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アメリカ人はそこまでイスラエルが好きなのか？
今回のヤシン師殺害で、イラク占領統治に苦慮する アメリカの状況は、また悪化してしまったように見えます。 米国政治はユダヤ資本が左右すると言う話は聞くのですが、 ここまで傷口に塩をすり込むようなようなことをされて、 ユダヤ系でない一般の米国人はなぜ反発しないんでしょうか。 単純に考えて、この件でイラク駐留軍人を始め、 世界中の米国人の安全が現在以上に脅かされると思われますが。
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ユダヤ人ロビイストが絶大な力を持っていることは周知ですが、何故、ユダヤ人がここまでつよい力を持つかと言うと、話は第二次大戦中までさかのぼります。 昔勉強した事なのでもう記憶があやふやなのですが（最近こればっか←独り言です）、第二次世界大戦中、ナチスにより迫害されたユダヤ人はアメリカに大量に亡命したそうです。実は、第二次世界大戦時までは、ドイツの科学力は世界第一位であり、米国よりも上位に位置していたのです。結果として大量の科学者などを喪ったドイツは第一位の座を米国に譲り渡したそうです（確かなんですけど）。 元々、ユダヤ人は一族で固まり、一族の中から経済的成功者が出ると、その成功者が他の貧しいユダヤ人達の面倒を見るという性質があるそうで、当然ですが、このようなシステムを持っていますので、どの社会に行っても上手に適応して社会の中流から上流を占めるようになります。中途半端な互助機能しか持たない他国の移民集団では太刀打ちできないのではないでしょうか。 ここまでがユダヤ人の話。あとは、何故、ユダヤ系でない一般の米国人が反発しないのかについてです。 これから先は完全に私の推測に過ぎません。 まず、意外でしょうが、多くのアメリカ人は海外へ旅行した経験がないそうです。彼らは、生まれ育った土地で生活し、一度も外の世界を見ることもなく、死んで行くそうです。だから、そもそも外国のことなど分からないし、知る気もないようです。この話をはじめて知った時、世界を牛耳る超大国の国民がそんな風でいいのだろうかと恐ろしくなったことを覚えています。 次に、外国を知っている移民の人達についてですが、たとえば戦争になったとき、移民の人達は、本心では戦争に反対でも、賛成しなければならないそうです。生まれによるアメリカ人でない以上、愛国心を示す為にはそうせざるを得ないそうです。イラク戦に参加した移民達も、本心では戦争に反対していた人達が結構いたそうです。 これら二つを繋ぎ合わせると、自国のことにしか興味がなく、国際情勢や異分野、外国を知らない政治意識の低い非ユダヤ系国民に、出自の関係上、政府の方針に歯向かうことの出来ない移民達、こういう人達が有権者の大部分であり、世論を形成しているとしたら、結果として政府に都合の良い方向に物事が動きやすくなってしまうのではないでしょうか。
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- lvmhyamzn
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質問は、「ユダヤ系でない一般の米国人はなぜ反発しないんでしょうか」ですよね。なんで、わざわざ、ユダヤ資本の話とか宗教の話を持ち出す必要があるのでしょうか。こんな無駄な枝葉の議論はオッカムの剃刀でそり落とさせるべきです。 ユダヤ系でも、ユダヤ系でない一般の米国人にとっても、イスラエルに反発する理由はパレスチナ側に比べて無い（無いと言うよりは少ない）と言う風に見る方が自然だと思いますが。 イスラエルに反発したいが、強力なユダヤ勢力があるから反発しないというのか？アメリカ社会で可能なのか非常に疑問です。
お礼
ご回答ありがとうございます。 アメリカもテロに対抗してアフガンでは無茶をしましたが、 あの時は多くの国の理解がありました。 同じ建前でイスラエルも無茶をするわけですが、 こちらは逆に多くの国から非難されます。 この違いは、アルカイダの動機が主に原理主義からであり、 世界的に波及する恐れがあったのに比べ、 パレスチナのテロは民衆の虐げられた状態への抵抗であり、 はっきり直接に原因がイスラエル側にあるとみなされるからだと思います。 それなのに同じ「テロとの戦い」だと強弁するイスラエルを放置していては アメリカの大義が揺らぐように思うのですが。 その上、アメリカがイスラエルとつるんでいると見られるような態度を取り いらない恨みを買うのはやはり理解できません
