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FMラジオについて
FMラジオ放送がAMラジオ放送に比べて音質がいいわけは、占有周波数帯域が広く取られているからだということを本で読んだのですが、それだけが理由なら超短波帯の放送は占有周波数帯域を広く取った「AM」でもいいと思うのですが、なんでわざわざ超短波帯は「FM」で放送しているですか?このように対応している理由を教えてください!
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FMはAMに比べて雑音に非常に強いと言う特徴が 有ります。このため超短波帯は「FM」で放送しています。 従来のテレビも画像はAMですが音声はFMです。
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- SCNK
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そもそも一番影響しているのは、周波数変調方式は音声信号を周波数変化として重畳しているからでしょう。波形を見てわかるとおり、ここにノイズを載せても音声にはなりません。振幅の変化はスケルチ機能によってスレッシュホールドされてしまいます。振幅変調ですとそのままノイズ=音声の変化になってしまいます。 もちろん占有周波数帯域が広いというのも理由の一つですが、むしろ音声信号に比例した周波数変調をするために必然的に帯域が広くなったというのが本当の所だと思いますよ。 確かに狭い帯域の雑音電波に対しては、広い帯域をもっているため妨害はかかりにくいとは言えるでしょう。でもノイズというのは本来、広い帯域をもっているものですからね。どこまで帯域の幅だけで削れるものかは疑問です。 なぜ超短波帯を周波数変調放送に使用しているかというと、帯域幅が広いので高い周波数にしないと必要なチャンネル数が確保できないからです。つまり振幅変調方式であっても高い周波数は利用できますが、より必要性の高い変調方式を割り当てたということでしょう。それが証拠にテレビの画像は超短波でも振幅変調ですよ。 今後、テレビや各種通信はコード変調化されて行くでしょうし、レーダーなどは多くは初めからパルスですから、通信機器におけるパルス信号の利用が増えることになります。したがって周波数変調以上に帯域幅を必要とします。パルスの幅が狭いほどその傾向は強くなり、時間0のインパルスでは周波数帯は∞になります。 したがって限界はありますが、極超短波や極極超短波、さらにはサブミリ波へと利用周波数は上がって行くでしょう。
- michito_193
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#1です。 思い出しました。 中波帯だと障害物をまわりこんだり、空中で反射したりする特性があったと思います。 中波帯を使うとFMの長所が逆にデメリットになるのではないでしょうか。 あくまで予想です。
- jyuan0128
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FMとAMでは方式が違うので、単純に比較はできないと 思いますが。 FMはご存知のとおり周波数変調の略ですね。当然帯域をある程度確保しないと品質は確保できません。 AMは振幅変調なので、帯域を広くしても無駄になるだけです。 それから、電波の割り当ては、歴史も関係しています。AMのほうが先に生まれて、当時空いていた周波数を使っていき、FMはその後から生まれたため、AMとは別のところを使ったようです。FMが生まれたころは、ちょうど今のデジタル放送に期待が寄せられているように、高音質な放送(レコードと同等)が可能になる、というのが売りだった記憶があります。
- coco1
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AMは伝送経路で発生する雷などの雑音に弱い、混信が発生するという欠点があり、高音質の伝送には向いていません。
- Aruku-20030515
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電波の資源が少ないので、帯域を無駄に増やすと使える領域がなくなるのでは?<放送局が1個所にしかないのでしたら良いけど。
- michito_193
- ベストアンサー率22% (89/399)
歴史上、電波の歴史は波長が長い方から使われてきました。 ラジオ放送が開始されたころは中波帯が余っていた為に一般に言われているAM放送がその周波数帯になったのでは? FM(周波数変調)が実用化された頃は超短波帯が空いていて、割り当てられたのではないでしょうか。 今は携帯が発明され使える周波数帯がいっぱいですね。 マイクロ波まで割り当てされて使うところが無いのでは?
お礼
みなさん回答ありがとうございます。物理知識はあまりないため完全には理解しきれませんが、みなさんの回答をよんでいるうちに、FMは高い周波数を使う必要性が高いということと、AMが最初にできてその後FMができたという経緯があることで、疑問は納得できました。ありがとうございました。