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IPS細胞などで人類が不老不死または不死になる時
世界や人類や文化はどのようになっていく・動いていくと思いますか?
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人類について、死ぬことがないわけですから、とりあえず、死ねば仏様になって無罪放免という感じになならず、永遠と罪を背負う必要があります。そのため、今よりも自身の行動に責任を持って行動する人が増えるのではないかと思っています。また、なぜそれが行ってはだめなのかと言うことも、ゆっくり時間をかけて話をして理解して本人の行動を変えることができますので、現在のように強制的な懲罰で従わせる必要もなくなると期待しています。また、多くの経験をすれば、何が正しく悪いことかというのは経験として理解できると思っています。地球環境などの汚染についても、今さえ良ければという話にはなりませんし、エコな世界がくると思います。 文化、芸術、科学技術などについては、一人の人がより長い期間研究できるわけですから、より深い研究ができると思っています。その人がいくら優秀でも80年しか研究ができないというのは恐ろしくひどい縛りだと思います。また、その研究者が他の分野も研究したり、多くの人生経験を積んで、再度同じ分野に戻ってくれば、違った観点や新たなイノベーションも起こすことができそうですし文化の振興に長寿化は必須だと思います。 なお、時々、新しい人事が出てこなくなるという話も聞きますが、全然違う分野の人が参入したり、新しく生まれた人がその分野を研究すればカバーできますのでその心配はないと思います。 また、その文化を見る人についても、より深く下調べをして見ることができます。そのため、見る方の目も養われますのでより洗練されたものになると期待しています。例えば、観光でルーブルへ行っても本当に一別するだけですよね。偽物が混じっていても絶対に気づきません。ゲームや漫画、ドラマ、映画も一回見るだけでという人も多くもっと深く考えれば楽しめるのにーと思うことがあります。 なお、個人的には、iPS細胞は人とコンピュータが融合する時代への重要な技術になると思っています。 例えば、これから大きな環境変化(氷河期や地磁気反転)が訪れた時や宇宙旅行ができるようになった時、生身の肉体は非常に脆弱だと思っています。また、iPS技術が完璧であればどちらでも容易に選べますし選択肢が増えて良いと思います。 真反対の意見はSFに譲るとして、なるべく楽観的な未来を想像してみました。
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- tanaka_meio
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そういえば、最近読んだ本に、人が不死を得てからだいぶ経過した話になりますが、永遠に生きることができるようになると、ディアスポラ(著グレッグ・イーガン)などのような世界がくるかもしれません。1997年に書かれた作品ですので、比較的新しく、その当時分かっていた知識をとにかく詰め込んで発展させたハードSFです。 内容はサイエンスゼロやディスカバリーチャンネルなどで紹介されるような比較的新しい発見などがたくさん出てきて、アウトライン程度しか読み取れませんでしたが、時間があれば読んでみると非常におもしろいかと思います。特に、物語の主人公だけではなく、その周りの人たちの選択した未来なども少しですが紹介してあます。よく、未来を考える時、合理的な一つの解にたどり着きそうな事が多いですが、意外にも多様な未来が待っていると想像させるものでした。 シンギュラリティー以降、人がどのようになっていくかと言うことについて書かれた話の中では傑作と呼べるものかと思います。
お礼
機会があれば読んでみようと思います。ご回答ありがとうございました。
- doraemonhimitu
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人間の不死は神の分野とされ、いくらIPS技術が進んでも手をつけられないことになっています。
お礼
倫理上の問題でしょうか。でもどうせそのうち手をつけられると思います。公的に無理でもこっそり研究はされる気がします。 ご回答ありがとうございました。
- Tori_30
- ベストアンサー率27% (653/2415)
僕も不老不死や不死、長寿にとても興味があって、出来る事なら実現したいとも思っている。 なので、この話題もやっぱり非常に興味があるんです。 不老不死にも段階や種類があると思う。 1.文字通り不老不死。不滅。 2.不老であり通常死ぬ事はない。しかし、死ぬ事は出来る。 3.単純に長寿。現代の常識で考えれば不老のように見えるが、いつか老いて死ぬ。 ざっとこの3種類(または段階)が思いつく。 ここで一番問題になってくるのは、「2」の場合なんだと思う。 「2」の場合で思いつくのは、例えば記憶の複製による不死とかだよね。(まあ、不老じゃないにせよ、新しい体でやり直すとかそういう事が出来る状態)あとは、単純に肉体が修理可能で生きようと思えば(お金さえあれば)ずっと生きられる状態とか。望んで永い時間を生きていける状態。 そうするとさ。考えたんだけど、その場合人が死ぬのって「殺された」場合だけになるよね。他人に殺される、自分で殺す、不慮の事故で死ぬ(運命に殺される?)・・・ 考えるだけでも恐ろしい世の中なんだと思う。気をつけてさえいればずっと生きられるんだけど、じゃあその「ずっと」をいつまで続けていくのか・・・?終わらせたいと思う時がいつか来るんじゃないか?という恐れ。 つまりは、今の時代の死生観と結局は変わらないのかもしれない。他殺も自殺も事故も。それは今この時だって感じてる事なんだから。 なんだろう。精神エクササイズ(名付けるとするならね)とかそういうのが流行ったりするのかも。精神的に長生きする為の活動とかさ。