- cse_ri2
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もう一度、状況を整理します。 米国在住のユダヤ人は、本来は民主党の支持層です。 現在の共和党ブッシュ政権は、さほどユダヤ人の影響を 受けないはずなのですが（実際、パパ・ブッシュは、イスラエル を離れ、サウジアラビア寄りの政策をとっていた）、 現在イスラエルの右派政権に同調する姿勢をとっているのは、 これは共和党内のネオコン（ネオ・コンサーバティブ。新保守主義とも） の影響によるものです。 参考ＵＲＬの記事が割とよくまとまっていると思うのですが、 ネオコンを通じて、共和党政権とユダヤ系の強硬派グループ がつながってしまいました。 ネオコンの打ち出す外交戦略の特長として、アメリカの民主主義 は輸出可能であるという考え方をもっており、この考えを 中東にあてはめると、民主主義のイスラエルを支持し、専制 体制国家が多い他の中東諸国は、武力をもってでも打倒しな くてはいけないという結論が導き出されてしまいます。 ただブッシュ大統領自身は、伝統的な共和党の保守主義者 であり、ネオコンと同一ではありません。 彼自身は中東和平に関心をもっているという話もあります ので、最終的にはブッシュ大統領の政治判断によって決定 するのではないかと、個人的には考えています。
お礼
ご回答ありがとうございます。 よく知らないのですが、中東から専制国家を無くすとすると、 ほとんどイランのような宗教国家に変わるんじゃないでしょうか。 やっぱりイスラエルとは相容れないような感じです。 イスラエルの言う「うちもテロとの戦いを遂行しているのだ」 という建前にブッシュがちゃんと意見してくれればいいのですが。
- SCNK
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ユダヤロビーが米国内で強いことは論を待ちませんが、しかし民主党ならいざ知らず、共和党はそれほどユダヤに頭が上がらないわけではないようです。 第二次中東戦争においてイスラエルは、米国はイスラエルを裏切らないと踏んでいたようですが、なんと冷戦下にもかかわらず米がソ連を手を組んでしまいました。確か米国は中間選挙の年だったかと思いましたが、共和党のアイゼンハワーにはユダヤロビーの力は及ばなかったようです。 今は共和党政権ですから、あまり影響は受けない筈ですが、民主党が政権をとるとイスラエルの影響は間違いなく強まるでしょう。 ブッシュがイスラエル寄りの政策をとるのは、つまりユダヤの影響より、自らの考えと見てよさそうです。 どうも近年、米国政府はアラブを見限ったような所があります。原油の中東依存率も日本のように高くはありませんし、カスピの油田開発も進んでます。サウジから米軍を撤退させたのも、イスラム原理主義にほどほど手を焼いたからでしょう。どうやら米国は湾岸諸国と袂を分かつのではないでしょうか。 イラクの占領統治にしても、あれほどの情報力を持つ米国が、苦慮する事態になることを予測できなかったのかとむしろ疑問に思います。このまま主権をイラクに委譲しても混乱が収拾できるとは思えません。つまり米国にとってアラブ社会はどうでもよいものになったのかもしれません。 地域大国イラクを混乱させて大きな力を震えなくさせさえすれば良いと考えている節があります。米軍基地は必要でしょうが当面はクウェートに確保できますし、中央アジアにもいまや米軍が駐屯してます。 アラブに大国がなくなればイスラエルに任せておけばよいのです。イスラエルはほおって置いても中東から撤退なんかしません。つまり今や米国にとってユダヤは影響力なのではなく、イスラエルの方が米国の番犬になった感があります。 もしイスラエルが危険な状態になっても、泣きついてくるのはイスラエルの方です。米国では力関係が逆転したようです。 よくよく考えれば米国はキリスト教の方が主流です。ユダヤ教に頭を下げるとは考えにくいでしょう。イスラエルを尖兵に使って、あわよくばイスラムとユダヤの争いに乗じて漁夫の利でエルサレルムを窺っているのかもしれません。
お礼
ご回答ありがとうございます。 エネルギー戦略の転換からアメリカが中東から興味を失ったなら この際むやみにイスラエルに肩入れして、アラブ社会を 刺激しないほうがいいような気がするのですが。 アメリカがエルサレムを窺っているかどうかは判りませんが、 少なくともあそこを、どれか1つの宗教を主とする国に 管理させるのは間違っているような気がします。
- amur131
