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ボクシング試合の恐怖とストレス
- 元プロボクサーが最近スランプに陥り、ボクシングルールのアマチュアのタイトルマッチに参戦することになったが、試合への恐怖と不安感に悩まされている。
- スパーリングでは相手からのパンチを多く受けてしまい、自身の実力に自信を持てなくなっている。
- メンタルの弱さに悩んでおり、良い解決策やアドバイスを求めている。また、同じような心理状態になったボクサーのエピソードも知りたい。
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こんにちは。 まず言えることは「メンタルが弱い」というのはありえないと思うんです。 だって、「プロテスト」に合格したわけですし、その為には大変な努力をされたんではないでしょうか。 私の周りにもボクシングに取り組んだ人は何人もいますが、そもそも続けるということが難しいという事を聞きますし、みんな最初は「プロになる!」と気合が入っていましたが、結局多くの人は少しやって、辞めていきました。 だから私は過去に一度「プロ」であったということだけでもとても尊敬できることだと思っています。 プロになるにはそれこそ強い克己心がないとできないのではないと思います。 マイク・タイソンに比べて、とか辰吉に比べてメンタルが。という事は分かりかねますが、 一般人からすると、それはもうすごいことですから、「プロになった」ということはまず、誇りに思ってくださいね。 その上で、文面から察するに、「自分はかつてプロであった」という思いが、今回のタイトルマッチのネックになってはいないでしょうか。 元プロの自分が、アマに負けてはいけない。という思い。 スランプの気配はあるものの、本来の実力では勝てると思っていらっしゃるのではないでしょうか。 実は自分の実力には自信がある。というのが文面から伝わって来ますし、実際にそうなのだと思います。 そして、その実力以外のところでお悩みなように思います。 また、「彼女の前で負けたら」の部分には、特効薬がありますよ。 「俺、負けてもいいかな」 と聞くことです。 馬鹿げたアイディアに聞こえますが、これで全てが解消するなら、どうですか? いま、絶対に負けてはいけない、という強い思い、いや、強すぎる思いやプライドが今の体の不調の原因になっています。 もし「負けてもいい」と、自分を「許せれば」、その時にあなたの本当の実力を発揮できると思います。 先日、「300」という映画を見ていたのですが、スパルタの男達が戦いに出かけるときには「死にに行ってくる」という覚悟で出かけていましたし、大切な女性達にもそう伝えていました。そしてみんな死んだ。 「ちょっと行って、楽勝で帰ってくるわ」というノリではなかった。 結果的に負けた。でも100%やった。 そこに美学があった。 そんなことを私がわざわざ元プロボクサーに言うことではありませんね。 タイトルマッチ、頑張ってくださいね。 応援しています。