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ヘッドホンアンプの購入を検討中!特性やUSB-DAC機能について教えてください
- ヘッドホン専用アンプの特性やUSB-DAC機能について教えてください。候補は4つありますが、どれが自分に合っているかわかりません。
- オーディオテクニカのATH-AD1000というヘッドホンを使用していますが、現在のPC接続では音が満足に出ません。音質向上を期待する場合、USB-DAC機能は必須ですか?
- 検討中のヘッドホンアンプ候補は、ラトックシステムのRAL-2496HA1、アイバッソオーディオのD2+HJBOA、オーディオトラックのPRODIGY CUBE、オーディンストのHUD-MX1です。予算は2万円前後です。
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>> PC(サウンドボード非搭載、マザーボードのもの)に接続して音質の向上を期待する場合USB-DAC機能というのは必須と考えていいのでしょうか? // もともとの音質はPCによりけり、ヘッドフォンアンプ(に内蔵されたUSBオーディオ機能)の音質も製品によりけり、なので、「あらゆるケースにおいて、USB-DAC機能がありさえすれば、絶対に音質が向上する」とまでは言い切れません。しかし、まあ、「期待はできる」とはいって良いでしょう。 >> どれがどういった特性があるのか // 上から順に行きましょう。 RAL-2496HA1は、あまり採用例のないUSBオーディオ用ICに、独自のプログラムを書き込んで作られています。もともとPC周辺機器メーカーとして有名ですが、社長がオーディオ好きのようで、科学的・技術的な裏付けをもって、まじめに開発されています。 iBassoは、いずれの製品も聞いたことがないので、何とも言い兼ねます。ただ、USB入力が16bit/48kHz止まりらしいので、おそらくUSBオーディオ用ICは、廉価な汎用品でしょう。積極的にはお勧めしません。 PRODIGY CUBEは、まったくお勧めしません。メーカーの商品紹介ページには「アナログ出力L,Rカップリング回路にはSANYO OS-CONを採用し」とありますが、このOS-CONというのは、SANYOが「カップリング回路への仕様を禁止する」と明言しています(素人の自作では裏技的な使い方がない訳ではありませんが、メーカーが商品としてこういう使い方をするのは感心しません。音質以前の問題です)。 HUD-MX1は、(PRODIGY CUBEと同じく)TENORというUSBオーディオ用ICを使っています。オーディオ用パーツをふんだんに使っていて、「いかにもオーディオやってるぞ」という音ですが、私にはやや装飾華美に聞こえます。もっとも、友人はこれを買って大満足していました。 この中では、RAL-2496HA1がいちばん「技術的に考えて音質が向上する方法」を追求したものだといえるでしょう。対して、HUD-MX1は、「オーディオ用パーツを大量に使えば良くなるだろう」といったノリを感じます。もちろん、結果的に心地良く聞くことができれば、別にどんなアプローチでも構わないとはいえます。 ご参考までに。
お礼
大変詳しく説明して頂きましてありがとうございます!!! ラトックかオーディンストのものにしようと思います。 大変参考になりました。ありがとうございました!!!!