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扶養に入らないことと年金との関係
- 扶養から外れると言っても臨時職員やパートなので、年間130万円を少し越える程度で、一般的には、無駄(損)じゃないかと思います。
- 妻は将来の年金などに関係してくるから、できるだけ扶養から外れる以上の職場で働きたいと言っています。
- 扶養限度額130万円をわずかに上回る年収であっても、扶養に入らない方が将来の年金受給等にはよいのでしょうか?
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Q_A_…です。 お礼いただきありがとうございます。 >厚生年金加入期間が合計で25年以上ないと,基礎年金への厚生年金の上乗せはないのでしょうか。 「厚生年金保険」は、加入期間が「1ヶ月」でも上乗せされます。 『老齢年金(昭和16年4月2日以後に生まれた方)』 http://www.nenkin.go.jp/n/www/service/detail.jsp?id=3902 >>厚生年金保険(老齢厚生年金) >>支給要件 >>★老齢基礎年金の支給要件を満たしていること。 >>厚生年金保険の被保険者期間が1ヶ月以上あること。 なお、「老齢基礎年金」の受給資格期間は「25年」ですが、「10年」に短縮予定です。 『受給資格期間』 http://www.nenkin.go.jp/n/www/yougo/detail.jsp?id=140 『厚生労働省>年金制度の改正について(社会保障・税一体改革関連)』 http://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/nenkin/nenkin/topics/2012/tp0829-01.html (備考) (私の回答も含め)ネットの情報には「古い情報」「間違った(誤解がある)情報」が含まれている可能性があります。 ですから、不明な点は「年金事務所」で「自分の加入記録に間違いないか確認したうえで」相談することをお勧めします。 もちろん、通常は「日本年金機構」から必要な情報は通知されますので、それに目を通しておけば事足ります。 なお、民間の相談先は「社会保険労務士(事務所)」になります。 『日本年金機構>全国の相談・手続窓口』 http://www.nenkin.go.jp/n/www/section/index.jsp 『全国社会保険労務士会連合会>各種相談窓口 』 http://www.shakaihokenroumushi.jp/general-person/soudan/
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厚生年金に加入できるなら、奥様のほうがある意味、正解。 保険料負担はあるが、将来のもらいは増える。 ただ、保険料負担をペイするには、一般に160万円くらいは稼がないと…とは言われる。 あなたの扶養に入っていれば健保も年金も一銭も払わなくて済むし、年収90万強くらいまでは税金かからないからね。 お金の面だけ見れば得とも言えるけど、その分奥様としては余分なこと(年収上限など)を気にしなくちゃいけないし、あなたの付属品扱いされているようで、面白くないだろう。 純粋にお金だけしか見ないなら、130万円をわずかに上回る働き方は損だろうけど、働くこと、外に出ることの意味を考えれば、保険料分程度にキリキリ言う一家の主は、ちっちゃいなぁと思う。
お礼
ありがとうございました。同僚の奥さん方が,130万円を上回らないように気にしていて,その考え方がどうも「上回ると逆にマイナスになる」みたいな感じだったので,うちの妻はそれを知らないんじゃないかと思ったわけです。後で後悔するのを見るのも何だかなあと・・・。そういうわけで,保険料がどうのなどとは一切思っていませんので,そこはご了解を。働き損ということはなさそうなので,外で好きにやらせたいと思います。
長いですがよろしければご覧ください。 (※不明な点はお知らせください。) まず初めに誤解されている点について 「厚生年金保険の加入」と「年収130万円という数字」には一切関係がありません。 「厚生年金保険」は、原則として、すべての被用者(労働者)が加入することになっています。(つまり、労働者全体で支えあう保険制度ということです。) もちろん、原則には【例外】もありますので、以下のように勤務先が「適用事業所」ではない場合は、「加入したくても加入できない」ことになります。 『強制適用事業所・任意適用事業所』 http://www.otsubo-office.jp/article/13344891.html さらに、「適用事業所」で働く場合でも「常用的使用関係にない」場合は、事業主が「年金事務所に加入の届出を提出しなくてもよい」ことになっているので、「加入したくても加入できない」こともあります。 『適用事業所と被保険者』 http://www.nenkin.go.jp/n/www/service/detail.jsp?id=1962 >>パートタイマーであっても事業所と常用的使用関係にある場合は、被保険者となります。… >>…労働時間と労働日数が次のとおり、それぞれ一般社員の4分の3以上であるときは、原則として被保険者とされます。 >>【ただし】、この基準は一つの【目安】であり、これに該当しない場合であっても就労形態や勤務内容等から常用的使用関係にあると認められる場合は、被保険者とされます。 ※なお、「厚生年金保険」と「職域の健康保険」は、「セットで加入」が原則です。 『職域保険(被用者保険)』 http://kotobank.jp/word/%E8%81%B7%E5%9F%9F%E4%BF%9D%E9%99%BA ***** 前置きが長くなりましたが、本題の「将来の補償」についてです。 >扶養に入らない(厚生年金にするということかな)方が将来の年金受給等にはよいのでしょうか? はい、「厚生年金保険に加入できる」ならば、そういうことになります。 