキーワードとなっていきました。 う~ん。こんなところでいかがでしょう。 もし、欲しい情報とかありましたら、補足要求出してみてください。判る範囲でお答えします。