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咳はしない方がいい?
医学、生物学などの知識が皆無な者ですが、純粋な疑問について質問です。 咳をすることで風邪は治るのでしょうか? 咳は体内の菌を排出するために行っている、とは聞いているのですが… 逆に、咳をすることによって喉を痛め、免疫力を低下させてしまっているのも確かな気がします。 総合的に見てみると、『咳をして風邪が治った』ということより、『咳をしたせいで風邪になった』ということの方が多い気がするのですが、どうなのでしょうか? 専門知識、個人の考え、言伝の噂、体験談、何でもいいので答えていただけたら嬉しいです。
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なかなか、いい疑問だとおもいます。 咳は○○を出すためにする・・・というのはホントです。 そして、出すためには、ずべて、粘液にくるんで運ぶんですね。 だから、同時にタンも出る、というか、タンを出すために体が動く・反応する・・・のが、咳です。 CM(龍○散)などではむかし、気管支の繊毛の動きなどをやってましたが、 見たことはないですか? 下から上に小さな’毛’のようなものがチョコチョコチョコと動いて何か丸いものを下から上に 運んでいいるようにも見えるという奴で。 口の中が唾液で潤っているように、気管支も乾いいるわけではなく、何かが入り込めば 口なら唾液、気管支なら、粘液にペタとくっくつ、そしてチョコチョコチョコとした繊毛で下から上に運ばれる。 ただし、重力に逆らって、下から上にですから、大変なんです。 さらに、最後に、咽頭のいわばベンのようなものを乗り越えて、 食道とつながっている部分を乗り越えて。 一度、口の中に戻って、多少とも、認知されるもの、そのためにするのが、咳。 もし、飲み込めるなら、気管支とはまた違った食道へ、口からまた行くわけです。 飲み込んでまったく問題はないです。 最後の、ゴホンと、咽頭を乗り越えるときに、 このあたりをもみ込むような動きをする。 まさに身をもむといいますが、収縮というか、ギュギュというか、 平滑筋の収縮ですが、、ただし、あまり、こすると、痛いでしょう? 咳はのどをごしごしするから、だんだんと痛くなるのです。 あまり咳が続くようなら、コレはタンを排出するためにしていると悟って、 さらに、重力に抵抗しないように、 つまりは、下から上にではなく、上から下に・・・わかるかな? お尻を上に、頭をし下にして、咳をする、すると、タンが出やすい。 喘息の人はこのような姿勢は指導されますが、 風邪引いたときも とても有効ですので、覚えて置いてください。 咳がひどいときなどは、必ずお尻をあげて、頭を下にして、’咳をする。 アナタの考えるように、 出したい’タン’が出ずに咳ばかりでて、でも、出にくくて、 のどはごしごしこすりあうわけで、余計に炎症がひどくなるし、 咳は、実は相当に体力を消耗します、だから、咳が出ると’風邪がひとくなる’ だから、’咳’の有効活用を、覚えて置いてください。
お礼
咳をしないようにするより、咳を効率良く行って早く菌を出してしまった方がいいんですね。 あと、なんとなくタンを飲み込んじゃいけないように思っていましたが、食道と気管の事を言われて納得しました。 丁寧な解説ありがとうございました、おかげですっきりしました。