ちなみに、世間一般で「扶養に入る」と言った場合は、 ・【税法上の】「控除対象配偶者」に該当する ・【健康保険上の】「被扶養者」に認定される ・【年金保険上の】「第3号被保険者」の資格を取得する ・【会社独自の制度の】扶養手当の支給対象になる など、【様々な制度上の措置】をひっくるめて指す場合が多いです。 その中で、奥様が「将来の年金などに関係してくる」とおっしゃっているのは、「国民年金の第3号被保険者の資格」に関することです。 以下のリンクをご覧いただくとご理解いただけると思いますが、「第3号被保険者」は、「保険料の負担がない第1号被保険者」と呼べるものですから、補償内容は「1号」と同じです。 『~年金が「2階建て」といわれる理由~』 http://nenkin.news-site.net/kiso/kiso03.html 『第1号被保険者』(と関連リンク) http://www.nenkin.go.jp/n/www/yougo/detail.jsp?id=152 --- 「第3号被保険者」が年金の受給額を増やそうと思った場合は、通常、「厚生年金保険」に加入して「第2号被保険者」になるのが簡単で効果的です。 なお、「第1号被保険者」の場合は、以下のような公的な制度があります。 『付加年金』 http://www.nenkin.go.jp/n/www/service/detail.jsp?id=3248 『国民年金基金』 http://www.npfa.or.jp/ 『個人型確定拠出年金』 http://www.npfa.or.jp/401K/ ※3制度ともメリットもデメリットもありますので、十分な検討が必要になります。 ***** (備考) 奥様は「将来の補償」についておっしゃられているようですが、「厚生年金保険」に加入中は「万一の補償」も手厚くなります。 『国民年金と厚生年金の比較(違い)』 http://www.kokumin-nenkin.com/knowledge/kouseinenkin-hikaku.html --- 『障害年金』 http://www.nenkin.go.jp/n/www/service/detail.jsp?id=3225 『障害年金の制度をご存じですか?がんや糖尿病、心疾患など内部疾患の方も対象です』 http://www.gov-online.go.jp/useful/article/201201/2.html 『なぜ障害年金の請求漏れやもらい損ねが起きるのか?』 http://www.fujisawa-office.com/shogai1.html --- 『年金の受給(遺族年金)』 http://www.nenkin.go.jp/n/www/service/detail.jsp?id=3228 『2014年度から父子世帯にも遺族基礎年金を支給』(更新日:2012年10月02日) http://allabout.co.jp/gm/gc/400827/ --- 『傷病手当金とは』 http://www.onyx.dti.ne.jp/~kinotaka/jouhou/syoute.html (協会けんぽの場合)『保険給付の種類と内容 』 http://www.kyoukaikenpo.or.jp/g3/cat320/sb3170/sbb31700/1940-252 (横河電機健康保険組合の場合)『健康保険で受けられる給付』 http://www.yokogawakenpo.or.jp/shiori/shikumi/kyuufu.html ***** (その他参考URL) 『扶養』 http://dictionary.goo.ne.jp/leaf/jn2/194845/m0u/ --- 『自分でできる年金額簡易試算』 http://www.nenkin.go.jp/n/www/service/detail.jsp?id=3829 『「ねんきんネット」サービス』 http://www.nenkin.go.jp/n/www/n_net/index.jsp --- 『はけんけんぽ|被扶養者とは:審査の必要性』 http://www.haken-kenpo.com/guide/huyou_1.html ※「被扶養者の審査基準」は、どの保険者(保険の運営者)も「ほぼ同じ」ですが、「まったく同じ」ではありませんのでご注意ください。 『けんぽれん>よくある質問』 http://www.kenporen.com/faq/index.shtml 『あなたも入るかもしれない?協会けんぽって何』(2008/10/02) http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/column/20081001/1019299/ 『健康保険(協会けんぽ)の事務と手続等』 http://www.nenkin.go.jp/n/www/service/detail.jsp?id=1964 --- 『所得税の「基礎控除」とは』(更新日:2010年09月06日) http://allabout.co.jp/gm/gc/252921/ 『一宮市|所得金額とは』 http://www.city.ichinomiya.aichi.jp/division/shiminzei/guide/shiminzei/syotoku.html --- 『「家族手当」とは、どういう意味ですか?』 http://employment.en-japan.com/qa_1094_1010/ ※間違いのないよう努めていますが、最終判断は【必ず】各窓口に確認の上お願い致します。 ※なお、ご紹介したサイトの信頼性についてはご自身でご判断ください
お礼
丁寧に教えていただき,ありがとうございます。リンク先も見せていただきました。おかげ様でおぼろげに見えてきました。好きなようにやらせたいと思います。心のリフレッシュも兼ねて。 ところで,私が転勤族のため,妻は働いたり辞めたり,新し場所でまた働いたりといった状況なのですが,その場合,厚生年金に入れたときと扶養のままのときがありますが,厚生年金加入期間が合計で25年以上ないと,基礎年金への厚生年金の上乗せはないのでしょうか。
お礼
またしても、丁寧なご回答、ありがとうございます。 すっきりいたしました。好きにやらせてみます。 感謝、感謝です。