(要は、「死にたい」と思わないための活動) あと、地味なところで生命保険のイメージも変わってくる気がする。普通に考えたら、そういう世の中で生命保険に入るのは損なわけだ。保険が賭け事だとしたら。 どっちかというと、自動車保険とかそういう感じになるんだろうね。大事故で壊れたらこんな特約があるので大丈夫です、みたいな。う~ん、あれ?今とそう変わらんのか。 家族の関係とかも変わると思う。 今だと年長者はいつか死ぬから、最後の時ぐらいはヨイショして・・・とかあるわけでしょ?それが通用しなくなるんだからさ。 それに、スモールワールド理論だっけ?あれもものすごい事になるよね。今だと5人知り合いを辿れば・・・とかそういう常識的な話だけど、下手すると5人親戚を辿ればどこの誰とでも親戚とか変な事になりそう。 「なんか川原でホームレスやってるあの人って、この近隣一帯の始祖様らしいよ?」なんて都市伝説(たまには真実だったりするかも)が横行したり。 文化・技術はどうなるんだろう? 入れ替わりがないという事で停滞しそうな気もする。 でも、人間がもっと永く生きたら、もっととんでもない展開とかアイデアとか生まれそうな気もする。(天才が永く生きる。天才的な業績を永遠に加速度的に挙げる) 下手したら、不老不死が実現した200年後とかにはワープだのタイムトラベルだの出来ちゃうんじゃない?もし、過去の偉人連中がもっともっと永く生きてたらそれぐらい出来そうじゃん?っていうか、もしもだよ?現在のホーキング博士(いるんだよ、そういう博士。)が向こう200年ぐらい生きてずっと研究してたら、その内そうなると思うんだよなぁ。 それか、誰か魔法使いみたいな人が出てくるかも。武術を300年ぐらい極めたら、手から火が出せるようになりました~、とかね。 ファッションはどうなるだろう? 想像もつかないね。年代、というよりも場所で今度は区別されるのかもしれない。あの惑星のファッションってちょっと良いよね、みたいな感じでさ。 どうなるんだろう? やっぱり永く生きる事を考えるのは楽しい。 いつかそういう世の中が来ればいいと思う。本当に。
お礼
江戸時代の人が今のIT社会を夢見るのと似た感じですね。 ホーキング博士は確かにすごいけど、ワープ・・・できるのかな・・・。 死生観は不老不死に関して大きなテーマの1つだと思います。 殺人に関してはあまり変わらないと思います。今と同様、邪魔な人を殺す人は存在し、殺人罪も存在するでしょう。 自殺阻止の「精神エクササイズ」は流行りそうですね。宗教みたいな感じで。 寿命による制約が消えたらみんな自分に合った、自分が好きなことを永遠に極められるんですから、そりゃもう楽しいでしょうね。 ご回答ありがとうございました。
- tanaka_meio
- ベストアンサー率50% (12/24)
#5さんの回答について、ちょっと気になりましたので・・・ 脳を入れ替えるのではなく、新しい神経幹細胞を使って、シナプスのつながりを強化したり、消えた細胞を再生すれば、実質の再生医療になるのではないでしょうかね。 現在でも、脳の損傷がある場合、何度も繰り返していると新たに脳の細胞が作られ(以前は脳細胞は新規に作られないと信じられていた)機能を取り戻したり、新たな事を学習をすることもできますので、これを強力にフォローできる技術があれば良いように思います。心臓にしても、丸ごと入れ替えるのではなく、細胞シートで補強したりしていますしね。 また、人の概念についてですが、最近では一部の記憶はネットやパソコンのHDDに頼っていますので、これらデバイスを使えない動物とは一線を画している気がしています。仮に、HDDやネット上のデータが失われると、私自身の一部が失われるような気がすると思います。実際、かなり昔の話など写真を見ても完璧には思い出せないレベルになっていますので・・・
お礼
確かに、デバイスを使える点で一線を画していますね。自覚はあまりしてないけど・・・改めて考えるとそうですね。 そう考えるとITってすごいなあ・・・ 回答ありがとうございました。
IPS細胞でも不死は無理でしょう。 脳が維持できない。 脳がまっさらになったら生きていたとしても別人です。 初期化された状態ですからねぇ。 可能となるのは記憶などを全て吸出しどこかへ保存する事。 こうなると人という概念自体が変わって来るでしょう。 体は単なる器に過ぎず、脳にある情報が自分であるということですね。 この情報をコンピューターに置き換えればその人はコンピューター内で生きてることになります。 攻殻機動隊の世界みたいですが、実際これをやろうとしているロシア人がいます。 2040年くらいには可能となるとか…。
お礼
脳は再生・維持できないのでしょうか。 ありがとうございました。
- toshipee
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死亡最多理由が「自死」になるということですね。
お礼
自然死しない、ということであれば他殺のほうが多いかも? ありがとうございました。
- tg_naka_55
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その前に人類は滅亡しているかも
お礼
IPS細胞の発見で、実現しそうな気がしてます。ええ、知識がないだけです。笑 ありがとうございました。
不老不死、、、ことばは存在するが実現することが難しいと思います。 人間は生まれ、そして「死」が存在する故、文化や人類・社会の発展があるように思います。
お礼
たくさん回答がきてびっくりしております。随時お礼していきます。ありがとうございます。 確かに「死」の存在は色々な部分で影響していると思います。でも「死」が消えても「死」に替わる何かが出現するような気もします。 ありがとうございました。
お礼
楽観的考察ありがとうございます。 80年という制約、これはすごく感じます。 なんという縛りプレイ・・・短すぎます。 時間・効率という概念が緩くなってくれればいいなあと思います。まあ単純にそうはならないとは思うけど・・・ ご回答ありがとうございました。