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大学生活の学業面での悩みとは?|解決法・アドバイスをご紹介
- 大学生活を満喫しながら学業面に悩んでいる大学1年生の男性。やりたい勉強が多すぎて絞れない状況で、どう勉強していけばいいのか迷っている。
- 高校時代は勉強が好きで、それぞれの科目をこなしてきたが、大学に入ってからは何を勉強すればいいのかわからず、燃え尽き症候群のように感じている。
- 教員志望の将来を見据えつつも、決意が固まらずに揺らいでいる状況。経験のある方からのアドバイスを受け取りたい。
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質問者が選んだベストアンサー
こんばんは夜分に失礼します。ヘンなおっさんです。過日は正直なメッセージをいただき、とても嬉しく感じています。質問者様はとても素直な方ですね。素直だから、ご自身の意思に反して周りに流されてしまったともいえます。 話はさておき、ヘンなおっさんはプライベートで近所の子ども達と接する機会を持っています。月二回の図書館での読み聞かせもあれば、学校ボランティアで無償の学習塾に学生達と共に参加しています。 寸詰まりでデブそして今もところどころニキビが出る(親からは甘い物の食べ過ぎと揶揄されていますが)熊の縫いぐるみの様な体型のおっさんが、なぜ子ども達と接していたいかと申しますと、ただ単に子ども達の声を聴いていたいからだけの話です。子ども達は見知らぬものに対し、常に好奇心を持ちます。それも半端ではないほどの好奇心です。自分がさわったらどうなるかなどは理科の植物観察や海の生き物にも及びます。イソギンチャクの触手の真ん中を棒で突いたらどうなるかなど、ワクワクしながらそれでもオッカナビックリで試してみます。イソギンチャクにとっては堪ったものではないでしょう。わしゃどうしてあんなガキンチョにつつかれねばいかんのかねと。そしてもしイソギンチャクに脚があったなら、サッサと退散します。天敵が来ない間に。 さて質問者様は高校時代まで武道をやられていたとうかがいましたが、羨ましい限りです。それほど打ち込めるものがあったなんて、それだけでもアドバンテージと言えるでしょう。同じ武道家に宮本武蔵という人物がおりました。かれは巌流島での佐々木小次郎との勝負の後、恰も隠遁者のようになってしまったこともご存知でしょう。それまで自らが信じ、全てを捧げてきたはずの剣の道が一体なにのためのものだったのだろうかと自問自答してしまい、吉田兼好とはいかないまでも世捨て人の様な思索の道に入ってしまいました。 彼が剣を通して求めてきたものが一体何だったのだろうか、自らの人生に如何ほどの意味を持つものだったのだろうか、と改めて疑問を感じた。それは一つの道を志す者ならば誰しも同じ考えを少なからず持っているはずです。自分が志すこの歴史学とは、自身にとってどの様な意味を持ってくるのかとも考え始める時期です。 学部専攻では歴史学概論や史学概論といった形で、歴史学の歩みを通し、歴史学と他の隣接諸科学との関連性に始まり、近代科学としての自律性といった深遠で深刻な課題をはじめ、歴史学にとっての研究スタイルにまで話は及びます。 そして実際の専攻では古文書学や史料学の基礎から始まり、実際の史料の読み方や扱い方といった基礎的なトレーニング、時代史や分野史研究と史料講読を通じ、卒論の作成に至ります。この間も専門科目では他学部の専門科目を単位申請する形で取得するもよし、単位取得を求めないまでも関心のある隣接分野の講義や演習に加わることも必要です。 とにかく「何か一つ、自分が興味を持ったこと」を探しましょうよ。一緒に探す手伝いをさせていただいても僕は一向に差し支えありません。むしろWEelcomeでお待ちしています。 少し難しいかもしれませんが、三冊の本をお薦めします。『世阿弥の稽古哲学』西平直著.東京大学出版会刊.です。世阿弥は中世の能楽家として知られていますが、その世阿弥が能のレッスンをするにあたっての心構えやら効果的な指導法をどの様な言葉で表しているか、との問題を教育学の先生がお書きになった本です。難しい部分は読み飛ばしていって、エッセイ的に読めばオモシロイ本です。 もう一冊は『くまとやまねこ』。湯本香樹実さんが物語を書き、酒井駒子さんが挿絵を描いた創作童話です。