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ヘッドフォンアンプ、ポータブル型と据え置き型の違い
音質は好みと言われているのですが、素人が聞いてもどちらのほうが圧倒的に良い、ということはあるのでしょうか。 例えば、ALO audioのRx mk2とAudinstのHUD-mx2ではどのような差があるのでしょうか。
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- nijjin
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ポータブル型は小型でバッテリーを内蔵し移動しながら使う 据え置き型はバッテリーが無くACアダプタやUSBで電源供給、大きさは自由 と用途が違うだけです。 ポータブルと据え置でどちらが上か下かというのはなく音質は製品次第です。 >例えば、ALO audioのRx mk2とAudinstのHUD-mx2ではどのような差があるのでしょうか。 Rx mk2はアナログ入力のみでバッテリー内蔵でウォークマンなどを聴きながら徒歩などでの移動ができます。 HUD-mx2はUSB入力・デジタル入出力・RCA出力がありアナログ入力はありません。 またバッテリーを内蔵していないのでオーディオプレーヤーを接続し聴きながら歩くといった事は単体ではできません。
- Tann3
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音質というより、用途の違いでしょう? ポータブルは、iPodをはじめとしたポータブル音楽プレイヤー用で、電源もバッテリー。 据え置き型は、通常のオーディオセット、PCオーディオなどでの使用で、電源もAC電源やUSBからの電源供給。 ぎ自分の使用用途に応じて選べばよいのでは? 音質が気になるなら、ご自分の耳で確認するのが最も確実です。「違いがある」というのは簡単に評価できますが、それは主に「キャラクターの違い」であって、「良い」「悪い」という評価は多分に個人的なものです。 ちなみに、私はどちらも聴いた経験はありません。
- HAL2(@HALTWO)
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ALO audio Rx mk2 も Audinst HUD-mx2 も聴いた事がないので、他の Headphone Amplifier にも共通する事を回答します。 全段真空管式の Headphone Amplifier を除いて現代の Headphone Amplifier はいずれも Ope'Amp' IC (Operation Amplifier Integrated Circuit) Chip を用いています。 Ope'Amp' IC Chip は安価な IC Chip 1 基だけで Stereo Headphone Amplifier となる上に Noise や歪率の点でも従来の Transistor 式 Amplifier とは桁違いの高性能を誇るものなのですが、物理計測上の性能がそのまま音質の良さには繋がらないのが Audio 世界の不思議なところでして、数ある Ope'Amp' IC Chip の中でも実際に聴き較べて回路を自作する Mania 達の間では「どの Ope' Amp' IC Chip をどのように用いるとどんな音質になるのか」という Report が数多く公開されています。 その中で共通する事柄に「Ope' Amp' IC Chip は 1.5V や 3V といった乾電池駆動 Level の電圧で駆動するよりも 9V 以上の電源で駆動した方が遥かに音質が良い」というものがあります。・・・大抵の Headphone Amp' 用 Ope'Amp' IC Chip は DC20V 強辺りが駆動電圧限界なので DC18V 以上で駆動させることはないものですが・・・。 私が愛用する STYLE AUDIO 社の CARAT TOPAZ SIGNATURE も購入当初は「えっ? DV6V 電源 Adapter を使うの?」と一瞬驚いたのですが、中を開けてみたら DC6V/DC12V Converter が入っていて Ope' Amp' IC Chip はちゃんと 12V で駆動されていたことからホッとしました(笑)。 乾電池でも DC1.2V の NiMH 充電池よりも DC1.5V の R (Manganese) 乾電池、更に 1.55V の LR (Alkaline Manganese) 乾電池の方が音が良く、数年前には Panasonic (だと思う) 辺りが電極部を改良して電圧降下が少ない新しい LR 乾電池を入れた PDA (Portable Digital Audio) 機と従来の LR 乾電池を入れた PDA 機を Vienna Philharmonic Orchestra の団員に聴き較べさせて「新しい LR 乾電池の方が音が良いという感想を得た」という広告を打っていた記憶があります。 DAC (Digital Analog Converter) Chip は DC3V 駆動でも良いのですが、Analog 信号を Headphone を駆動できる Power に増幅する Analog Amplifier Chip は最低でも DC9V で駆動して欲しいものです。 因みに電気の知識として「電圧=電流×抵抗」「電力=電圧×電流」は小中学校で習っている筈なのですが覚えていらっしゃいますか? 上記より「電流=電圧÷抵抗」「電力=電流×電流×抵抗」が導けますよね。 Impiedance 40Ω の Headphone に 2V の電圧をかけると電流は 2V÷40Ω=0.05A となり、電力は 0.05A×0.05A×40Ω=0.1W=100mW になります。 DC3V 駆動では元が 3V しかないことから増幅回路を通してもせいぜい 2V 出力ぐらいが限界ですので 40Ω の Headphone では 100mW、100Ωの Headphone では 40mW、250Ωの Headphone ではせいぜい 16mW が最大出力になります。・・・昇圧回路を用いて電源電圧を上げる事は可能ですが、Portable 機ではかさばってしまうのでそんな事はしていないでしょう。 つまり、元の電源電圧が充分に高くないことには最大出力を大きくすることができず、最大出力が大きければ大排気量 Engine の車がゆったりと坂道を高速で登れるように余裕を持って Power を出せるのに、最大出力小さければ 50cc Scooter で必死に坂道を登るようなことになってしまうわけです。・・・登るだけで精一杯ですので加速なんて無理ですよね(汗)。Headphone Amp' も大音量の重低音を連続して出そうにも軒並み腰砕けになってしまい Attack の遅い歪だらけで Boomy な音にしかならないなんて事にもなりかねません。 据え置き型 Amp' の Ope'Amp' IC Chip がどれほどの電圧で駆動されているかは開けてみない事には判らないものですが、AC/DC Adapter の DC 電圧以下で駆動させることはないでしょうから、少なくとも乾電池駆動の Portable Headphone Amp' よりは音質的に有利な筈です。 素敵な Audio Life を(^_^)/