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すみません、回答ではなく、この件について私も質問させて下さい。 皆さんの意見を聞いて、なるほどユダヤ人がアメリカのあらゆる階層に影響力をもっている事実は、分かったんですが、じゃあ、どうしてそこまでの影響力をもつに至ったんでしょうかねえ？ どうして建国以来２００年間に入国した、他の移民たちが同じだけの影響力をもてなかったんでしょうかねえ？
- stone_cold0315
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聖書根本主義（原理主義）の影響（勢力）も原因のひとつとしてあげることが出来ると思います。 http://members.jcom.home.ne.jp/second/_tc0jWSR.html
お礼
ご回答ありがとうございます。 ハルマゲドンとやらを起こすために、わざと中東の火種を 残したままにしているということでしょうか。 どの宗教でも原理主義者はろくなことをしないですね。
- cse_ri2
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No.3の補足です。 ユダヤ資本の影響力を示す一例をあげます。 参考URLをクリックしてください。
- cse_ri2
- ベストアンサー率25% (830/3286)
アメリカは民主主義国家です。 たいていの民主主義国家では、世論を形成するのにマスコミ が大きな役割を果たしています。 日本でもそうですが、マスコミがときおり横暴な態度を取る のは、この世論形成という第四権力をもっているからです。 ところでアメリカのマスコミ界では、ユダヤ資本がたいへん 大きな影響力を誇っています。 その他、ユダヤ資本は金融・映画といったアメリカの根幹 ともいえる産業において、多大な力をもっているのが現状です。 アメリカでのユダヤ人口の割合は極少数ですが、そのユダヤ人 への配慮が大きいのは、上記のような実状があるからです。 ユダヤ人はどちらかというと民主党を支持する傾向があり ますが、現在は大統領選挙も近づいているため、共和党も ユダヤ人の動向に大変気を配っています。 さらには、ネオコンと呼ばれる共和党支持グループは、 親イスラエルの外交政策を打ち出しており、ネオコンの 影響も大きいようです。
お礼
ご回答ありがとうございます。 一部のユダヤ人がマスコミを通じて国内世論まで左右するということでしょうか。 そういえば、オーストラリア人がFOXを買収して、世論を戦争支持に仕向けましたね。
対テロ戦争。これは、アメリカとイスラエルを結びつけるキーワードです。敵はどちらもアラブ人です。ライス国家安全保障問題担当大統領補佐官も言っていました。「イスラエルはテロから自国を守る権利がある」と。それはアメリカだって同じです。アフガニスタン戦争、イラク戦争、次は…。 「テロには屈しない」という意見で一致しているので、アメリカはイスラエルに兵器技術を輸出している時期もあったようです。（今はどうか判りません。今現在、イスラエルと米国の兵器性能は互角です。逆にイスラエルの方が長けているとも言えますね） 人種は違うが、政策は一致。 私見 イスラエルはやりすぎです。ヤシン師は車椅子の老人だった。僕がイスラエル国防軍高官か首相ならば、「拘束」という形をとりますね。 長文、失礼しました。
お礼
ご回答ありがとうございます。 確かに、アフガニスタンでアメリカがやったこととどう違うのかというと難しいですね。アフガンでは国際社会の容認がありましたが。
- gottani_milk
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大分前に北米の友人に「アメリカの大統領は単なる飾りで、後ろに力を持ったジューイッシュがいつもいて、あらゆることをその飾りの大統領を通じて指示している。」と聞いたことがあります。 これが本当だとすると、アメリカが何故イスラエル保護にあれほどやっきになるのか分かるような気がします。
お礼
ご回答ありがとうございます。 なんだかそこまでいくと都市伝説っぽい感じもしますね。
お礼
ご回答ありがとうございます。 なるほど、一部のユダヤ人がやすやすと国内世論をまとめられるのは 一般のアメリカ人がほとんど海外情勢に関心がなく、知識も無いからなんですね。 でも、普通の人はＣＮＮとか見てないんでしょうか？ 一部知識階級以外は教育程度があまり高くないということでしょうか？ なのに軍事力だけやたらと高いというのはほんとに手におえないですね。