版元は河出書房新社。 最後の一つは、三浦しおんさんの『舟を編む』。大海を渡る小舟の姿に擬えた辞書を編集する人々の物語です。現在、映画でも公開されていますので、気が向いたら読んでみて下さい。 それから、辞書を読むことをお勧めします。漢語辞典にはじまり古語辞典そして日葡辞書といった史料的価値の高い辞書もあります。 最後に、僕は君のような男子学生が好きです(ヘンな意味ではありません)。素朴で不器用だけれど、素直で自身がこれからの問題意識を持とうとしてあがいている姿は今の学生達には余り見ることなどできず、ああ、今年もあまり豊作ではないねなどと同僚達と話していますが、時として質問者様の様な磨けば光る原石にも出会う楽しみもあります。それだけに厳しい言葉を連ねてしまったことをお詫び致します。 将来に教職を志望されるとのことであれば、一つだけ忘れて欲しくないことがあります。一枚の答案から生徒の声を細大漏らさず聴く、このスタンスだけは失わないでほしい。テストで点数を付け、それだけで生徒を評価するなら機械的な作業でしかありません。答案に表れていない「生徒の声」を聴くならば、やはり日常的に子ども達と接することが何よりのてがかりともなります。子ども達と遊ぶ、遊びながら、子ども達の目線や仕草を観察することで無意識の意識を読み取ることにもなるとの仕掛けが用意されていますので、是非そうした機会を求めていただけたらと存じます。 個人的にお話ししたければ、近々ブログを立ち上げる予定ですので、そちらにお越しいただければ茶飲み話の続きもできるかと存じます。不安かもしれませんが、必ず側にサポートしてくれる心強いTAもおりますのでそういった方々とのコミュニケーションを求めて下さい。Good luck!
その他の回答 (9)
- raski
- ベストアンサー率34% (140/403)
今の高校生の方はキェルケゴールとかかじらないんですか?ハイデガーは?ある意味尊敬します。そういうもの無しに受験勉強できるなんて。
補足
自分はたまたま世界史受験だったので名前だけは聞いたことがありますが・・・ マルクスやプラトンですら知らない高校生もいるくらいですからね。
- TANUHACHI
- ベストアンサー率31% (791/2549)
失礼、誤字がありましたので、お詫びして訂正致します。 >こうした基礎的なトレーニングもなされないままに、ポンッと退会の真っ只中に放り込まれたのでは哀れと言わざるもえませんが、 これは>こうした基礎的なトレーニングもなされないままに、ポンッと大海の真っ只中に放り込まれたのでは哀れと言わざるもえませんが、 でした。
- TANUHACHI
- ベストアンサー率31% (791/2549)
僕も大学教育に携わる者の端くれです。しかも文学部の歴史学科の教員です。そうした立場からお話しすれば「絶好の鴨が来た!」の状態です。 言葉は悪いかもしれません。また質問者様にはご不快かもしれませんが、敢えてもうしあげさせていただきます。「あなた、何のために大学の来たの?」これだけです。質問者様にはこれすらの問題に応えるだけの術も持ち合わせていない状態です。高校までは「点数を獲ること」が主眼でした。けれども大学以後は「自ら問題を立て、それに対する手掛かりと手段」を求め、第三者を説得するだけの論理構築を求められねばなりません。だからカルチャーショックを受けても当たり前の話です。 こうした基礎的なトレーニングもなされないままに、ポンッと退会の真っ只中に放り込まれたのでは哀れと言わざるもえませんが、これからは自分で切り開いていかねばならない厳しさをいち早く知ったとの点では評価もできます。 せっかく文学部の門を叩かれたのですから、文学系であるにせよ歴史学系であるにせよ、あるいは哲学系であるにせよ、「自身が4年間を通して付き合っていくことのできる相手」を探すことです。サラリーマン育成工場か何かと勘違いしているTOEICや資格取得なんぞはいつでもできることですから、それよりも大切な「なぜ?」との問いと思惟へのアプローチを求め、それを持ち続けていただければと存じます。 >何もかもやりたい ゲーテの作品で、ファウスト博士は「全てを知った」と豪語したが、実際には全てを知っていたわけでもなかったとの逸話もあります。まだ学問の森に踏みいるための前準備段階にいる質問者様はオムツの外れない赤子と同じです(お気を損ねたら申し訳ありません)。オムツが濡れたから換えてくれと泣き叫んでも、大人に「なぜ泣き叫んでいるのか」を伝えねば相手は解ってもくれません。中には奇特な人もいて「もしかしたら…」と手を差し伸べてくれる人もいるかもしれないが、それが果たして赤子の欲求を十分に満たしているかどうかもあやしい。 そんな右も左もわからない状態にあって高校上がりの学校秀才が何を不遜な言葉を口にしているのか、恥ずかしくはないのかと、僕は疑問を感じています。 もし質問者様がキェルケゴールの『あれかこれか』『人生行路の諸段階』を読んだら、それこそ地獄の底に突き落とされるほどの衝撃を受けるでしょう。一度お読みになることをお勧めします。精神的な意味で素っ裸になった己が姿を鏡に写してご覧なさい。迷った時には共同研究室を気軽に訪ねれば、そこにはTAと呼ばれるアドバイザーがいます。また大学によっては僕のような「よろず悩み相談室のヘンなおっさん」がいるケースも少なくありません。ヘンなおっさんは素っ裸の質問者様を全身で受け止めてやりたい。それほどに質問者様には可能性もあると感じています。だから余計に正直な姿を見ようとして話を聴いてみたくなりました。コーヒーでも飲みながら、ご自身の中にあるモヤモヤを言葉にしてみれば、解決の糸口は必ずあるはずです、それがご自身の内側にあるのか、外側にあるのかは別として。 追記。昨日、徒然なるままに夕刻を迎え、ふとテレビのスウィッチを入れましたら、池上明さんが意味深な質問を出演者及び視聴者に問い掛けていました。 「なぜ勉強するの?」、これを街頭でアンケート調査したところ、34パーセントの方が「そういわれてみれば、自分も解らないままに勉強させられてきた」とのデータが示されていました。僕にとっては「ああ、またか」として別段にショッキングでもありませんでしたが、それでもスタジオの出演者では尾木ママを除いて一様にショックを受けていた様子でした。自分にも心当たりはある、けれどもそれを自分の子どもにキチンと説明できるかと問われれば誰しも自信など持ち合わせてもいないでしょう。でも「考えること」が基本にあれば、こうした問い掛けに対して、それなりの答を示すことも可能なはずです。ご自身でぜひ答を見つけてください。そのためには道草も必要ですから。ヘンなおっさんの茶飲み話でした。
補足
大変参考になりました。 確かに自分は漠然と「みんなに乗り遅れたらまずい」、そういった思いで受験勉強をし、大学に入りました。今まで武道しかやってこなかったものですから、もともとは大学すらいく気もなかった人間です。学科の決定も、単に「数ある科目の中でも特に歴史が好きだったから」ということだけでした。 今、自分が本当にやるべきことが分かった気がします。
- tanuki4u
- ベストアンサー率33% (2764/8360)
第一志望の文学部に入れた というのであれば、文学部に入った目的をやるしか無いんじゃないの?
- wy1
- ベストアンサー率23% (331/1391)
要するに、あなたが大学で何かを自分から学び研究するような素質が無いのかな?
補足
そうだと思いますね。 高校までは大学すらロクに視野に入れてなかった人間ですから。
- airi_kashii
- ベストアンサー率10% (8/76)
日本の大学はカネばかりかかって、大した勉強をさせてくれません。 だからこそ、俺の場合は図書館に籠もった経験があります。数学専攻でしたが、 歴史、心理学、哲学など、本来ならば関係のない分野も勉強して、 バイトにも明け暮れた事で、一回留年すらしていますw 3年の後半になれば嫌でも就職活動をしなくてはいけません。何がしたいのかよりも、 時間は有限なので、卒業してどうしたいのか、そのために何が必要なのかを逆算して 考えるべきでしょう。結局、優先順位というヤツですな。 物事の中から優先順位を考えて戦略的に行動する、それは社会に出るといちばん 求められる要素です。
やれやれ。第二志望にしか受からず失意の質問もあれば,かたやこういう豪勢な質問もくるんだな 笑。 ・教員志望(たぶん英語,国語,地歴,公民あたり)なら,「教育心理」などの教職科目を計画的に履修しておくほうがいいです。こんなことは,すでに新入生ガイダンスで聴いたでしょう。 ・高校時代には勉強ができたんでしょうが,大学に入ってもその延長気分でいられるというのは,あなたの大学の教育が「手ぬるい」んでしょうね。そんな自信を粉砕する強烈なアッパーカットをくらわせない。いまは,ドロップ・アウトがでることをおそれて,どこも(ぼくの担当科目の多くも)そうなんですけど。だから,哲学書などの専門書を自力で読んで,「さっぱりわからん。こいつは宇宙人か?」という経験をしたほうがいいでしょう。そんな本は,図書館にいけば気が遠くなるほど並んでいます。 ・「資格がどうこう」と発言するのは,それだけのアホ。気にしないほうがいいです。
- nightcell01
- ベストアンサー率43% (471/1074)
(1)TOEIC800(10ヶ月) +(2)簿記2級(2ヶ月) +(3)Excel、PowerPoint(事務) (4)企業インターン (5)ビジネス書10冊、専門書10冊の読破 上記を入学後2年で完徹すること。大学生の読み書きそろばんみたいなもん。やれば誰でもできるし。 何でとりあえずこの5つなのか、まーめんどくせーのでいちいち話さないけど時々就職サイトや転職サイト見てごらん。そこの、(興味のある業界のの)「求める人材」と今の君の差がやるべきことだから。で何となくすべきことは予測立つと思う。 やりたい勉強がありすぎてと言うのもよーわからん。 まず数学を6月今日からやってみて飽きたら9月から哲学をやればいい。そうやって生きていけばいい。飽きなければ卒業するまで数学をずっとやればいい。 そんなもの誰にも強制されないし、代わりに誰も導いてはくれない。 例えば第一希望の就職面接が今週末で「やりたい勉強がありすぎてやれませんでしたわ」って言うの? 1週間後も3年後も大して変わらんよ。1週間後の積み重ねが3年後なんだから。 このまま行けば1週間後の君はただのあほだとしか思われんよマジで。 僕から見て今の君はただのアホだよ。マジで。 そして1週間後の君は恐らくアホだと予測できる。 1ヵ月後に急に変わるとも思えん。という事は1ヵ月後もアホだ。 となると1年後、3年後もアホだ。 となると君の大学生活や進路は大体、決まる。 1週間後の積み重ねが3年だ。 7日あるなら君の中での7日分を進めばいいだけ。人生はその繰り返しにすぎない。 ギャグだと思ってるかもしれないけど、1ヵ月後、1年後ヘタすれば今と同じ立ち位置にいるよ。 僕が君の友人なら、 とりあえず親のカネで全額でいいから、Helloだけ言って遊んでていいから海外行け、 とりあえずサークル入れ、1週間で辞めていいから。 って言うよ。それだけでも ネットとゲームやって企業や政治家のランキング作ってる奴よりずっと成長しちゃうから。
- raski
- ベストアンサー率34% (140/403)
他の方からも回答がつくと思いますが、大学は「勉強の仕方を学ぶ」所です。 だからといって何を勉強したらいいかどうやって勉強したらいいか自分で考えろと言われても手がかりがないと困惑しますよね。 では、なぜ、「勉強の仕方を学」ばなければならないか。 それは、大学を出たら、大卒に求められるのは「何か課題がある。これを解決するには何をどう学ばなければならないか」を自分で切り開く能力だということです。 いかがですか? もう少し進めましょうか。 教育者志望結構。 よき教育者になるには。 教育者として、課題に直面したときに何を手がかりにすればよいのか。 そのために学ばないといけないのはどんなことで、どう優先順位をつけるか。 例。数学は数字のトリックにだまされないため。英語はいい加減な日本語訳にだまされないため。 哲学が社会思想となり社会思想が政治によって承認されると政策となり、ここで必要とされる文化を次世代に伝える営みが「教育」と私は考えます。 さあ、そうすると英語、第二外国語、数学、政治学、哲学、経済学を何のためにどの程度までやらなければならないか見えてきませんか?法律学も少しやったほうがいいでしょうね。 目的をはっきりさせること、 優先順位を決めること、 そして優先順位の高いところに力を集中すること。 これが高校と違って自分で見つけなければならない点かと思います。 健闘を祈ります。 TOEIC何でやるんですか? どんな情報が嘘かどんな情報が信じられるか見分ける力がつけばまあ上等でしょう。 逆にみんながやってるからやるのでは後悔しませんかね。
お礼
もう参考になるような回答はないと思っていました。 非常にありがたく、胸に突き刺さりました。 今の自分と見つめあう機会を得られた気がします。 ありがとうございます。